事業共創カンパニーのRelic、仕様策定〜開発まで支援した、島根県内企業発の健康経営支援システム「Ciaeru」が提供開始
島根拠点メンバーを中心にプロダクト開発に従事、地方発ベンチャー企業とともに事業創出を実現

事業共創カンパニーである株式会社Relic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋貴朗、以下、Relic)は、開発支援を行った株式会社Canvas(本社:島根県松江市、代表取締役:元廣 惇氏、以下「canvas社」)の健康経営支援システム「Ciaeru(しあえる)」が4月にリリースしたことをお知らせします。
本サービスのリリースにあたりRelicは、開発要件・仕様の策定、プロダクト開発を支援しています。
なお、本サービスは、Relicが支援事業者として採択された、松江市の「Ruby City MATSUEプロジェクト2.0」の注力事項の一つである事業化支援をcanvas社が受け、事業化した開発プロジェクトです。
■Ciaeruサービス概要
本サービスは、企業へのアンケート結果から労働損失額やワークエンゲージメントなどの指標を算出し、健康経営の効果を可視化する支援システムです。アンケート結果・企業訪問によるフィジカルチェック・現場分析を一元管理し、従業員の健康状態を継続的にモニタリングすることが可能です。
また、作業療法士・理学療法士による実介入と組み合わせることで、健康経営の取り組みの効果をさらに高め、職業病などの健康課題の解決を図ります。従業員の健康増進を通じて、生産性向上・労働力確保・企業価値向上といった経営成果に貢献します。
サービスURL:https://www.canvas.co.jp/products/
<Relicが行った支援内容>
・既存業務フローの洗い出し、業務改革の方向性策定、新業務フローの設計
・サービス要件定義、技術選定・システムアーキテクチャの設計
・UI/UX設計とMVP(Minimum Viable Product)の開発
・初期ユーザーとのPoC(概念実証)の設計・実行支援
■支援背景
これまでの「Ruby City MATSUEプロジェクト」では、「人材育成」「企業誘致」「コミュニティ支援」の3本柱を中心に、プロジェクトをスタートした2006年から40社を超えるIT企業の誘致を実現しました。一方、育成された人材や集積された技術が松江発の事業として展開される機会が、予算や挑戦環境等により限られており、地域経済への直接的な貢献創出が課題となっていました。こうした課題を受け、島根に拠点を構えるRelicは、2023年8月に島根県松江市と地域イノベーションの推進に向けた連携協定を締結し、起業・創業および新規事業の創出支援を開始しました。
本プロジェクトにおいても、島根拠点に在籍する開発チームを中心に、共創型エンジニアリングサービス「Digital Innovation Studio」を通じて参画しています。Relicの共創型エンジニアリングサービスにより、事業側と開発側の認識を常にすり合わせながら、要件や仕様のアップデートにも即応。これにより、プロジェクト全体のスピードと品質を両立しています。
Relicは今後も、あらゆる挑戦者との共創を通じて、日本企業のイノベーション創出を加速すべく、プラットフォームとしての取り組みや機能を一層充実させてまいります。
参考:
事業連携協定の締結に関するプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000016318.html
「Digital Innovation Studio」について
「Digital Innovation Studio」は、Relicがこれまで培ってきた知見やノウハウ、テクノロジーやデザインを駆使し、新規事業のアイデア検証から事業化までを一気通貫で支援する共創型エンジニアリングサービスです。テクノロジー人材やクリエイティブ人材だけでなく、事業開発のプロフェッショナル人材が多く在籍するRelicが「新規事業×デジタル領域」において頻出する課題に対し最適な解決アプローチを提供することで日本企業のデジタル・イノベーションを加速し、成功確度を高めます。
公式サイト:https://relic.co.jp/services/dis/
グローカルイノベーション事業部について
地方発の起業・新規事業開発・事業再生とイノベーター人材の育成を専門的に支援する組織です。
これまでRelicが展開してきた16の都道府県の地方拠点活動による企業・自治体・金融機関・教育機関等との事業創出に関する連携強化に加え、イノベーター人材の発掘と育成、Relicの新規事業支援ソリューションを活用した地域事業の支援や地域特化型の事業創出プログラムの活性化など新規事業開発の実績と知見を基に、地方創生に取り組みます。
活動を通じて、グローバルな視点をもって地方発の世界に誇れる事業・会社の創出を目指します。
WEBサイト:https://relic.co.jp/company/branch_office/
■株式会社Canvas 会社概要
会社名:株式会社Canvas
代表者:代表取締役 元廣 惇
本社所在地:島根県松江市北陵町1 テクノアークしまね 南館
設立:2021年3月
事業内容:行政・企業・地域団体・個人に対してのヘルスケアサービスの提供、医療・保健に関する情報収集・分析・提供・営業・調査・マーケティング支援、医療・保健領域の人材育成や研修・セミナーの企画・運営、教育・コンサルティング業務
Canvasは、島根県発の中小企業の職業病に着目した健康経営支援事業を事業の中心とする「地域共創ベンチャー」です。これまで中小企業から大企業まで多くの企業に健康経営支援を提供し、全国法人会「健康経営大賞2022最優秀賞、2023優秀賞」の受賞歴を有しています。また、島根県のモデルをベースにして、フランチャイズを全国35エリアに展開しており、地方の産官学金を巻き込んだ事業展開が経済産業省 中小企業庁「地域課題解決事業推進に向けた基本指針」にてローカルゼブラ企業としてモデル掲載されました。今回のシステム開発を通じてより広くデータを活用した企業やFC企業のサポートを展開していきます。

株式会社Relic
会社名:株式会社Relic
代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
設立:2015年8月
事業内容:インキュベーションテック事業、事業プロデュース/新規事業開発支援事業、オープンイノベーション事業、イノベーター人材育成支援、地方創生・地域イノベーション事業、イノベーション・ワークプレイス事業
コーポレートサイト:https://relic.co.jp
事業内容:https://relic.co.jp/services/
Relicは、⽇本企業の新規事業開発やイノベーション創出を⽀援する「事業共創カンパニー」です。世界でも類を⾒ない新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、総合的かつ⼀気通貫で新規事業やイノベーション創出を⽀援する「事業プロデュース/新規事業開発⽀援事業」、スタートアップ企業への投資や⼤企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」という3つの柱となる事業を統合的に展開してまいりました。創業以来4,000社・20,000件以上の新規事業開発に携わってきた実績も含め、新規事業やイノベーションの共創や⽀援の分野において唯⼀無⼆の価値と意義、そして業界トップクラスの規模や成⻑を実現してきたリーディングカンパニーです。
従業員・拠点数・グループ社数ともに拡大しており、現在ビジネス職・開発職ともに積極的に採用募集しています。詳しくはRelic採用サイトをご覧ください。
<Relic採用サイト>
https://relic.co.jp/recruit/
<本リリースについてのお問い合わせ先>
株式会社Relic 担当:三上
TEL: 03-6455-7726
E-MAIL:info@relic.co.jp
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