スタインバーグ オーディオインターフェース 『AXR4U』
プロの制作現場にも対応するフラッグシップとしてUSB(Type-C)対応モデルが登場
株式会社ヤマハミュージックジャパン(東京都港区)は、Steinberg Media Technologies GmbH(ドイツ ハンブルク、以下、スタインバーグ社)とヤマハ株式会社との共同開発によるスタインバーグブランドのオーディオインターフェースのフラッグシップモデル『AXR4U』を2020年2月5日(水)に発売します。
今回発売する『AXR4U』は、USB 3.0(Type-C)に対応し、デバイスとの高速データ転送を実現することで、音質に一切の妥協を許さないプロの音楽制作現場にも対応するオーディオインターフェースのフラッグシップモデルです。1Uラックマウントに対応するフルサイズの筐体に、最大32bit/384kHz録音再生可能なA/D・D/Aコンバーターや4基のフロントハイブリッドマイクプリアンプ、レイテンシーフリーのシステムを構築する28×24マトリクスミキサーを搭載しています。また、デジタル・オーディオ・ワークステーションソフトウェア「Cubase AI」を付属しているので、購入したその日から32bit整数で音楽制作を始めることが可能です。
品名/品番/価格/発売日
スタインバーグ オーディオインターフェース/AXR4U/オープンプライス/2月5日
<概要>
- 最大 32bit/384kHz 録音再生が可能なA/D、D/A変換
- 演奏を忠実かつ魅力的に捉えるハイブリッドマイクプリアンプ
- USB 3.0(Type-C)に対応し、デバイスとの高速データ転送を実現する接続仕様
<『AXR4U』の主な特長>
1.最大 32bit/384kHz 録音再生が可能
デジタルオーディオで高音質を実現するために、A/D・D/A 変換部の慎重な部品選定と評価を重ねたことで、32bit 整数演算に対応しました。これにより、高解像度のオーディオ信号を正確かつ明瞭な録音再生することが可能になります。また、最大 384 kHz のサンプリングレートは、アンチエイリアシングフィルタの周波数を可聴帯域よりも遥かに高く設定でき、トランジェント、ステレオイメージ、および録音環境をより詳細に再現します。
2.演奏を忠実にそしてより魅力的に捉えるハイブリッドマイクプリアンプ
フロントには、音を忠実に録り込むアナログ部と、音楽的で空気感豊かなサウンドを実現するデジタル部で構成された 4つのハイブリッドマイクプリアンプを装備しています。アナログ部は、ヤマハオーディオの理念である「ナチュラルサウンド」を追求するために、部品の選定、回路レイアウト、電源やグランドなどの基本構成を再検討し、測定および検証を繰り返しながら、社内外のエンジニアによる徹底的な評価を経て調整しました。デジタル部は、Rupert Neve Designs社のトランスフォーマーとSILKプロセッシングを、ヤマハ独自のモデリング技術「VCM テクノロジー」によって正確にモデル化しており、サウンドに音楽的な深みと質感を付加します。SILKは2 種類のモードがあり、BLUEモードは中低域、REDモードは中高域の倍音成分を強調します。
3.レイテンシーフリーのシステムを構築するマトリクスミキサーを搭載
ヤマハカスタムメイドの DSPX チップにより、入力信号や DAW の出力をミックスバスにルーティングするなど、28 x 24 マトリクスミキサーを使用したレイテンシーフリーのシステムが構築可能です。また、Windows/Macにインストールした dspMixFx AXR アプリケーションを使えば、ミキサー、マトリックスミキサー、メーターなどのウィンドウですべての設定をコントロールし、レベルやルーティング状況を常に把握することができます。これらの設定はシーンとして保存し、後で自由に呼び出すことが可能です。
4.4種類のプレミアム DSP エフェクト内蔵
『AXR4U』は、4種類のプレミアム DSP エフェクトを内蔵しています。「EQ 601」は、70年代から人気のあるイコライザーを再現し、その独特の歪み特性を備えています。「Compressor 276」は、レコーディングスタジオでよく使用されるアナログスタイルのコンプレッサーを再現します。リバーブの「REV-X」は、スムーズな減衰や広がり、奥行きのある高密度で豊かな残響が得られます。「Sweet Spot Morphing Channel Strip」は、モーフィング機能を使用してサイドチェーン対応コンプレッサーと3バンドパラメトリックイコライザーの最適な設定を簡単に得ることが可能です。加えて、すべてのプラグインの VST ソフトウェアバージョンも含まれています。
5.32bit 整数対応「Cubase AI」付属
『AXR4U』は、ASIOならびにCore Audio規格をサポートするすべてのオーディオ編集、マスタリング、および音楽制作ソフトウェアと互換性があります。 付属の「Cubase AI」は、32 ビット整数(最大 192kHz)で録音再生可能なため『AXR4U』との連携に最適で、「Cubase AI」から『AXR4U』を直接操作することも可能です。
6.接続仕様 USB 3.0(Type-C)対応
USB 3.1 Gen 1 SuperSpeed 対応によりデバイスとの高速データ転送を実現します。
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/
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