タレントマネジメントシステムなどを運営のサイダスが、クラウドリスク評価「Assured」を導入

〜Assuredを通じ、セキュリティチェックシート対応を効率化〜

Visionalグループのビジョナル・インキュベーション株式会社（所在地：東京都渋谷区 / 代表取締役社長：村田 聡）は、クラウドリスク評価「Assured（アシュアード）」（https://assured.jp/ja/　以下、Assured）が、株式会社サイダス（本社：沖縄県那覇市 / 東京オフィス：東京都港区、代表取締役：松田 晋、以下 サイダス）に導入されたことをお知らせします。

サイダスでは、「明日が楽しみになる世界をつくる。」をミッションに、人材データプラットフォーム「CYDAS」を提供しており、かねてよりISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）の取得をはじめ、情報セキュリティの向上に取り組んでおります。この度、自社セキュリティの更なる向上と、顧客との信頼構築を円滑化することで、より安心・安全かつ迅速なサービス提供を実現する手段として、Assuredの活用を開始しました。

• 導入背景

サイダスでは、人材情報の一元化やデータ分析など従来のタレントマネジメント分野の機能はもちろん、人事申請、社内コミュニケーションにいたるまで、「働く」をスムーズにする様々な領域をカバーした人事システム「CYDAS PEOPLE」を提供しています。顧客の社員情報を扱うことから、プライバシーマーク及び、ISO27001認証（ISMS認証）を取得し、セキュリティ対策について真撃に向き合ってきました。

サービス提供が拡大するにあたり、お客様からセキュリティに関して質問を受ける機会が増え続け、その対応を巡って以下のような問題がありました。

・顧客ごとに独自のセキュリティチェックシートが存在し個別対応が必要
・個社ごとに質問内容が異なるため、都度内容の確認が必要となり記入に工数がかかる
・自社のセキュリティ情報の変更時、最新情報をお客様に共有する仕組みがない
・個社ごとの回答内容が分散してしまい、情報の一元化を図りにくい

上記を解決するべく、Assuredを導入いただきました。
 

• Assuredの選定理由 

サイダスでは、セキュリティ情報を一元的に集約し開示することを検討するなか、以下を重要視していました。
・プライバシーマーク、ISO27001,ISO27017等の第三者認証が求める要求事項に応えられること
・顧客に対して常に最新の情報をお届けできる仕組みを有すること
・セキュリティ情報という特性上、不特定多数に公開されないこと

加えて、Assuredは国内外のガイドライン・フレームワークに基づき設計され、セキュリティの専門資格を有するリスク評価チームによる第三者視点で確認されていることから、クラウド利用企業の立場からも妥当性を感じていただきやすいと判断いただき、Assuredを選定いただきました。
 

• Assured導入後の効果

以下のような改善効果が見られ、大幅な工数削減と運用方法の改善に至りました。

・個別の対応件数が減少
　- Assured内の情報を開示することで、個別のセキュリティチェック対応件数が減少
・定期的なセキュリティチェックの仕組み化による工数削減
　- Assured内の情報を更新すると、取引先に自動で最新情報が共有されるため、定期的なリスク評価に対応するコストが削減し、迅速に情報共有が可能に
・情報共有の効率化
　- 一度Assuredに情報登録した後は、URLを共有するだけで情報の開示が可能

また、Assured固有の以下機能について、実用性が高いものとして評価いただきました。

・セキュリティチェックシートを複数名で一元管理できる機能
　- 情報の更新・管理に費やす工数の削減が可能
・情報公開の承認制
　- セキュリティ情報の提供は場合によりリスクになり得ます。Assuredの「承認制のセキュリティ情報開示機能」により、リクエストを受けた際にセキュリティ情報の公開有無をクラウド事業者側で判断できるため、安全かつ効果的に自社サービスの安全性を取引先に伝えることが可能
 

• Assuredについて​

Assuredは、国内外のクラウドサービスのセキュリティリスク評価情報を一元化したデータベースです。これにより、従来クラウドサービス利用企業・提供企業間で個別に行われてきたリスク評価業務を削減し、安全なクラウド利用・提供を促進いたします。

 

 

• Assuredがクラウドサービス事業者様に提供する機能

国内外のクラウドサービスのセキュリティリスク評価情報を一元化するため、Assuredは以下の機能をクラウドサービス提供企業様に対し無償で提供しています。

1. 自社サービスのセキュリティセルフチェック機能
2. 自社サービスのセキュリティ情報の一元管理・共同編集機能
3. クラウド利用企業に対する情報共有・公開範囲設定機能

 

 

参考：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000322.000034075.html
 

• 株式会社サイダス 情報システム リーダー　粟國 成起 氏　コメント

お客様・弊社共に負担を最小に抑えながら最新のセキュリティ情報を授受できる仕組みを探していた中、画期的なアイデアでその課題解決に取り組んでいる「Assured」に出会い、導入に至りました。

「Assured」を利用する価値は、当社に限らず多くのクラウド事業者にも共感する部分があると実感しており、従来から、様々な企業における課題となっている「セキュリティチェックシート」への対応負荷について、「Assured」が根本から解決していき、クラウド事業者、利用企業の双方にとってよりよい方向へ推進していくことに期待しています。

今後ともクラウドリスク評価のリーディングカンパニーとして「Assured」の益々のご活躍を祈念致しております。
 

• ビジョナル・インキュベーション株式会社 Assured事業部 事業部長 大森 厚志　コメント

サイダス様はAssured事業を構想していた頃よりサービスのコンセプトとビジョンに共感をいただいており、サービスリリースの後も実際にご活用いただき応援のコメントをいただけること、大変光栄に感じております。
粟國様のお言葉にもございますように、セキュリティチェックを巡る課題はクラウド事業者様共通のものと感じておりますので、引き続きサービスを磨き、多くのクラウド利用企業様・クラウド事業者様のお役に立てるサービスへと育ててまいります。


【株式会社サイダスについて】
サイダスは、クラウドサービス「CYDAS PEOPLE」を提供する2011年10月創業のシステムベンダーです。サイダスのシステムは人事や経営層だけでなく、会社にいる全員で組織を強くする人材情報基盤として、多くの企業に採用いただいており、国内のタレントマネジメント分野の先駆者として、いち早く実績を重ねています。
URL：https://www.cydas.com/

【クラウドリスク評価「Assured（アシュアード）」について】
Assuredは、国内外のクラウドリスク評価情報を一元化したデータベースです。セキュリティの専門資格を保有するリスク評価チームが、主要なセキュリティガイドラインやフレームワークに基づき調査した最新のセキュリティリスク評価情報を提供します。これにより、各社が独自で行ってきたクラウドリスク評価業務を効率化し、企業の安全なクラウド活用を実現します。
URL：https://assured.jp/ja/

【ビジョナル・インキュベーション株式会社について】
「新しい可能性を、次々と。」をミッションとするVisionalグループの新規事業開発を担う。脆弱性管理クラウド「yamory（ヤモリー）」、クラウド活用と生産性向上の専門サイト 「BizHint（ビズヒント）」、クラウドリスク評価「Assured（アシュアード）」を運営。2020年2月、グループ経営体制への移行にともない、株式会社ビズリーチの新規事業開発組織を分社化し新設。
URL：https://visional.inc/visional-incubation/

【Visionalについて】
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略（HCM）エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。
URL：https://www.visional.inc/ja/index.html