KDDIとパーソルワークスデザイン、ITインフラ運用業務のアウトソーシングソリューション提供に向け業務提携
~企業のDX推進に向けた人材効率化と、ITインフラ運用の品質向上・コスト削減に貢献~
■背景・課題について
・昨今、企業の情報システムにおいては、中核事業のDX化や働き方改革に伴うリモートワークの導入などの「攻め」と、ITインフラの運用・監視や情報セキュリティ対策などの「守り」を同時に進めていくことが求められています。
・「守り」の業務の中でも、企業内の通信ネットワークの運用・保守や、エンドユーザーからの問い合わせ窓口であるITヘルプデスクなどは、需要に関係なく一定の人員を確保する必要があります。一方で、新型コロナウイルス感染症の影響によるリモートワークの急増など、ITヘルプデスクへの問い合わせ需要の増加に対して、突発的な増員などの対応は難しく、コストと品質維持の両立は大きな課題となっています。
・さらに、情報システム部門の人員リソースに限りがある中で、企業の「攻め」の中心を担うDX推進人材は大幅に不足(注1)するなど、ITインフラの運用負荷削減による効率的な人員配置・人材シフトも課題になっています。
■業務提携内容
これらの課題に対応するため、さまざまな通信ネットワークの提供・監視・運用のノウハウを持つKDDIと、ITヘルプデスクの運用やコンサルティング、スタッフ教育などの豊富なノウハウと実績を持つパーソルワークスデザインは、以下の通り業務提携しました。
1.ITインフラ運用業務のワンストップでのアウトソーシング提供
・両社のセンターを一体的に運用することで、問い合わせ対応から実際のトラブル解決に至るまでをワンストップで対応することが可能になります。これにより、業務ごとのアウトソーシングと比較して迅速な状況把握やトラブル解決などが可能になり、運用品質が向上します。
・また、両社のセンターで問い合わせ需要の増加に伴う増員などの対応も柔軟に対応できるため、企業の事業継続にも貢献します。
・さらに、企業ごとに異なる運用上の課題に対し、両社のナレッジやノウハウを活かすことができるため、コストを抑えたアウトソーシングの提供が可能になります。これにより、情報システム部門のアウトソーシングを促進し、企業の運用にかかる人員効率化やコスト削減を行うことができるため、DX推進などの戦略的な業務への人材シフトも可能になります。
2.オペレーターの需要予測や採用・教育での協力
・両社が協力し、オペレーターの需要を予測することにより、本ソリューションの提供前から人材を確保するリソースプールを構築します。これにより、お客さまへの迅速なアウトソーシングの提供が可能になります。
・また両社は、本ソリューションの提供に必要な教育カリキュラムの整備など、採用や教育でも協力します。これにより、高品質なオペレーター対応の提供に加え、パーソルワークスデザインのアウトソーシングセンターの所在地である宮崎県と長崎県において、未経験者などの幅広い人材の雇用が可能になり、地域経済の活性化を支援します。
両社はアウトソーシングソリューションの提供を通じて、企業のITインフラの運用コストの削減、企業のDX推進のための中核事業への人材シフトを支援します。
本ソリューションの詳細および小田急電鉄株式会社様(本社:東京都新宿区、取締役社長:星野 晃司、以下 小田急電鉄様)での先行事例については、別紙をご確認ください。
<別紙>本ソリューションについて/導入事例
https://prtimes.jp/a/?f=d16451-20200630-8452.pdf
アウトソーシングソリューション
https://biz.kddi.com/service/security-managed/network-management/#a_2
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