トランスジェンダーの4人に1人が職場でSOGIハラを受けた経験あり~LGBTQ+有職者1万人調査~
LGBTQ+の人が安心して働ける職場にするために必要だと思う対応、「差別禁止の明文化」が最も多く「相談窓口の設置」「トイレや更衣室など施設利用上の配慮」が続く
6月は、LGBTQ+の権利について啓発を促すイベントやパレードが世界各地で行われる「プライド月間」でした。
日本でもLGBT理解増進法が施行されるなどLGBTQ+への関心が高まっており、企業においてもLGBTQ+を含む多様な人が働きやすい環境づくりがますます求められてきています。
そこで今回は、トランスジェンダー当事者が代表を務め、多様な人が働きやすい職場作りのコンサルティングを行ってる株式会社アカルクとの共同調査で、『職場におけるLGBTQ+実態調査』を実施しました。
<トピックス>
LGBTQ+やSOGIハラ・アウティング(※)の認知率
企業で働いている方のうち、LGBTQ+当事者の割合は?
SOGIハラ、アウティング(※)の認知率
SOGIハラ、アウティング(※)の被害状況、態様
LGBTQ+当事者が職場に求める対策ランキング
▶▶調査結果のダウンロードはこちら
https://humap.asmarq.co.jp/whitepaper/lgbtq2023/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral
<ピックアップ>
■LGBTQ+実態(出生時の性×性自認)
Q.あなたの出生届に記載された性別を教えて下さい(1つ選択)
Q.あなたの性別はどれですか(複数選択可)
出生時の性と性自認が一致すると回答したのは、男性で98.8%、女性で98.3%。
■LGBTQ+実態(性自認×性的指向)
Q.あなたの性別はどれですか(複数選択可)
Q.あなたの恋愛対象となる性別はどれですか(1つ選択)
性自認が男性で恋愛対象が女性と回答したのは88.6% 性自認が女性で恋愛対象が男性と回答したのは85.8%。
■SOGIハラ被害経験率
Q.現在の職場で、SOGIハラを受けたことがありますか?(1つ選択)
現在、過去を合わせると全体の8.2%が職場でのSOGIハラ被害経験あり。
なかでも、トランスジェンダーは15.1%が現在も職場でSOGIハラを受けていると回答しており、被害率が高い。
■職場に求める対応
Q.SOGIハラやアウティングが起きず、LGBTQの人も安心して働ける職場環境にするために 職場で取り組むべきことは何だと思いますか?(複数選択可)
『差別禁止の明文化、相談窓口の設置、トイレや更衣室など施設利用上の配慮、研修の実施』が 2割を超え上位。しかしながらそれと同等の割合で、「取り組む必要はない」との回答もあった。
※SOGIハラとは…性的指向や性自認に関連した、差別的な言動や嘲笑、いじめや暴力などの精神的・肉体的な嫌がらせを行うこと
※アウティングとは…本人から了解を得ずに、性的指向や性自認を第三者が公に暴露すること
▶▶すべての調査結果はこちら
https://humap.asmarq.co.jp/whitepaper/lgbtq2023/?utm_source=prtimes&utm_medium=referral
※上記ページにて、調査レポートを無料でダウンロードいただけます。
<調査概要>
調 査 名:あなたご自身に関するアンケート
調査対象者:全国20歳-64歳
有職者(自営業・自由業を除く)
有効回答数:10,000サンプル
割 付:性別×年代(労働人口比率に合わせて割付)
調 査 期 間:2023年4月18日(火) ~ 4月24日(月)
調 査 方 法:Webアンケート
調 査 機 関:株式会社アスマーク
監 修:株式会社アカルク
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