クラスター、10/1(水)から開催のものづくりワールド大阪で「インダストリアルメタバース」の体験デモを初公開

〜3D設計データの軽量化やAI活用など、製造業DXを加速する5つの体験デモを実施〜

クラスター株式会社

国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:加藤直人、以下「クラスター」)は、2025年10月1日(水)から3日(金)までインテックス大阪で開催される「第28回 ものづくりワールド大阪」に初出展いたします。

本出展では、クラスターが提唱する製造業向けソリューション「インダストリアルメタバース」をテーマに、AIによる3D設計データの自動軽量化技術や、実機・IoTと連携したデジタルツインなど、製造業の現場に役立つ5つの具体的なデモンストレーションを体験いただけます。

公式サイト: https://www.manufacturing-world.jp/osaka/ja-jp.html

クラスターが提唱する「インダストリアルメタバース」とは

クラスターは、独自のAI技術により、大容量の3D設計データを、品質を維持したままスマートフォンやPC、VRゴーグルなど様々なデバイスで軽快に扱える形式に自動変換します。

多くの企業が保有しながらも、設計や製造部門でしか活用できていない製品のCADデータや工場のBIMデータ。これらと、人の動線やセンサーデータといった「空間内データ」を統合し、独自の技術で軽量化・可視化します。

これにより、スマートフォンやタブレット、VRゴーグルといったマルチデバイスで、複数人が同時に3D空間を体験し、レビューすることが可能になります。本質的な価値は、単に「設計図を効率的に扱う」ことではなく、「眠っている設計図を社内の誰もが再活用し、新たな価値を創出できる」点にあります。

これにより、部門や知識レベルの壁を越え、複数人が同時に同じ空間でデータを共有し、コミュニケーションを取りながら多角的な活用が可能になります。設計・製造工程に閉じていたデータを、企画、営業、研修、マーケティングなどへ応用し、ビジネスの可能性を最大化する。それが、クラスターの「インダストリアルメタバース」です。

▼クラスターのインダストリアルメタバースについてのインタビュー記事はこちら▼

https://metaversebiznews.cluster.mu/blog/business/metaverse/blog86

▼製造現場におけるクラスターのインダストリアルメタバースについての記事はこちら▼

https://metaversebiznews.cluster.mu/blog/business/metaverse/blog85

見て、触れて、実感する。5つの体験デモンストレーション

ブースでは、貴社の課題解決に直結する具体的なソリューションを5つのデモでご提案します。

1 .設計図のリアルタイム可視化

自動車の設計図(CADデータ)をアップロードするだけで、構造や質感まで忠実に再現された高品質な3Dモデルを即時生成。関係者はアバターとなり、バーチャル空間内で同じモデルを囲みながら会話やレビューが可能です。

Point

・迅速な合意形成: 専門家でなくても完成イメージを直感的に把握でき、複数人での同時確認により、認識齟齬のない迅速な意思決定を促進します。

・マルチデバイス対応: データは自動で軽量化され、スマートフォンやタブレットでも閲覧可能。現場での確認や、遠隔地からのレビューを円滑にします。

・他社との差別化: 既存ツールでは困難だった、5〜10人規模での同時多発的な閲覧・編集作業を実現。コストや作業効率を飛躍的に向上させます。

2. 工場の設計図面の可視化・シミュレーション

バッテリー工場の設計図から、CG制作の工程を経ることなく、原寸大のバーチャル工場を即時に構築します。竣工前に空間内を歩き回り、実際の動線や作業感覚をリアルに体感できます。

Point

・コスト削減と工期短縮: 設計図さえあれば、専門家が図面を読み解かなくても、誰もが完成後の工場を立体的に確認可能。事前の動線検証やレイアウト最適化により、完成後の手戻りを大幅に削減します。

・大規模シミュレーション: 50〜100人規模での回遊シミュレーションも可能。人流を分析し、安全性や生産効率を事前に検証します。

・現場のペイン解決: 「データが重い」「図面が読めない」といった課題を解決し、関係者全員の円滑な合意形成をサポートします。

3. 危険教育(安全教育)

工場のシャーリング(金属切断機)作業など、危険を伴う作業をバーチャル空間で擬似的に体験できる安全教育コンテンツです。ビデオ鑑賞などの一方的な学習ではなく、「体感が伴う」ことで、危険への感受性を高め、安全意識の定着を図ります。

Point

・自社環境に最適化: 汎用的なVR研修とは一線を画し、お客様の設計図やスキャンデータを基に、自社固有の機械や現場環境を低コストで再現。未公開の特殊機械を用いた、より実践的な訓練が可能です。

・コストパフォーマンス: 設計図の即時立体化技術を応用することで、高コストになりがちなオーダーメイドのVRコンテンツを、手軽に導入いただけます。

4. 実機を使ったバーチャルトレーニング

※画像は、一般的なオフィスでも実施可能な簡易版のイメージになります

クレーンなどの重機を設計図データからバーチャル空間に忠実に再現。さらに、実機のコックピットから出力される電気信号とVR空間をリアルタイムで連携させることで、極めて実践的な操作トレーニングを実現します。

Point

・場所の制約を解消: 広大な訓練場を確保することなく、コックピットさえあれば本格的な訓練が可能になります。・実践的な訓練環境: VRゴーグルに加え、実際の操作機器と接続することで、実機と遜色のない没入感の高い技能研修を提供します。・習熟度のデータ化: 熟練者と初心者の視線や操作履歴を計測・比較することで、技能の差を定量的に可視化。個人のレベルに合わせた効果的なフィードバックを実現します。


5. デジタルツイン環境の構築

オフィスの設計図から色彩や素材までを忠実に再現した3D空間に、現実世界のIoTセンサー情報をリアルタイムで反映させた「デジタルツイン」を構築。現地の温度、湿度、風量、天候といった環境データを、バーチャル空間内で直感的に把握できます。

Point

・直感的な状況把握: 従来の平面的なダッシュボードでは数値でしか分からなかった現場の状況を、立体的な空間として視覚的に把握。異常発生時も即座に場所と状況を認識できます。
・五感での体験: ネッククーラーや送風機といった体感装置と連動し、現地の温度や風を身体で感じることが可能。現場に行かずとも、その場の環境をリアルに体験できる、次世代の遠隔モニタリングを提供します。

出展概要

イベント名:第28回ものづくりワールド 

大阪会期: 2025年10月1日(水)~3日(金) 10:00~18:00 (最終日のみ17:00終了)

会場: インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5-102)

弊社ブース: [8−49]ブースでは、お客様の具体的な課題をヒアリングさせていただき、PoC(概念実証)のご相談も承ります。製造業の未来を、ぜひクラスターブースでご体感ください。

https://www.biz.cluster.mu/event-inquiry

特別講演ほか、3日間連続でセミナーも実施いたします。

ご興味のあるテーマのセミナーに、ぜひお越しください

【出展社セミナー】

10月1日(水) 11:00 - 11:30 【データ駆動型ものづくり】

テーマ: そのDXは、単なるデジタル化で終わっていませんか?〜AI×XR活用で実現する、データ駆動型ものづくりへの変革〜

概要: AIが膨大な現場データを解析・シミュレーションし、最適解を導き出す。真のビジネスモデル変革に繋がるDX戦略を語ります。

②【ものづくりNEXTセミナー】

10月2日(木) 11:10 - 11:30 【AI活用・現場改善向け】

テーマ: 未来のものづくり現場はAIと共に創造する。デジタルツインの先を行く、クラスターのインダストリアルメタバース

概要: 単なる「見える化」に留まらない、AIとの協働による「知的な生産空間」とは何か。AIを活用したシミュレーションや最適化など、一歩先の技術トレンドを最新の取り組みを交え解説します。

③「特別講演:加速するXR/メタバース活用~設計や製造支援と産業DXの転換期を支える技術~」

なぜエンタメ発のクラスターが産業領域に挑むのか。大規模・安定接続を可能にする技術基盤と、直感的なUXデザインが、いかに現場のDXを加速させるか。事例を交えながらDXの次なる一手を事業共創本部マネージャーの亀谷 拓史がご提案します。

製造業のDX推進に携わる皆様へ課題解決の一助となる最新ソリューションをご紹介いたします。

ぜひご聴講ください。

日時: 10月3日(金) 10:00 - 10:45

テーマ: 加速するXR/メタバース活用~設計や製造支援と産業DXの転換期を支える技術~

参加方法:参加をご希望の方は、下記URLからお申し込みください。

https://biz.q-pass.jp/f/11140/mw_osaka_seminar/seminar_register?_gl=1%2Aghttbg%2A_ga%2AMTI4ODkwNDY1OS4xNzU3NDEyODQw%2A_ga_13PHS1HZSP%2AczE3NTc0NzYxMzckbzMkZzEkdDE3NTc0NzgwNjUkajQyJGwwJGgw%2A_ga_7PLJDM7S0T%2AczE3NTc0NzYxMzckbzMkZzEkdDE3NTc0NzgwNzAkajM3JGwwJGgw


登壇者:亀谷 拓史(クラスター株式会社 事業共創本部マネージャー)


■クラスター株式会社について

クラスター株式会社は、「あらゆるヒト、モノ、技術をつなげる共創空間のOSをつくる」をビジョンに掲げ、日本最大級のメタバースプラットフォームを開発・運営するテクノロジーカンパニーです。独自開発した大規模同時接続基盤を核に、リアルとバーチャルを融合する共創空間インフラを提供しています。製造・建設・教育・国際会議・エンターテインメントなど多様な業界で採用され、スマートフォン/PC/VRなどマルチデバイスに対応。最大10万人が同時接続できるリアルタイム空間を構築し、多数のIPコンテンツや大型イベントで実績を重ねています。高い信頼性と拡張性を兼ね備え、商業利用とスケールの両立を実現するBtoB型プラットフォームとして成長を続けています。

また、研究所を社内に設置し、ユーザー行動解析、バーチャルAIエージェント、AIによる3D制作自動化などのR&Dを推進。外部研究機関・大学との共同研究や実証実験も積極的に展開し、メタバース技術の進化を加速させています。

テクノロジーと創造力を融合し、バーチャル体験の未来を切り拓く―クラスターは次世代の社会インフラをつくり続けます。

https://corp.cluster.mu/

▼クラスター株式会社の法人向けビジネスの最前線を知ることができるオウンドメディア

https://metaversebiznews.cluster.mu/

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会社概要

クラスター株式会社

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URL
https://corp.cluster.mu/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区 西五反田8丁目9−5 FORECAST五反田WEST 10F
電話番号
-
代表者名
加藤直人
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2015年07月