オラクル、グローバル・サプライチェーンの効率化を支援

Oracle Cloud SCMに新しく搭載されたAI機能は、情報の可視性を向上させ、コスト削減、意思決定の強化、顧客満足度の改善ができるようにサプライチェーンおよびロジスティクスの責任者を支援

日本オラクル株式会社

Oracle CloudWorld、テキサス州オースティン – 2025年2月6日  

(本資料は米国2025年1月30日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリース( https://www.oracle.com/news/announcement/oracle-helps-customers-optimize-global-supply-chain-efficiency-2025-01-30/ )の抄訳です)

オラクルは、グローバル・サプライチェーンの効率化とサステナビリティへの対応を支援するため、「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM)( https://www.oracle.com/jp/scm/ )」に搭載されるAIを活用した新たなロジスティクスおよび販売管理機能を発表します。本日から利用可能となった「Oracle Transportation Management( https://www.oracle.com/jp/scm/logistics/transportation-management/ )」、「Oracle Global Trade Management( https://www.oracle.com/jp/scm/logistics/global-trade-management/ )」および「Oracle Order Management( https://www.oracle.com/jp/scm/order-management/ )」の最新アップデートは、製品出荷時の可視性の向上、貿易コストの削減、輸送に関する意思決定能力の強化、製品出荷関連の排出量の削減により、組織が顧客満足度を高められるよう支援します。

オラクルのロジスティクス製品戦略担当バイスプレジデントであるスリニ・ラヤゴパル (Srini Rajagopal) は、次のように述べています。「ますます複雑化する世界情勢をうまく乗り切るには、サプライチェーンの責任者は、サプライヤー・ネットワークを多様化・強化し、輸送および物流戦略を適応させ、規制の変更にも対応可能な俊敏で効率的なプロセスを構築する必要があります。『Oracle Cloud SCM』の新しいAI機能は、輸送、国際貿易、流通プロセスをシームレスに管理し、規制コンプライアンスに対応し、サプライチェーン全体の強靭化とサステナビリティを推進するために必要なデータ・ドリブンの洞察を提供することで、お客様がこれらの課題に対処できるよう支援します。」

「Oracle Cloud SCM」の最新機能には、以下が含まれます。

Oracle Transportation Management:

  • AIによる注文ルート予測: 輸送マネージャーが最適な到着時刻を予測し、混雑した港を避け、税関での遅延を防ぎ、最もコスト効率の良い配送ルートを特定するのを支援します。

  • AIによる輸送時間予測: 高リスクの出荷を特定し、リアルタイムの到着予測を共有することで、輸送マネージャーが出荷計画を改善し、遅延にともなうコストを削減できるよう支援します。

  • 輸送排出量計算ツール: 輸送計画プロセス中に輸送排出量を計算することで、輸送管理者がより環境に優しくエネルギー効率の高い輸送ルートを特定できるよう支援します。

Oracle Global Trade Management:

  • 貿易インセンティブ・プログラム手続きの支援: 輸入から輸出までの商品と関税を追跡することで、物流マネージャ―が関税還付プログラムをより有効に活用し、サプライチェーンへの関税の影響を軽減できるよう支援します。

  • 貿易インセンティブ・プログラムのレポート: 関税当局への払い戻し請求に必要なデータやレポートを迅速に生成することで、物流マネージャーがコストを削減できるよう支援します。

Oracle Order Management:

  • AI生成の返品サマリー: 注文管理の専門家が返品された注文のステータスをタイムリーかつ正確に更新できるように、アイテムの詳細やユーザーのコメントなど、すべての関連情報を要約します。

  • AI生成の価格プロモーション・サマリー: 特定のプロモーションの説明文、特典、条件を要約することで、価格設定管理者が、プロモーションの詳細を一貫した表現で伝えることができるよう支援します。

  • 商品の在庫確認: 出荷および配送方法をシミュレーションすることで、販売管理担当者は、注文がいつどのように配送されるかを顧客により正確に伝え、注文の遅延を減らし、顧客サービスを向上させることができます。

  • 注文配送の可視化: 潜在的な遅延や税関での問題を可視化することで、注文管理担当者が顧客対応時間を短縮し、より正確な注文配送日を提供できるよう支援します。

「Oracle Fusion Cloud Applications Suite( https://www.oracle.com/jp/applications/ )」の一部である「Oracle Cloud SCM」は、組織がサプライチェーン・プロセスをシームレスに接続し、変化する需要、供給、市場の変化に迅速に対応できるようにします。さらに、組込型のAIがアドバイザーとしてサプライチェーンデータの分析、コンテンツの生成、プロセスの強化や自動化を支援し、業務の改善と変化に迅速に対応できる強靭なサプライネットワークの構築を可能にします。

「Oracle Cloud SCM」アプリケーションの詳細については、https://www.oracle.com/scm-2/ をご覧ください。

オラクルについて

オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE: ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com/ をご覧ください。

商標

Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。


会社概要

日本オラクル株式会社

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URL
https://www.oracle.com/jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
電話番号
03-6834-6666
代表者名
三澤 智光
上場
東証スタンダード
資本金
250億3300万円
設立
1985年10月