アドエビス、AI推定クロスデバイス分析をリリース。日次更新でデバイスを横断したユーザー行動を分析し、スピーディーな意思決定を実現

株式会社イルグルム

2024年11月1日 11時00分

株式会社イルグルム（本社：大阪府大阪市北区代表取締役：岩田進、以下「イルグルム」）が提供する広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」は、デバイスやブラウザを横断してユーザーの行動を可視化する機能「クロスデバイス分析」において、日次で分析を可能とする「AI推定クロスデバイス分析」を2024年11月1日（金）に提供開始いたします。「AI推定クロスデバイス分析」の提供によりデバイスやブラウザを横断した広告の費用対効果の可視化やカスタマージャーニーの正確な把握が可能となり、企業のデータドリブンマーケティングを支援し、スピーディーな意思決定を実現します。

開発背景

デバイスの急速な普及により、ユーザーがパソコン、スマートフォン、タブレットなど複数のデバイスやブラウザ、アプリを使用してWebコンテンツを利用することが一般的となりました。これに伴い、Webマーケティングにおいても、ユーザーが複数デバイスを横断するケース（クロスデバイス）やSNS広告やアプリ広告からアプリ内ブラウザに移動してコンバージョンするケース（クロスブラウザ）が増加しています。さらに近年ではプライバシー保護の観点からトラッキング規制の強化が進んでおり、同一ブラウザ内であってもデータが分断されることがあります。

このような状況下では、コンバージョンの正確な計測ができず、広告予算の適切な配分が困難です。そのため、クロスデバイスおよびクロスブラウザへの対応はもちろん、同一ブラウザであっても正しく計測できる環境の整備が重要視されています。

「AI推定クロスデバイス分析」について

アドエビスでは、2018年8月に国内広告効果測定ツール市場で初めて、デバイスやブラウザを横断したユーザーの行動を可視化する「クロスデバイス分析」の提供を開始しました。クリックやPVなどのアドエビスで取得したデータを元にアカウントごとにクロスデバイスの分析を可能にすることで、90％（※1）のデータ精度を誇っており、多くの企業様に導入・評価をいただいている機能です。日々ご利用いただく企業様から「クロスデバイスを加味したデータを日次で確認したい」という強いご要望が多数寄せられており、この度、日次更新でのクロスデバイス分析を可能にする「AI推定クロスデバイス分析」の提供を開始しました。
※ 1 同一人物だと推定してユーザーが実際に同一人物だった率

これまで提供していた「クロスデバイス分析」と分析ロジックはそのままに、今回の新機能ではデータの更新頻度を毎日に引き上げました。これにより、広告運用に日次でフィードバックを行い、さらに正確なデータ分析・改善が可能になります。（特許取得済み）

メリット1：統合されたデータ分析による正確な効果測定

デバイスやブラウザで分断されていたデータが統合されることにより正確な効果測定が可能になります。クロスデバイス分析を行わない場合と比べて、直接効果20.5%、間接効果が62.3%、初回接触が20.4％増加したというデータ（※2）もあり、過小評価による機会損失を防ぐことができます。

※2 弊社お客様実例より

メリット2：日次データを広告運用にフィードバック

日次でデータが更新されるため、日々の報告レポートの精度向上やキャンペーン実施中における迅速な調整が可能になります。

メリット3：ユーザー行動の可視化でパーソナライズされた広告配信を実現

ユーザーがどのような経路で商品やサービスにたどり着いたか（カスタマージャーニー）をより正確に把握できるため、個々のユーザーに合わせた最適な広告を配信でき、効果的なターゲティングが可能になります。

≪料金≫

アドエビスのオプション機能となっており月額20,000円～ご利用いただけます。

「アドエビス」について

アドエビスは、高精度なデータで意思決定を支える広告効果測定プラットフォームです。ユーザーのプライバシーにも配慮した計測データと、その分析・活用を通して企業がすすむべき未来を示します。