モノマテリアル包材など環境配慮型の高機能フィルムをドイツ・タイで出展
環境問題の解決に向けて高機能で環境に配慮したパッケージを紹介
【グローバル市場への出展の背景】
海洋プラスチック等によるごみ汚染問題をきっかけのひとつとして、使用後のプラスチックを資源として再利用するリサイクルの取り組みが全世界で加速しています。特に、欧米のグローバルメーカーの多くは、環境方針としてパッケージをリサイクル可能にすることを宣言しています。その実現に向け、水蒸気や酸素のバリア性や耐熱性等を、リサイクルしにくい異なる性質の素材の複合で得るのではなく、リサイクルしやすいポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等の単一素材で実現する「モノマテリアル包材」の需要が高まっています。DNPは、独自の蒸着技術や成膜技術の強みを活かし、モノマテリアル包材をはじめとする環境に配慮した機能性フィルムの開発・提供を推進しています。
【海外の展示会に出展する製品と展示会について】
○DNPモノマテリアル包材 :
酸素や水蒸気のバリア性や耐熱性を兼ね備え、リサイクル性を高めた単一素材から成るパッケージ。本製品は、欧州の軟包装業界で循環型経済を推進するコンソーシアム、CEFLEX(A Circular Economy For Flexible Packaging)のガイドラインに準拠した設計が可能です。
○DNP透明蒸着フィルム IB-FILM®:
高いバリア性と透明性を兼ね備えた機能性OPPフィルム。
○ハイバリアアルミ蒸着フィルム:
アルミ箔の代替を可能とする高いバリア性と遮光性を兼ね備えたPP、PEの機能性フィルム。
■ドイツとタイで出展する展示会の概要
○interpack 2023
・会期 : 2023年5月4日(木)~10日(水)
・場所 : ドイツ・デュッセルドルフ
・公式WebサイトURL : https://interpack.messe-dus.co.jp
○第30回 ProPak Asia 2023
・会期 : 2023年6月14日(水)~17日(土)
・場所 : タイ・バンコク
・公式WebサイトURL(英語) : https://www.propakasia.com/ppka/2023/en/index.asp
【今後の展開】
DNPは常に事業活動と地球環境との共生を考え、持続可能な環境・社会・経済の実現を目指して、環境課題の解決に取り組んでいます。2020年には「DNPグループ環境ビジョン2050」を策定し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた取り組みを加速させています。今回の海外での出展を通して、環境に配慮した機能性フィルム・製品の認知を拡大して、さらなるグローバル展開を推進するとともに、国際的な課題である環境問題の解決につなげていきます。
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