バクラク経費精算、三菱UFJカード コーポレートの明細を自動で取り込めるように。証憑・稟議との紐づけや仕訳作成を効率化
すべての経済活動のデジタル化を目指す株式会社LayerXは、「バクラク経費精算」において2024年9月から三菱UFJニコス株式会社が提供する法人カード「三菱UFJカード コーポレート(Visa)」と連携を開始したことをお知らせします。
機能リリースの概要
2024年10月4日に発表したLayerXと三菱UFJ銀行の間での業務提携による取り組みの一環として、「バクラク経費精算」と「三菱UFJカード コーポレート(Visa)」の利用明細データの連携を開始しました。
これにより、「バクラク経費精算」にカードの利用明細データが自動で取り込まれ、利用者が同カードの利用明細の情報を「バクラク経費精算」上で登録すると、カードの利用日、利用金額、加盟店名といった内容が、利用後、最短翌日に自動的に利用者の「バクラク経費精算」画面のクレジットカード明細選択画面に表示されるようになり、カード利用明細と証憑・事前稟議の紐付けや仕訳作成がラクになります。
ペーパーレス化に加え、不正なカード利用の防止、従業員の経費申請作業削減など、煩雑な経費精算処理の効率化を実現します。また、取り込まれたデータは「バクラク経費精算」上では変更できないため、不正申請を防止し、経費処理のガバナンス強化につながります。
機能リリースの背景
法人カードの利用において、従業員・経理担当者の方々から挙がってくる声として決済“後”の業務負担が大きく、全社での導入・活用がしづらいという課題がありました。
以下の表は、法人カードの決済“後”に発生する経理担当者の業務とその課題を示しています。
発生する業務 |
課題 |
証憑の回収・明細との紐付け |
・証憑の提出を従業員に催促する必要があり、提出漏れが発生する ・目視・手作業で利用明細と証憑の紐付けを行うため業務負担が大きい ・交際費等の決済情報は、証憑だけでなく参加人数や目的等が必要なため、証憑受け取り後に再度確認の手間が生じる |
明細と事前購買稟議の紐付け・規定違反の決済有無の確認 |
・事前に購買稟議が降りていない決済が発生する可能性がある ・予算枠を超える規定違反の決済が発生する可能性がある ・目視・手作業で利用明細と事前購買稟議の紐付けを行うため業務負担が大きい |
明細を元にした仕訳と会計ソフトへの反映 |
・カード明細を手動で仕訳し会計ソフトに転記する二重の手間が発生する ・仕訳と証憑の紐付けを手動で行うため業務負担が大きい ・会計処理の判断をするために必要な情報を、決済を行った現場の担当者に確認する手間が生じる |
証憑管理・保存 |
・証憑を受け取るために出社をする必要がある ・証憑の紛失リスクや保管コストが発生する ・電子帳簿保存法やインボイス制度に対応するために証憑の管理システムが分散してしまい管理コストが高くなる |
このように、法人カードは決済“後”に経理担当者の対応業務が複数存在しており、そのほとんどが目視・手作業で行われるため、大きな業務負担となっています。また、カード利用の内部統制の観点で、対象の明細がどの稟議に対応するものなのか・稟議承認を得ているかどうかを確認できない状態は、非常に大きな問題になる可能性があります。
こういった法人カード利用における決済後の業務課題を解決するために「三菱UFJカード コーポレート」の利用明細データを「バクラク経費精算」に自動連携することで、カード利用明細と証憑の紐付け・事前稟議との紐付けや仕訳作成を可能にし、業務効率化をサポートします。
法人カード利用明細データ自動連携イメージ
バクラク経費精算とは
バクラク経費精算は、手入力ゼロの次世代経費精算システムです。複数のレシートや領収書を一括アップロードできる領収書読取特化AI-OCR、汎用ワークフロー機能を用いた稟議との紐付けなど経費精算でやるべきことがスムーズになります。
バクラクとは
バクラクは、稟議、経費精算、法人カード、請求書受取、請求書発行、勤怠管理などの業務を効率化するクラウドサービスです。最先端のAIを組み込むことで、手入力や紙の管理などの業務から解放し、従業員一人ひとりがコア業務に集中できる新しい働き方を創造します。中小企業から大企業まで、10,000社を超えるお客様の働きやすい環境づくりと事業成長を支援しています。
株式会社LayerX概要
LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、SaaS+Fintechを軸に、AIを中心としたソフトウェア体験を社会実装するスタートアップです。法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化クラウドサービス「バクラク」を中心に、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し企業や行政における業務効率化・データ活用を支援する「AI・LLM事業」などを開発・運営しています。
設立:2018年8月
代表者:代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気
所在地:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア5階
資本金(準備金含む):132.6億円
コーポレートサイト:https://layerx.co.jp/
採用サイト:https://jobs.layerx.co.jp/
お問い合わせ:https://layerx.co.jp/contact
事業サイト:
・バクラク:https://bakuraku.jp/
・三井物産デジタル・アセットマネジメント:https://corp.mitsui-x.com/
・オルタナ(ALTERNA):https://alterna-z.com/
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発
- ダウンロード