川西市中心市街地に点在する未利用地有効活用の取り組みを進める/兵庫県川西市
コンセプトは「子育て・賑わいエリア」と「住居・福祉エリア」に
兵庫県川西市では、旧文化会館跡地をはじめ中心市街地に点在する未利用地の有効活用に向けた取り組みを進めています。
令和6年8月には、民間事業者との対話を通じ、市場性を把握する調査(サウンディング)を実施し、商業施設の誘致・付帯サービスなどの提案がありました。
また、10月には市民アンケートを実施し、子育て世代を中心に約650件の意見がありました。
これらの結果を参考にしながら活用コンセプトを設定するとともに、12月19日からは公募型プロポーザル募集要項を公表しており、コンセプトを実現するための取り組みを行う事業者を選定します。
兵庫県川西市では、旧文化会館跡地(建物付)、川西警察署前市有地(更地)、旧市役所分庁舎跡地(建物付)、旧川西北保育所跡地(建物付)、旧絹延団地跡地(更地)といった中心市街地に点在する未利用地の有効活用に向けた取り組みを進めています。
8月1日(木)から9日(金)には、令和6年度中に事業者選定に向けて着手する①旧文化会館跡地(丸の内町)、②川西警察署前市有地(火打1丁目)と、令和7年度以降に事業者を選定する予定の③旧市役所分庁舎跡地(出在家町)、④旧川西北保育所跡地(出在家町)、⑤旧絹延団地跡地(絹延町)をそれぞれAゾーン、Bゾーンに分け、民間事業者などとの対話を通じて未利用地の市場性を把握する調査(サウンディング)を行いました。その結果、15社からAゾーンは衣料品店、スーパーマーケット、飲食店、マンションなど、Bゾーンは飲食店、高齢者向け施設、障がい者支援施設、マンション、戸建てなどの誘致提案がありました。また、付帯サービスでは、キッズスペースなどの子育て支援、地元雇用などの賑わい創出、災害時の物資提供などの防災防犯、多文化交流スペースなどの総合福祉、再生可能エネルギーなどの環境保全、集会所・地域交流スペースなどの地域交流といった提案がありました。
10月1日(火)から18日(金)には市民アンケートを実施し、647件の回答がありました。
民間事業者からの提案と市民アンケートの意見を参考に、当該エリアのコンセプトをAゾーンは「子育て・賑わいエリア」、Bゾーンを「住居・福祉エリア」とし、併せて両エリアとも防災防犯・環境保全・地域活動の視点を持ち合わせたまちづくりをめざしていきます。
この設定したコンセプトを公募型プロポーザル募集要項の評価項目に反映し、12月19日(木)からは、コンセプト実現に向けた取り組みを行う民間事業者の募集を開始しています。
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