世界が認めた日本人美術家の暮らしとその美「篠田桃紅一〇五歳 好きなものと生きる」
4月4日(水)~9日(月)阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー<入場無料、作品展時販売>※最終日は午後6時閉場
出版記念写真展&新作発表展を阪急うめだ本店で開催!
写真/坂田栄一郎
戦後のニューヨークは、世界中のアーティストとコレクターたちが集まるアートシーンの中心地でした。そこへ1956年の秋、篠田桃紅は単身で渡り、墨を用いた斬新な作品で世界的な評価を得ました。彼女の展覧会は、ニューヨーク・タイムズ紙などで、キュレーター、コレクターたちが信頼を置く一流美術批評家らに大きく取り上げられました。以来、故ジョン・ロックフェラー三世夫妻をはじめ、国内外の美術愛好家たちを魅了し続けています。
篠田桃紅は、墨の抽象表現という新しい分野をみずから切り拓き、その作品は日本を越え、半世紀以上経った今も、世界共通の普遍的な美として享受されています。そのような美を生む仕事場、彼女の美意識が宿る暮らしと、高い審美眼で選りすぐられたモノを紹介する一冊の本が昨年世界文化社から刊行され、今回初めて出版記念写真展を開催いたします。
会場では50点以上の写真で篠田桃紅の世界を再現すると同時に、一点一点手彩を施したリトグラフなどの作品を展示販売いたします。
《作品を収蔵する主な美術館》
岐阜現代美術館、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、クレラー・ミュラー美術館(オッテルロー)、スミソニアン博物館(ワシントンD.C.)、大英博物館(ロンドン)、東京国立近代美術館、ブルックリン美術館(ニューヨーク)、ボストン美術館(ボストン)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ほか多数。
《作品を収蔵する主な公共施設》
アメリカ議会図書館(ワシントンD.C.)、京都迎賓館、京都大学福井謙一記念研究センター、皇居御食堂、皇室専用の新型車両、在アメリカ合衆国日本国大使館公邸(ワシントンD.C.)、在フランス日本国大使館(パリ)、増上寺本堂(東京)、ロックフェラー財団(ニューヨーク)、ほか多数。
※美術館、公共施設共に五十音順
仕事場 写真/梶原敏英
仕事道具の筆と洗い場
居間 写真/成瀬友康
30年以上愛用している漆器のお椀
父から譲り受けた和綴本3冊
山中湖山荘 写真/成瀬友康
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