信和建設、クラフトバンクと連携し協力会社の人手不足解消に向けた支援プログラムを開始
「人のよろこびを自分のよろこびとする」企業理念の実践へ。採用支援と業務効率化の両輪で、協力会社の施工力向上をサポート

信和建設株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役会長:前田裕幸、以下「当社」)は、建設会社向け業務管理ツール『クラフトバンクオフィス』を提供するクラフトバンク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:韓英志、以下「クラフトバンク」)と提携し、当社の協力会社を対象とした人手不足解消支援プログラムを開始いたしました。
当社は創業以来130年にわたり、「人のよろこびを自分のよろこびとする」という企業理念のもと、街づくり・建物づくりに取り組んでまいりました。この理念の実現には、建設を担う“建設職人”の存在が不可欠であるという認識のもと、協力会社の働きやすさと人材確保を支援する新たな取り組みに着手いたします。
背景と課題意識
現在、建設業界では職人不足が顕著となっており、特に中小の専門工事会社においては、若年層の採用難・定着率の低さ・現場作業の負担過多といった課題が深刻化しています。さらに、2024年より時間外労働の上限規制が適用され、全国の施工キャパシティは大幅に縮小。契約済みにもかかわらず未完了の工事総額は15兆円を超えると言われています。 このような状況下で、当社が掲げる「すべての人々が幸せになれる街づくり」を持続的に実現するためには、協力会社の経営基盤と人材基盤の両面からの支援が不可欠であると考え、本取り組みに至りました。
支援プログラムの概要
当社は、クラフトバンクと連携し、協力会社の施工力向上を目的とした支援を開始いたします。本プログラム実施にあたり、1社あたり100万円(最大10社、総額1,000万円)の支援金を拠出いたします。
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業務効率化ツール導入支援
クラフトバンクが提供する「クラフトバンクオフィス」導入に際し、当社が支援金を拠出。案件管理・日報・見積・請求・在庫管理などの業務を一元化することで、現場と事務双方の業務負担を軽減し、施工に集中できる職場環境づくりを支援します。 -
職人・作業員の採用支援
2022年7月以降、当社はクラフトバンクとの協業を通じ、建設業界に特化した採用ノウハウを蓄積してきました。これらのノウハウを活かし、協力会社に対して、求人票作成や求人媒体の運用、効果改善に関するアドバイスなどの支援を行います。さらに、信栄会(当社の協力会社会)専用の合同採用サイトを構築し、協力会社の採用活動を後方支援します。『クラフトバンク、創業130年の大阪・信和建設とDX人材活用において業務提携を開始』2022年7月1日

今後の展望
当社は、本プロジェクトを皮切りに、協力会社との共創によって地域の建設力を支え、持続可能なまちづくりを目指し、今後もさらなる支援メニューの拡充を検討してまいります。
創業以来掲げる「人のよろこびを自分のよろこびとする」という理念のもと、今後も事業に関わるすべての人々のよろこびの実現に向け、挑戦を続けてまいります。
会社概要
クラフトバンク株式会社
社名 :クラフトバンク株式会社
所在地 :東京都中央区日本橋久松町12-8プライム日本橋久松町ビル8F
設立 :2021年4月
代表者 :代表取締役 韓 英志
事業内容:建設業向け工事受発注プラットフォーム・工事会社向けのデジタル化支援事業
URL :https://corp.craft-bank.com/
信和建設株式会社
社名 :信和建設株式会社
代表者 :代表取締役会長 前田 裕幸
所在地 :大阪市中央区南船場1丁目18番11号 SRビル長堀 15F
設立 :1892年
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