FRONTEO、AI医療機器における秘密計算技術の導入に向け新規セキュリティシステムの開発を開始
医療情報の取り扱いに対応する高水準のセキュリティ構築へ
株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下FRONTEO)は、このほど、秘密計算の技術開発を開始しました。
秘密計算とは、データを秘匿化(暗号化)した状態のままで計算・解析を行う技術です。従来、データ活用においては、収集された生データは情報保護のために秘匿化した状態で保存されるものの、解析や統計処理、機械学習などに利用する際は、それらを元の生データの状態に戻す必要がありました。そのため、この段階での情報漏洩や不正利用のリスクを根絶することができない点が課題となっていました。これに対し、秘密計算では、秘匿化したデータのまま情報処理を行うため、そうしたリスクが生じる可能性がなく、データの機密性をすべてのプロセスで確実に維持することができます。
FRONTEOは、現在臨床試験中である「会話型 認知症診断支援AIプログラム」をはじめとするAI医療機器や、医療情報解析AIシステム、創薬支援AIシステムなど、言語系AIを中核とした開発・運用を行っており、診療場面における問診・会話情報や電子カルテの記載情報、製薬企業・アカデミアの持つ研究データといった複雑で高度な医療情報を取り扱います。これら医療情報は、個人情報や機密情報を含んでおり、その取り扱いには厳重な管理体制と高度なセキュリティ水準が求められます。
FRONTEOは、秘密計算技術の導入により、データの機密性を確保し、患者・医療機関・企業などのデータ保有者が安心してデータを提供できる環境を構築します。
■会話型 認知症診断支援プログラムについて
URL: https://lifescience.fronteo.com/aidevice/dementia/
会話型 認知症診断支援プログラム(AI医療機器)は、FRONTEO独自の自然言語解析AI「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」を利用し、患者と医師との間の5〜10分程度の日常会話から認知機能障害をスクリーニングできるプログラムです。本プログラムは、超高齢化社会を迎える日本において重要な課題である認知症対策に加え、遠隔医療を始めとするデジタル医療の進展や医療の効率化・標準化などの点において貢献できるものと考えています。FRONTEOでは、CNS(中枢神経領域)トータルソリューションカンパニーを目指す共和薬品工業株式会社と2020年6月に事業提携契約を締結し、医療現場への早期実用化、早期市場浸透を目指しています。 特許登録番号:特許第6733891号
■Concept Encoderについて
URL:https://lifescience.fronteo.com/technology/conceptencoder/
「Concept Encoder」は、FRONTEOがライフサイエンス分野に特化して開発した自然言語解析AI(人工知能)です。自由記述のテキストデータを大量に含むメディカルデータを、エビデンスに基づいて有効に解析・活用することを目的に2018年に開発しました。Concept Encoderはテキスト以外のデータとの共解析も可能であり、ライフサイエンス領域に蓄積されてきた遺伝子発現情報・バイタルや各種検査値などの数値データとの共解析の研究を進めています。特許登録番号:特許第6346367号
■FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT」と「conceptencoder」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子証拠開示)」や、「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培ったAI技術をもとに、2014年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、OSINTへと事業のフィールドを拡大し、AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。2021年1月13日第一種医療機器製造販売業許可(許可番号:13B1X10350)を取得。資本金2,973,975千円(2021年3月31日現在)。
※FRONTEO、conceptencoder、KIBITはFRONTEOの日本における登録商標です。
FRONTEOは、現在臨床試験中である「会話型 認知症診断支援AIプログラム」をはじめとするAI医療機器や、医療情報解析AIシステム、創薬支援AIシステムなど、言語系AIを中核とした開発・運用を行っており、診療場面における問診・会話情報や電子カルテの記載情報、製薬企業・アカデミアの持つ研究データといった複雑で高度な医療情報を取り扱います。これら医療情報は、個人情報や機密情報を含んでおり、その取り扱いには厳重な管理体制と高度なセキュリティ水準が求められます。
FRONTEOは、秘密計算技術の導入により、データの機密性を確保し、患者・医療機関・企業などのデータ保有者が安心してデータを提供できる環境を構築します。
■会話型 認知症診断支援プログラムについて
URL: https://lifescience.fronteo.com/aidevice/dementia/
会話型 認知症診断支援プログラム(AI医療機器)は、FRONTEO独自の自然言語解析AI「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」を利用し、患者と医師との間の5〜10分程度の日常会話から認知機能障害をスクリーニングできるプログラムです。本プログラムは、超高齢化社会を迎える日本において重要な課題である認知症対策に加え、遠隔医療を始めとするデジタル医療の進展や医療の効率化・標準化などの点において貢献できるものと考えています。FRONTEOでは、CNS(中枢神経領域)トータルソリューションカンパニーを目指す共和薬品工業株式会社と2020年6月に事業提携契約を締結し、医療現場への早期実用化、早期市場浸透を目指しています。 特許登録番号:特許第6733891号
■Concept Encoderについて
URL:https://lifescience.fronteo.com/technology/conceptencoder/
「Concept Encoder」は、FRONTEOがライフサイエンス分野に特化して開発した自然言語解析AI(人工知能)です。自由記述のテキストデータを大量に含むメディカルデータを、エビデンスに基づいて有効に解析・活用することを目的に2018年に開発しました。Concept Encoderはテキスト以外のデータとの共解析も可能であり、ライフサイエンス領域に蓄積されてきた遺伝子発現情報・バイタルや各種検査値などの数値データとの共解析の研究を進めています。特許登録番号:特許第6346367号
■FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT」と「conceptencoder」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子証拠開示)」や、「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培ったAI技術をもとに、2014年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、OSINTへと事業のフィールドを拡大し、AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。2021年1月13日第一種医療機器製造販売業許可(許可番号:13B1X10350)を取得。資本金2,973,975千円(2021年3月31日現在)。
※FRONTEO、conceptencoder、KIBITはFRONTEOの日本における登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像