夏休み明け、学校への行き渋りがあったとき保護者にとって大切なことは?|不登校専門オンライン家庭教師 夢中教室WOW!が調査
行き渋りへの保護者の不安を軽減させたのは、「同じ境遇の人との繋がり」だった
不登校専門のオンライン家庭教師 夢中教室WOW!を展開するワオフル株式会社(所在地:福岡県福岡市 代表:辻田寛明)は、不登校の子を持つ66名の方ご家庭を対象に、夏休み明けの学校への行き渋りに対する悩みや対処法についてアンケート調査を実施し、結果を公表しました。
突然の子どもの行き渋りに対し、大きな不安や悩み・迷いを抱えながらも、同じ境遇の人の存在を知り、出会えることで不安を減らしていけた保護者が多くいたことが判明しました。
突然の子どもの行き渋りに対し、大きな不安や悩み・迷いを抱えながらも、同じ境遇の人の存在を知り、出会えることで不安を減らしていけた保護者が多くいたことが判明しました。
- 調査の背景と内容
(参照元:文部科学省「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」)
とくに長い夏休み明けは、突然子供から「学校に行きたくない」と言われ、不登校に対する不安をもったり、対応方法に悩む保護者は数多くいます。
不登校専門のオンライン家庭教師「夢中教室WOW!」は、夏休み明けの子どもの行き渋りを経験された、もしくは過去に経験されたご家庭を対象にアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。
主な調査内容
・行き渋りのサインについて
・行き渋りで不安になったこと
・保護者の不安が軽減したきっかけになったもの
・行き渋りについてのメッセージ
調査は、「夢中教室WOW!」のSNSでの発信を通じて募集し、夏休み明けの子どもの行き渋りを経験された保護者66名が回答しました。(調査期間:2022年9月6日〜2022年9月30日)
- 調査結果
約5割が「学校に行きたくないと伝えてきた」と回答。
次いで、約3割の方が「子どもが体調不良になった(腹痛、頭痛、食欲不振、朝起きられない)」と回答しています。
2.突然の行き渋りが始まった時に不安になったこと
突然の行き渋りの中、保護者が不安になったこととして、最も多かったのが「子供との接し方や対応方法」であり、71.2%の方が回答しています。
次いで、「学習の遅れ」「子どもの将来」と回答した方が約5割となりました。
(複数選択可能の質問です)
3.突然の行き渋りが始まった時、不安が軽減したきっかけになったもの
突然の行き渋りの中、不安が軽減したものとして、最も多かったのが「SNSで同じ境遇の方などの投稿を見て」であり、22.7%の方が回答。
次いで「インターネット検索」に21.2%の方が回答しました。
一方、12.1%の方は「まだ不安を解消できるものと出会えていない」と回答し、全体の中では3番目に多い回答になっています。
4.子どもの突然の行き渋りについて、悩んだ事や感じた事(抜粋)
回答頂いた保護者の方が突然の行き渋りで悩んだことや感じたことを(任意回答)多数頂くことが出来ました。
一部抜粋し、掲載します。
「学校に行くことが当たり前だと感じていたので、将来への不安がとてもとても大きかったです。どのようにすれば行けるようになるかを考えていました。」
「正直、学校に行かない事には、あまり悩まなかったが、状況として、子供の居場所がないと仕事に行けない。ひとり親家庭では途方に暮れるしかないと感じました。」
「行きたくないなら行かなくても良いと思うが、その後どうすれば良いか、どんな方法があるのか、居場所があるのか…等々の情報に出会える機会がなさすぎると思う。
そして我が子には何が良いのか…情報収集から試行錯誤し実行まで親一人でしなければならないのがとてもキツイ。」
「無理矢理行かせないことはわかっていましたが、先生とのやり取りや意見をどう伝えるか?が難しかったです。また、主人との意見の食い違いに悩みました。休ませたり、好きなことをすることに対し、反対され、このままで大丈夫かな?と不安になりました。」
※ そのほか含め合計52のメッセージは、こちらのブログに全て掲載しています。
https://wowfull.jp/news/20221015/
5.今まさに不安を抱えておられる方々に先輩保護者よりメッセージ (抜粋)
回答頂いた保護者の中で行き渋りを経験済みの方より、今不安を抱え悩んでいる保護者に向けてのメッセージを多数頂きました。
一部抜粋し、掲載します。
「子供の将来や学習の遅れ等 様々な不安があると思います。でも一度潰れた心は元に戻すのに長い年月が掛かります。焦らず、長い目で見て必要に応じて休息をさせてあげてください。また、親自身も休息を取りながら無理せず周りを頼ってください。親も子も拠り所は多い方が良いです。」
「なんとかなると思います。元気に生きてくれてることに感謝しています。
学校に合わないだけで、不登校の子供だって、毎日登校している子供と変わらず価値のある存在だと思います。」
「親にとっては行きたくないと言われた時からが始まりですが、子どもはその前からずっと我慢に我慢を重ねて限界を迎えている状態なので、不安や焦りの気持ちは痛いほどわかりますが、まずは休ませてあげてほしいと思います。」
「行き渋りの時期が一番大変です。
親の体調やメンタルが崩れると子供にも影響するので(もっと行き渋りが激しくなることも。。。)、無理しないで、ご自分の体調を優先してほしいです。」
「子供さんは、多分今の学校システムが合わないんだと思います。決して子供さんを責めないで下さい。方法は色々あります。悲観的にならないで大丈夫です!」
※ そのほか含め合計52のメッセージは、こちらのブログに全て掲載しています。
https://wowfull.jp/news/20221015/
- アンケート調査の総評
今回のアンケート調査を通して、お子さんが突然の行き渋りになったとき、ほとんどの保護者が大きな不安や悩み・迷いに直面することが明らかになりました。
その中でも、突然の行き渋りに対して最も悩むことは、「目の前にいる子供とどう接したら良いのか」と「どう対応をしたらよいのか分からない」という事でした。
将来や学習の事よりも、目の前のことへの対処方法の悩みであると言えるでしょう。
そんな時に、「同じ境遇の人との出会い」が不安を軽減・解消するきっかけになったと考えている保護者さん達が多くいました。
とくに「SNSで同じ境遇の方などの投稿を見た」ことで、行き渋りで悩みを抱えているのが自分だけではないことが分かり、精神的負荷が軽減できたという意見も多々あります。
子どもの行き渋りが突然起こった時に、保護者さんは、どう接していいか分からず、大きな不安を抱えるのは当然です。
そんな時に、SNSやインターネットで同じような境遇にいる人を知ることはすぐにできる不安への対応方法なのかもしれません。
更に知ることに加え、同じ境遇の人たちと繋がり、不安や悩みをシェアすることで、孤独でないという安心感が生まれている方も多数いました。
今回のアンケート調査が、現在や未来で行き渋りに悩む保護者の参考となり、少しでも突然の行き渋りに焦りや不安を抱える事なく、お子様と接する事ができるヒントとなったら嬉しい限りです。
アンケート調査を実施した夢中教室WOW!は、「好き」を通して自信を育くむ伴走者と出会える不登校専門のオンライン伴走家庭教師です。
「今学校が合わなくても人生は生きるに値する面白さがある」と感じられるように、子どもたちの話を聞き寄り添える「心優しい大人」が20名以上在籍しています。
また、子どもの突然の行き渋りや不登校など、同じ境遇や悩みを経験をした子育て仲間が繋がるコミュニティも運営をしているので、今悩んでいる方々の一助となれたら嬉しく思います。
夢中教室WOW! 代表 辻田寛明
WEB:https://wowfull.jp/
【夢中教室WOW! 事業概要】
会社名:ワオフル株式会社 (サービス名:夢中教室WOW!)
代表取締役社長:辻田寛明
所在地: 福岡県福岡市東区多の津4-14-1
設立:2020年9月1日
資本金:1000万円
https://wowfull.jp/
※ワオフル株式会社はボーダレスグループの⼀員です。
会社名 :株式会社ボーダレス・ジャパン
代表者:代表取締役社長 田口 一成
本社 :東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル6F
設立 :2007年3月
資本金:1,000万円
https://www.borderless-japan.com/
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