アクセンチュア テクノロジービジョン2023を発表――現実とデジタルの融合が進む中、ジェネレーティブAIがビジネスの新時代を切り開くと予測

最新調査により、テクノロジーが働き方や生活にもたらす変革を考察/アクセンチュア、お客様やパートナー向けにジェネレーティブAIの専門チームを創設

アクセンチュア株式会社

【ニューヨーク発:2023年3月30日】
アクセンチュア(NYSE:ACN)は、世界のテクノロジートレンドに関する最新の調査レポート「Accenture Technology Vision 2023(以下、テクノロジービジョン2023)」を発表しました。「テクノロジービジョン2023」では、現実空間とデジタル空間が密接につながり合っていく中、ジェネレーティブAIをはじめとした先進的なテクノロジーがビジネスの新時代を切り開きつつあることを明らかにしています。

 

今回のレポートでは、「アトムとビットが出会う時 – 新たな現実世界の礎を築く(When Atoms Meet Bits: The Foundations of Our New Reality)」と題し、企業が今まさに事業の再創造を加速させようとする中で、現実とデジタルの融合を促すテクノロジーのトレンドを定義しました。

アクセンチュアのテクノロジー担当グループ・チーフ・エグゼクティブであるポール・ドーアティ(Paul Daugherty)は次のように述べています。「今後10年間の世の中を形作るものは、クラウド、メタバース、AIという3つの主要なテクノロジートレンドであり、こうしたトレンドによってデジタル空間と現実空間の垣根は総じて取り払われていくでしょう。ジェネレーティブAIが広範にインパクトをもたらす一方で、データ活用や人材育成、ならびに自社特有のニーズに合わせた基盤モデルの構築には多大な投資が必要となることから、企業のリーダーは、自社の企業理念の実現に向けて今すぐ取り組みを開始する必要があります」

ChatGPTの急速な浸透により、人間の能力を拡張する技術としてジェネレーティブAIが世界的に注目されています。アクセンチュアでは、全労働時間の40%において言語ベースのAIによるサポートや補強が組み込まれると予測しています。今回の調査では、経営幹部の98%が「今後3~5年の間にAI基盤モデルが自社の戦略において重要な役割を担う」と回答しました。
 

 
テクノロジービジョン2023では、現実とデジタルが融合した新たな「共有現実(Shared Reality)」を創り出す上で重要となる4つのテクノロジートレンドを定義しました。

ジェネレーティブAI(Generative AI)
今回の調査では、企業経営層やIT担当幹部の98%が「ジェネレーティブAIを人間の能力を拡張するための伴走者、クリエイティブパートナーやアドバイザーとして活用することで、クリエイティビティやイノベーションが大幅に進展する」と回答し、95%が「ジェネレーティブAIにより企業におけるインテリジェンス活用の新時代が到来しつつある」と回答しました。

デジタルアイデンティティ(Digital identity)
デジタル上のユーザーやアセットを認証する機能は、デジタル空間と現実空間を行き来するための基盤として欠かせません。今回の調査では、85%がこうした機能の構築は「単なる技術的な課題ではなく、戦略的な優先事項である」と回答しています。

私たちのデータ(Your data, my data, our data)
企業がデータについて理解しない限り、AIの潜在価値を最大限に引き出すことはできません。必要なことは、データのサイロ化を解消し、自社のデータ基盤を現在の技術を活用して刷新することです。今回の調査では、90%が「業界を超えて、データの透明性が競争上の重要な差別化要因になっている」と回答しました。

フロンティアの果てへ(Our forever frontier)
サイエンス領域とテクノロジー領域では、相互に進化を促し合いながら、双方向にフィードバックを繰り返すスピードを速めています。今回の調査では、75%が「サイエンスとテクノロジーの組み合わせは世界が直面している深刻な社会課題の解決に貢献しうる」と回答しました。

 

多次元クリエイティビティの例:アクセンチュアの投資プログラム「プロジェクト・スポットライト」に参画しているLooking Glass社の技術を使うと、AIが生成した画像を、デバイスを問わずインターネットへの埋め込みや共有ができるリアルな3Dフォーマットに変換が可能

アクセンチュアは、長年の研究や業務に基づき、全社横断型のチーム「Generative AI and Large Language Model (LLM) Center of Excellence」を創設しました。本チームでは、ジェネレーティブAIの専門家1,600人が所属するほか、アクセンチュア全体で40,000人を超えるAIやデータの専門家が有する知見や経験を活用します。また、アクセンチュアは、ジェネレーティブAIや大規模言語モデルに関する詳細な調査結果をまとめたレポート「A New Era of Generative AI for Everyone」を発行し、経営幹部がジェネレーティブAIを活用して創造的破壊をもたらすための実践的な知見を提供しています。

アクセンチュアは、ビジネスと産業界に破壊的な変革をもたらすテクノロジートレンドを見極めるべく、23年にわたり、あらゆる企業活動の領域に対して系統的な考察を行ってきました。今年のレポートの詳細については www.accenture.com/jp-ja/insights/technology/technology-trends-2023 を参照するか、Twitterでハッシュタグ #TechVisionを検索してスレッドをフォローしてください。

調査方法について
アクセンチュアは、今回の調査にあたり、研究機関、ベンチャーキャピタル、ベンチャー企業に在籍する25名以上の有識者で構成される外部諮問委員会から知見を収集しました。同時に、アクセンチュア・リサーチは、日本を含む世界34カ国、25の業界にわたる4,777人の上級役職者や役員を対象に調査を行いました。調査は2022年12月から2023年1月の間に実施されました。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、世界有数のプロフェッショナル サービス企業です。アクセンチュアは、世界をリードする企業や、行政機関をはじめとするさまざまな組織の中核にデジタル技術を実装することで、組織運営を最適化し、収益を拡大させ、また市民サービスの向上にも貢献するなど、お客様に対して目に見える成果を圧倒的な規模とスピードで創出しています。 アクセンチュアでは、優れた才能でイノベーションを主導する738,000人もの社員が120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。 また、テクノロジーが変革の成否を分ける時代において、世界中のエコシステム・パートナーとの緊密な連携を図りつつ、業界ごとの比類のなき知見、専門知識や、グローバル規模のデリバリー能力を最適に組み合わせながらお客様の変革を支えています。アクセンチュアは、ストラテジー&コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズ、インダストリーX、アクセンチュア ソングの領域をまたぐ、幅広いサービス、ソリューションやアセットを活用して成果につなげています。アクセンチュアでは、成功を分かち合う文化や、360度でお客様の価値創造を図ることで、長期にわたる信頼関係を構築しています。またアクセンチュアは、お客様、社員、株主、パートナー企業、社会へ提供している360度での価値創造を、自らの成功の指標としています。
アクセンチュアの詳細は http://www.accenture.com/us-en を、
アクセンチュア株式会社の詳細は http://www.accenture.com/jp-ja をご覧ください。

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会社概要

アクセンチュア株式会社

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
電話番号
-
代表者名
江川昌史
上場
海外市場
資本金
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設立
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