スペラファーマ株式会社、「日本プロセス化学会2025サマーシンポジウム」に出展、ポスター発表
スペラファーマ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岩城 慶太郎)は、2025年7月24日(木)~7月25日(金)にタワーホール船堀にて開催されます「日本プロセス化学会2025サマーシンポジウム」に出展いたします。
展示ブースでは、原薬プロセス開発、中間体製造、結晶多形スクリーニング、3D ED/MicroED結晶構造解析、ニトロソアミン類サンプル合成などの受託サービスについて、紹介いたします。また、同社の製薬研究所 中井 啓陽が「ニトロソアミン原薬関連不純物(NDSRIs)標準サンプル合成業務に対する3D ED/MicroEDの構造決定力」と題したポスター発表を行います。
開催概要
名 称:日本プロセス化学会2025サマーシンポジウム
日 程:2025年7月24日(木)~7月25日(金)
会 場:タワーホール船堀(東京都江戸川区船堀4-1-1)
主 催:日本プロセス化学会
協 賛:有機合成化学協会、分離技術会
協 力:化学工業日報社
U R L :https://cdsympo.com/process2025/index.html
ポスター発表
演 題:2P-15「ニトロソアミン原薬関連不純物(NDSRIs)標準サンプル合成業務に対する
3D ED/MicroEDの構造決定力」
演 者:中井 啓陽*1、江島 佑紀*1、菊池 貴*2、三木 邦力*1、山野 光久*1
*1 スペラファーマ株式会社 *2 株式会社リガク
概 要:近年、製薬業界において深刻な課題として注目されているのが「ニトロソアミン類に関する安全性問題」です。特に、医薬品原薬および製剤中に微量混入する可能性のある低分子ニトロソアミン類、ならびに原薬由来のニトロソアミン関連不純物(NDSRIs)に対するリスクアセスメントが、各国規制当局より強く求められています。ここで最も重要な活動の1つが、実際の標準サンプル合成です。しかしながら、ニトロソアミン類は主に窒素および酸素原子から構成されており、従来の1H-,13C-NMRといったルーチンの分析手法では、構造の特定が困難です。そこで今回我々は、3D電子回折(3D ED / MicroED)技術を駆使し、各種NDSRIsの迅速な構造決定を実現しました。本技術の導入により、リスクアセスメントの信頼性向上と規制対応の効率化に大きく貢献できることを、実例を交えて報告いたします。
日 時:2025年7月25日(金)
【参考】

スペラファーマ株式会社 会社概要
会社名:スペラファーマ株式会社
所在地:大阪府大阪市淀川区十三本町二丁目17番85号
(武田薬品工業 大阪工場内)
代表者:代表取締役社長 岩城 慶太郎
設 立:2017年(平成29年)4月20日
U R L :https://www.spera-pharma.co.jp/
事業内容:医薬品のCMC研究開発及び製造受託事業
【本件に関するお問い合わせ先】
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