ジェイテクトグループ会社、薄型・省スペース基板型コントローラ「JX-BASIC-EX2」を新開発
~ジェイテクトエレクトロニクス アナログ入出力、Ethernet搭載モデルをリリース~
株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:佐藤和弘)のグループ会社である株式会社ジェイテクトエレクトロニクス(本社:東京都小平市、代表取締役社長:森豊、以下「ジェイテクトエレクトロニクス」)は、薄型・省スペース基板型コントローラJX-BASICシリーズの第2弾としてJX-BASIC-EX2を開発しました。
【JX-BASIC-EX2の開発経緯】
労働人口の減少に伴う製造現場の自動化・省人化に対応するため、ジェイテクトエレクトロニクスは「簡単・使いやすい」、「シンプル機能」、「省スペース」をコンセプトとした基板型コントローラJX-BASICを2022年12月にリリースしました。JX-BASICは、機能の絞り込みによりプログラミングを簡素化し、また機器組み込みに最適で、既存のマイコンボードからの置き換えを可能とします。
このたび第2弾として新開発したJX-BASIC-EX2は、製造現場からニーズの高いアナログ入出力やEthernetを新たに搭載。これまで以上に多機能な制御が可能となり、さまざまな産業での利用が期待できます。
【開発品の特長】
・命令語はわずか20とシンプルで使いやすく、マニュアルレスの簡単操作でプログラミングが可能
・基板サイズは180 mm x80mmと機器組み込みに最適な省スペースサイズ
・従来の入出力各8点から各16点に拡張し、入出力不足で使用できなかった用途にも対応可能
・従来のシンク出力タイプに加え、ソース出力タイプもご用意
・アナログ入力4チャンネル、アナログ出力2チャンネルを追加し、温度や圧力センサ等にも使用可能
・Ethernetポートを追加し、ネットワークにつながることで遠隔監視や集中監視が可能
・オプションの拡張基板を追加することでさらなる用途拡大が可能
➤入出力拡張基板(入力24点/出力16点)
➤アナログ入力拡張基板(アナログ入力4チャンネル)
・プログラミングソフトウェアを無料でご使用が可能
【開発品を使用した事例】
■食品製造ライン
Ethernet経由で製造現場のデータを上位システムに転送。現場のIoT化を推進します。
■業務用給湯システム
温度制御に適しており、湯温の調整や水圧の監視を行うことができます。
■業務用洗浄機
温度や水圧制御、部品の高圧洗浄を行うことができます。
【今後の展望】
ジェイテクトエレクトロニクスは、製造現場の自動化・省人化ニーズにお応えするとともに、設備規模に応じた最適な機能を搭載した制御機器を開発してまいります。
ジェイテクトエレクトロニクスは、これからも事業活動を通じて社会課題を解決し、「地球のため、世の中のため、お客様のため」に貢献し、より良い未来づくりに邁進してまいります。
【株式会社ジェイテクトエレクトロニクスの会社概要】
所在地 〒187-0004 東京都小平市天神町4-9-1
設立 1959年3月18日
主たる業務 電子制御機器、映像情報機器、自動車機器及びFA制御システムの製造販売
従業員 420名 (2023年12月1日現在)
URL https:www. electronics.jtekt.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像