B2福岡|プレーオフ セミファイナル2戦目 2点差まで追い上げるも富山に逃げ切られ連敗。7年ぶりのB1昇格を逃し3位決定戦に回る。
2025年5月11日(日)に開催した、りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25 セミファイナル【ライジングゼファーフクオカ vs.富山ブローウィンズ】GAME2は、“福岡 95-104 富山”で福岡の敗戦となり、7年ぶりのB1昇格を逃し、5月17日(土)から開催される3位決定戦に回ることになりました。

【試合結果】
【福岡】95-104【富山】
1Q 20-27
2Q 19-21
3Q 29-24
4Q 27-32
【戦評】
【前半】
B1昇格に向けて絶対に負けられない福岡は#25バーレルのアタックで先制すると、#5ランダルのアタックも決まり6-0のランに成功。良い立ち上がりを見せたものの、富山の#11宇都選手にファストブレイクやバスケットカウントを許し、リードを奪い返される。
福岡はその後、#0會田の3Pシュート、#24谷口のアタックや3Pシュートで応戦するが、富山の#1ケネディ選手や#17田中選手らの得点で主導権を握られ、苦しい展開が続く。流れを変えるためインサイドの#8スミスにボールを集めたが、足の違和感を訴えベンチへ戻るアクシデントが発生。それでも#25バーレルやランダルが奮起し、富山に食らいついて39-48と9点ビハインドで前半を折り返す。
【後半】
後半、逆転を狙う福岡は、バーレルのフリースローやランダルのアタックで加点。さらにスミスも再びコートインすると体を張ったプレーをみせて流れが福岡に傾きだし、富山に2点差まで迫る。なかでも、圧巻のパフォーマンスを披露したのがランダル。富山ディフェンスを次々と切り崩し、縦横無尽に得点を重ね最終的にチーム最多の49得点を獲得。
追いつきたい福岡だったが、最終的にペイント内の得点、ファストブレイク得点では富山と互角に渡り合ったものの、ターンオーバーは福岡が10本に対し、富山がわずか4本とミスの差が響いた。また、オフェンスリバウンドでも福岡10本に対し富山14本と後手に回ってしまった。
最後まで粘り強く戦った福岡だったが、104-95とハイスコアゲームを落とし2連敗でセミファイナル敗退。7年ぶりのB1昇格は果たせず、3位決定戦に回ることとなった。
【コメント】
浜口炎HC
■今日の試合を振り返って
ゲーム的には昨日と同じようにトランジションとリバウンドに非常に苦しんだゲームでした。昨日同様に後半2回3回ぐらいチャンスがありましたが、その都度なかなか自分たちの思うようにはいかず、ひっくり返すことが出来なかったゲームだったのではないかなと思います。
■プレーオフであと2つ勝つことの難しさについて
どのスポーツでも本当にそうだと思いますが、プレーオフで勝ち抜くこと、ボールゲームというのは大変だな、と思っています。
これはNBAでも、カレッジでも、どこのスポーツでもそうだと思いますが、レギュラーシーズンの順位がそのまま上に行くとは限らないので、そこがスポーツの面白いところですけれど、本当に非常に残念です。
寒竹隼人選手
■今日の試合を振り返って
昨日は出だしから富山さんのペースにちょっと飲まれてしまって前半苦戦して、後半アジャストすることができて勝負に持っていくことができたものの負けてしまいました。今日も出だしから、富山さんのトランジションのところをしっかりチームとして止めてそこの失点を抑えれば、トータルで点数も下がってくると思って意識して試合に臨みました。やはり前半の出だしのところからトランジションのスコアが多くて、富山さんの土俵で戦わされてしまいました。富山さんが乗ってしまったので、流れをたち切るのがなかなか難しくて、最後までいってしまったという感じです。
■試合終了後、目頭を押さえていたがその時の心境は
僕自身、福岡が地元でようやく去年帰ってくることができて、やっぱり自分が帰ってきたからには何か目に見える結果を残したいと思って帰ってきました。それが本当にB2優勝して、B1昇格することだと思っていました。そこが今シーズン目の前まで自分たちでしっかりと歩んでくることができたのに、最後富山さんの勢いがすごくて、自分たちのもう一歩、もう二歩ぐらいのところでチームとして戦えませんでした。目の前のB1昇格というものが本当に欲しかったので、なかなかやっぱり受け入れがたい結果でした。自分たちで掴みとれる位置にいながらそれでも掴めないというのはまだ何か足りないと思っています。
それは今後ライジングゼファーフクオカが上にあがっていくための課題を全員が突き詰めてやっていかないといけないと思っています。
■ブースターの声援について
勝負ところでの声出しだったり、雰囲気っていうのは、今まで感じたことのないものを感じました。福岡という土地のポテンシャルっていうのをめちゃくちゃ感じたので、まずはコートでやっている僕たちが見に来てくださったお客さんたちに「やっぱライジング見に来てよかった」とか「こんなチーム、やっぱり応援したい」とか思ってもらえるような位置に行くべきだと思っているし、行かなきゃいけないと思っています。見に来てくださったお客さんたちに後悔させないためにも、やっぱり僕たちがしっかりコート上で皆さんの誇りに思ってもらえるようなプレーを、これからも一試合一試合していきたいと思っています。
【ハイライト】
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