アフリカでの海外事務所設置を決定
~アフリカにおける石油天然ガス、金属、石炭の資源開発に布石~
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野哲弘)は、アフリカにおける海外事務所として、南アフリカ共和国・ヨハネスブルグに事務所を設置することを決定し、2019年年初の開設に向け準備に入りました。
JOGMECは現在、海外に12事務所を設置しています。資源の安定供給確保を使命とするJOGMECの事業展開において、アフリカの重要性は今後も増大すると予想されることから、JOGMECの活動をより一層促進させるため、アフリカにおける拠点としてヨハネスブルグに事務所の設置を決定しました。
JOGMECは2008年度より、ボツワナに地質リモートセンシングセンターを設置し、SADC諸国を対象に衛星画像解析技術の技術移転や人材育成等を実施しています。ヨハネスブルグに事務所を新たに設置することで、地質リモートセンシングセンターで行う人材育成等事業とのシナジー効果発揮を図り、アフリカでの権益確保と我が国への資源の安定供給確保を一層強力に推進してまいります。
■ 参考:2018年5月11日付ニュースリリース「日アフリカ官民経済フォーラムにて資源保有国との協力を深化」
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000395.html
■ 参考:資源確保におけるアフリカの重要性
アフリカには、今後の電気自動車の普及に伴い需要の拡大が予想されているコバルトや銅、ニッケルなどの鉱物資源が賦存しています。資源権益の獲得競争が激化するなか、フロンティア地域であるアフリカの重要性は近年一層高まっています。
特に、電気自動車量産化の鍵を握るコバルトに関しては、アフリカ地域は埋蔵量・鉱石生産量のともに約6割を占める重要な地域です(図2参照)。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000396.html?mid=ml_180511_02
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