昆虫由来バイオ燃料を開発・製造する株式会社スーパーワームに出資
三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗)は、当社が運営するファンド(三菱UFJキャピタル10号投資事業有限責任組合)より、昆虫由来バイオ燃料を開発・製造する株式会社スーパーワーム(以下、「スーパーワーム社」)に対し、出資したことをお知らせいたします。

スーパーワーム社について
昆虫資源を活用したバイオ燃料原料油の製造に特化した2023年5月設立のディープテック・スタートアップです。バイオテクノロジー(育種・ゲノム編集)とハードウェアエンジニアリング(養殖装置)の融合により、環境負荷の低い次世代の油脂供給インフラを構築しています。
出資背景
世界各国がバイオ燃料の利用義務化を定める中、バイオ燃料のニーズは高まり続けています。一方で従来のバイオ燃料原料である廃食油や植物油は、供給量や環境負荷といった面で課題を抱えており、今後高まり続けるバイオ燃料ニーズに対応する新たな原料が求められています。スーパーワーム社は「昆虫から燃料を作る」という非常にユニークな方法でこの課題に挑戦しています。
スーパーワームは「密集状態では蛹化しない」という特性から量産化が難しいと考えられていましたが、スーパーワーム社は独自の手法を開発し、量産化の課題を解決いたしました。その他にも給餌や肥育について独自の手法を考案し、量産化を経て産業利用される強い可能性を感じました。また古賀社長の事業に向ける強い熱意と、事業推進力を評価し、この度出資をさせていただくこととなりました。
今後はMUFGが有するリソースを最大限活用し、支援して参ります。
【株式会社スーパーワーム 概要】
会社名:株式会社スーパーワーム
所在地:宮崎県西都市三宅7134-1
代表者:古賀勇太朗
設 立:2023年5月
事業内容 :昆虫由来バイオ燃料の開発・製造
U R L : https://superworm.jp/
【三菱UFJキャピタル株式会社について】
三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約930社と、業界トップクラスの実績を有しています。

◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 小島 拓朗
設 立:1974年8月1日
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
U R L :https://www.mucap.co.jp/
◆三菱UFJキャピタル10号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設 立:2025年4月1日
ファンド総額:300億円
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