【プレスリリース】ウクライナ 東部の武力紛争下にある子どもの保護に関して

ユニセフ声明を発表

公益財団法人日本ユニセフ協会

ウクライナの女の子。※本文とは直接の関係はありません。©UNICEF UKRAINE/2011/G.Pirozziウクライナの女の子。※本文とは直接の関係はありません。©UNICEF UKRAINE/2011/G.Pirozzi


・本信は、ユニセフ本部発表の情報に基づき、日本ユニセフ協会が翻訳・
編集したものです
・原文(英語)は、http://www.unicef.org/media/media_76959.html
にてご覧いただけます。


【2014年11月7日  ジュネーブ/キエフ発】

11月5日水曜日に起きたウクライナ東部ドネツクの学校の運動場への攻撃で、子ども2名が
死亡し、4名が負傷しました。本件は、ウクライナ東部で続いている戦闘で、子どもと
家族が強いられている犠牲そのものです。

ユニセフは紛争に関わるすべての勢力に対し、国際法の基準で求められ、かつ、道徳的
責任から、子どもたちは保護されなければならないことを改めて訴えます。

武力紛争は、無分別の死傷をまねくだけでなく、子どもの命を深刻に脅かすものです。
同国の戦闘が起きている地域では、混乱のさなか、子どもたちは両親や家族と離れ
ばなれになっています。コミュニティは脆弱化し、社会基本サービスは中断しています。
学校は休校を余儀なくされ、保健施設はサービスを提供できていません。すべての勢力は、
人道支援を必要とする地域へのアクセスを含め、基本サービスの再開を促進すべきです。

武力紛争下では、子どもたちは特に厳しい状況に置かれます。暴力を目撃すること、
そして巻き込まれることは、子どもたちの健康や福祉を危険にさらす上、有害です。
戦闘下では、子どもたちを支援するために特別なケアを行い、子どもの権利を守る
必要があります。


■本プレスリリースに関するお問い合わせ
(公財)日本ユニセフ協会 広報室  TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036 jcuinfo@unicef.or.jp
または
Kristen Elsby, ユニセフ・中部・東部ヨーロッパ地域事務所(在ジュネーブ),
+41 22 909 5286 or +41 79 938 8273, kelsby@unicef.org
Veronika Vashchenko, ユニセフ・ウクライナ事務所(在キエフ),
+38 044 254 2450 or +38 050 388 2951, vvashchenko@unicef.org

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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会社概要

URL
http://www.unicef.or.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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設立
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