どんな時にキャッシュレス決済を利用している？第2位は「外食費」、第1位は？

株式会社フォーイット

2024年6月26日 08時10分

パフォーマンステクノロジーネットワーク「afb（アフィビー）」< https://www.afi-b.com/ >の開発運用をおこなう株式会社フォーイットは、全国の20代～60代までの男女500人を対象にキャッシュレス決済に関するアンケートを実施し、年代別等の特徴についてまとめました。

本プレスリリースの転載ではなく、記事内容/グラフ/データなどを引用される際は、必ず下記リンクを出典元としてご記載いただくよう何卒ご協力お願い申し上げます。

https://www.afi-b.com/beginner/archives/tsushin/14602/

（nofollow属性不可）

【調査概要】

対象者：20歳～69歳の男女

サンプル数：500人

居住地：全国

調査方法：ネットリサーチ

アンケート実施日：2024年6月5日

【質問：何の支払いの際にキャッシュレス決済を利用していますか？】

（※複数回答可、ただし「キャッシュレス決済は利用していない（すべて現金）」を選択した場合は単一回答）

質問に対しての回答選択肢は以下

1．食費

2．外食費

3．住宅費

4．光熱費

5．通信費

6．交通費

7．被服費

8．教育費

9．医療費

10．娯楽費

11．雑費

12．その他（入力してください）

13．キャッシュレス決済は利用していない（すべて現金）

全体

キャッシュレス決済、「食費」の支払いでの利用がトップ

全国の20代～60代の男女を対象に、「何の支払いの際にキャッシュレス決済を利用していますか？」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「食費」で66.2%でした。次いで、「外食費」が50.4%、「娯楽費」が38.8%で続くという結果になりました。また、「その他」として旅行の予約などの回答が得られました。「キャッシュレス決済は利用しない（現金のみ）」と回答した方は10.2%となっています。

男女別

男性は「外食費・娯楽費」、女性は「被服費」での利用率高

男女別で見ると、キャッシュレス決済を利用している方の割合は男性の方がやや多いという結果になりました。その中でも、「外食費」や「娯楽費」、「通信費」で差が大きくなっていることが分かります。その一方で、「被服費」では唯一女性の回答が上回りました。総務省統計局が発表している「家計消費単身モニター調査」によると、男性に比べて女性の方が「被服及び履物」に使う金額が多い傾向にあることが明らかになっており、必然的にキャッシュレス決済を利用している方の数も多くなっているのかもしれません。

参考：総務省統計局「家計消費単身モニター調査」（2024年4月）

年代別

年齢とともにキャッシュレス利用増加傾向に　20代では「教育費」での利用も

年代別で見ると、キャッシュレス決済を利用している方の割合は年代が高くなるにつれて増加していることが分かりました。ただ、20代では「教育費」と回答した方が8.0%おり、学費や教材費、オンライン学習アプリの支払いなどにキャッシュレス決済を利用している方が一定数いる可能性が伺えました。

未婚・既婚別

既婚者で生活関連費での利用率高

未婚・既婚別で見ると、キャッシュレス決済を利用している割合は既婚者の方がやや多いことが分かりました。最も差が大きかったのは「光熱費」で既婚者の回答が約17％高くなっています。結婚して世帯を持つと、単身世帯と比較して必然的に光熱費も高くなることから、還元されるポイントが多くなるなどさまざまな面でメリットがあるキャッシュレス決済を利用していると推察されます。その他にも、家族割引などのお得なサービスがある「通信費」などで既婚の方の回答が多くなっています。

キャッシュレス決済は店舗での支払いだけでなく、税金や公共料金の支払いにも利用できるため利便性が高く、多くの方が利用されているかと思います。また、ポイントの還元率が高くなるなどのお得なキャンペーンが実施されることもあります。さまざまな理由からなかなかキャッシュレス決済の利用に踏み切れないという方も、ぜひこの機会にキャッシュレス決済をはじめてみてはいかがでしょうか。