TBM、GXリーグ策定の「GXスキル標準」に対応した研修プログラムの提供を開始
~CO2の可視化サービス「ScopeX」と連携、助成金活用も可能な法人向け人材育成支援~
株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、企業のグリーントランスフォーメーション(GX)推進に必要な実務スキルの育成を目的として、法人向けの研修プログラム「GXSS研修(GX Success Strategy)」の提供を開始したことをお知らせします。本研修は、経済産業省が主導するGXリーグ で策定された「GX人材育成・評価指標(GXスキル標準/GXSS)」に対応しており、TBMが展開するCO2を含む温室効果ガス(以下GHG)可視化サービス「ScopeX(スコープエックス)」と連携することで、GX推進に必要な知識とスキルを実践形式で習得できます。また、本研修は厚生労働省の「人材開発支援助成金(GX対応)」の対象であり、該当条件を満たす企業では、1名あたり最大30万円の助成を受けられる可能性があります。

■ 背景
GX(グリーントランスフォーメーション)は、単なる環境対応にとどまらず、企業価値の向上やリスクマネジメントの観点からも経営課題として注目されています。日本政府も2022年以降「GX実行会議」を中心に制度の整備を進めており、「GX実現に向けた基本方針」では、今後10年間で150兆円超の官民投資の実現を掲げています。一方で、多くの企業においては、GHG排出量の算定・分析・可視化などの実務を担える人材が不足しており、GX推進の大きな障壁となっています。
TBMは、鉱物由来やCO2由来の炭酸カルシウムを主原料とする環境に配慮した新素材「LIMEX」の国内外への普及、国内最大級のプラスチックのマテリアルリサイクルプラントの運営及び資源循環プラットフォームの構築・運用に取り組んでいます。2022年から、原材料調達、製造、物流、廃棄など、一連の事業活動から排出されるGHGを算出・可視化するクラウドサービス「ScopeX」の提供を開始し、プラスチック関連事業者、農業関連事業者、不動産関連事業者など、本サービスは様々な業界で採用されています。
■ 研修の概要
本研修では、GHG排出量の算定、脱炭素戦略の立案、「ScopeX」を用いた実務演習、さらに投資家・行政など外部ステークホルダーとの対話に必要なリテラシーの向上までを包括的に支援します。経済産業省が主導する GX リーグ 内の「GX人材市場創造ワーキング・グループ」で策定された「GX人材育成・評価指標(GXスキル標準/GXSS)」に対応しており、GXを自社で判断・実行できる人材の育成を目指す内容となっています。
また、本研修は厚生労働省の「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」の対象となっており、企業の費用負担を軽減しつつ、計画的な人材投資を支援します。助成金の申請から報告書作成まで、TBMが提携する専門機関と連携し、ワンストップでサポートします。
■ 「GX研修プログラム」概要
・主な研修内容
STEP1.GHG排出量の算定と基本知識の習得
Scope1〜3に対応。エネルギー使用量や購入金額をもとに排出量を算定します。
STEP2.GX戦略の立案と社内実装ステップ
脱炭素に向けた中長期計画を設計し、自社に適したアクションを定義します。
STEP3.ScopeXを活用した可視化と分析演習
直感的なUIを活用し、排出量の定量的評価と改善に取り組みます。
STEP4.GXリテラシーの強化と社外対応力の習得
投資家・行政・取引先への開示に必要な説明力を高めます。
・対象となる企業
・これから本格的にGXに取り組みたい企業
・GHG排出量の算定や可視化を初めて行う企業
・経営陣と現場のGX意識を統一したい企業
・規制への対応や情報開示の精度向上を図りたい企業
・GXを成長戦略に位置づけたい中堅・中小企業
・「GX研修プログラム」提供開始セミナーを開催
本研修の提供開始に合わせて、GX検定アドバンスト資格を保有するScopeX担当者が、「GX研修プログラム」の内容や助成金制度を紹介するセミナーを開催します。
・開催日時:2025年4月24日(木) 12:00 -12:30
・開催場所:オンライン
・主な内容:担当講師によるGX研修、助成金の概要紹介

■ ScopeX について
本サービスで算出するGHG排出量と報告項目は「GHGプロトコル」に基づいています。プロトコルでは、企業 活動で排出される項目は直接排出(Scope1)と間接排出(Scope2)、バリューチェーンで排出される GHG(Scope3) に分けられており、Scope3 には廃棄物、輸送など 15 のカテゴリが存在します。ScopeX は、Scope 1-3 にかかる企業活動のデータを入力することで、企業全体の GHG の算出が可能となり、拠点ごとの分析や拠点間の比較をすることができます。
(詳しくはこちら)https://scopex.tb-m.com/
(問い合わせはこちら)https://scopex.tb-m.com/form

■ 株式会社TBM
代表者:山﨑 敦義
所在地:東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設 立:2011年8月
資本金:1億円(資本準備金含み、120億3546万円)
事業内容:環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/
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