SDV開発を支援する製品バリエーション管理ツール「Pure Variants」を提供開始

プロダクトライン開発に基づく車種ごとのバリアント管理で品質確保と開発効率化を支援

株式会社日立ソリューションズ

「Pure Variants」の活用イメージ

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:森田 英嗣/以下、日立ソリューションズ)は、PTCジャパン株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:神谷 知信/以下、PTC)の製品バリエーション管理ツール「Pure Variants」を、5月26日より提供開始します。当社は、車載ソフトウェア開発におけるプロセス整備や各種規格準拠支援で培った知見を生かし、プロセス改善から現場への定着までを一貫して支援します。

 SDV*1化の進展による製品バリエーションの急増や仕様の複雑化を背景に、従来の手作業による管理では、開発の重複や人的ミスの発生による品質低下、工数の増大など課題が生じています。プロダクトライン開発(PLE*2)は、開発資産を共通要素と個別要素に体系化して管理し、品質確保と開発効率化を図る手法であり、課題に対して有効です。

 「Pure Variants」は、PLEに基づき、製品構成と製品バリエーションを共通要素と車種ごとの個別要素に体系化し、車種ごとのバリアント*3管理を実現します。これにより、人的ミスの防止による品質確保、開発資産の再利用性向上、成果物の自動生成による工数削減に貢献します。加えて、ALM*4ツール「Codebeamer」などの各種ツールとの連携により、開発ライフサイクル全体にわたる品質確保と開発効率化の両立を支援します。

*1Software Defined Vehicleの略。ソフトウェアによって自動車の機能がアップデートされることを前提に設計・開発された車

*2Product Line Engineeringの略。複数の製品群に共通する要素を管理し、再利用しながら、効率的かつ高品質な製品開発を実現するための開発手法。本ニュースリリースでは「プロダクトライン開発」「プロダクトラインエンジニアリング」、および略称の「PLE」を併用して記載。

*3製品ごとの仕様や構成の違いを表す要素

*4Application Lifecycle Managementの略。アプリケーションの企画・開発から運用・保守、廃止までを一貫して管理する手法

■「Pure Variants」の主な特長

1.各種ツールと連携し、複雑な製品構成やバリエーションを管理することで、人的ミスを防止して品質確保に貢献

2.車種や仕様と製品構成を関連付け、開発資産を体系化することで再利用性を向上

3.車種や仕様に基づき成果物を自動生成することで、工数削減と開発リードタイム短縮を実現

■背景

 自動車業界では、SDVの普及やグローバル市場への対応、顧客ニーズの多様化により、1車種あたりの仕様やオプション数が急増しています。その結果、管理すべき製品数の増加や派生製品ごとの仕様と制約の複雑化が進み、従来の手作業による管理では、人的ミスの発生や確認作業の増大による品質低下、開発工数の増大といった課題が生じています。そこで、手作業を排除し、車載ソフトウェアを含む多様な開発資産の共通化と再利用を可能にするPLEへの関心が高まっています。

 また、Automotive SPICE®やISO 26262、UN-R156といった国際的な品質や安全規格においても、仕様や成果物の整合性、変更履歴の管理が求められています。

 このような状況から、品質の確保やトレーサビリティの観点で、ツールによる構成管理の重要性が一段と高まっています。

 当社は、これまでAutomotive SPICE🄬準拠支援やALMツール「Codebeamer」の導入支援を通じて、車載ソフトウェア開発の現場を支援してきました。今回、高度なバリアント管理とそのための構成管理を実現するとともに、お客さまのSDV化を支援し、より安全で快適なモビリティ社会の創造に貢献するために、「Pure Variants」を提供することにいたしました。

■PTCジャパン株式会社 社長執行役員 神谷 知信 氏からのエンドースメント

 「日立ソリューションズとの協業により、『Pure Variants』を通じた高度なバリアント管理を日本市場に提供できることを大変嬉しく思います。SDVの進展に伴い、自動車業界では車種や仕様の多様化に対応しながら、開発効率と品質をいかに両立するかが重要な競争力の源泉となっています。『Pure Variants』は、プロダクトラインエンジニアリングの実践を支える中核ツールとして、複雑化する製品バリエーションの管理を体系化し、開発のスピードと確実性を高めます。日立ソリューションズの車載開発支援の実績と組み合わせることで、お客さまのSDV対応を強力に支援できると確信しています。PTCは今後も日本のモビリティ市場の進化に貢献してまいります。」

■「Pure Variants」について

https://www.hitachi-solutions.co.jp/purevariants/ 

■出展情報

展示会名:人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA

会期:2026年5月27日(水)~29日(金)

ONLINE STAGE1:2026年5月19日(火)~6月9日(火) ※5月26日(火)より掲載

会場:パシフィコ横浜、ノース 小間番号N11

URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/yokohama/ 

展示会名:人とくるまのテクノロジー展2026 NAGOYA

会期:2026年6月17日(水)~19日(金)

ONLINE STAGE2:2026年6月10日(水)~7月1日(水)

会場:Aichi Sky EXPO(愛知県国際展示場)、展示ホールD,E,F 小間番号21

URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/nagoya/ 

日立ソリューションズについて

 日立ソリューションズは、お客さまとの協創をベースに、最先端のデジタル技術を用いたさまざまなソリューションを提供することで、デジタルトランスフォーメーションを実現します。欧米、東南アジア、インドの各拠点が連携し、社会や企業が抱える課題に対して、グローバルに対応します。

 そして、人々が安全にかつ安心して快適に暮らすことができ、持続的に成長可能な社会の実現に貢献していきます。

 詳しくは、日立ソリューションズのウェブサイト(https://www.hitachi-solutions.co.jp/)をご覧ください。

  

ソリューションに関するお問い合わせ先

株式会社日立ソリューションズ

https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/ 

※その他、本文中の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

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会社概要

URL
https://www.hitachi-solutions.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区東品川4ー12ー7 日立ソリューションズタワー
電話番号
03-5780-2111
代表者名
森田英嗣
上場
未上場
資本金
200億円
設立
1970年09月