「発掘された地震跡」パネル展を開催/兵庫県川西市

阪神・淡路大震災から30年を機に

川西市

 兵庫県川西市では、阪神・淡路大震災から30年を機に、1月8日(水)から3月9日(日)の53日間、川西市内で見つかった通常は埋め戻してしまい見ることができない発掘された地震跡の写真パネルや土層剥ぎ取りを展示しています。

地割れ(加茂遺跡70次)

 平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、川西市をはじめ兵庫県下は甚大な被害を被りました。その後も平成23年の東日本大震災、平成28年の熊本地震、令和6年の能登半島地震など、全国で多くの震災被害が生じています。

 人々は、有史以来この地震と付き合いながら生活をしてきました。発掘調査で地面を掘ると、そうした過去にあった地震の痕跡が見つかることがあります。発掘された地震跡は、私たちに何を語りかけているのでしょうか。阪神・淡路大震災から30年を機に、川西市文化財資料館1階ロビーで、川西市内で見つかった通常は埋め戻してしまう検出された地震跡の写真パネルと土層剥ぎ取りを展示します。

段差を伴う地割れ(加茂遺跡270次)

【展示内容】

(1)発掘調査で見つかった地震跡の写真パネル展示

加茂遺跡第70次調査(1983年)・130次調査(1993年)・270次調査(2012年)・294次調査(2019年)・栄根遺跡第19次調査(1986年)

(2)近隣市で見つかった地震跡の写真パネル展示

・尼崎市:田能高田遺跡検出の噴砂跡(兵庫県教育委員会1992年)

・芦屋市:芦屋廃寺検出の地割れ跡(芦屋市教育委員会・1999年)

・神戸市:西求女塚古墳検出の地滑り跡(神戸市教育委員会1993年)

(3)栄根遺跡で見つかった地震跡の土層剥ぎ取り展示

 栄根遺跡第30次調査(1995年)

(4)液状化の再現実験

 簡易的な実験道具を用いた液状化の体験コーナー

地滑り(西求女塚古墳:神戸市文化財課提供)

【関連講座】

川西市文化財資料館考古学講座

「川西市内で発掘された地震跡」これまでの発掘調査で見つかった地震痕跡について解説します。

●日時:2月20日(木)午前10時から11時半

●会場:川西市文化財資料館 講座室

開館時間:9時半~午後5時

休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)

●申込:2月1日(土)から2月19日(水)まで同館にて受付(電話可)

電話・Fax:072-757-8624

●定員:30名(先着)

●費用:無料

●手話通訳・要約筆記可能。

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会社概要

川西市

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URL
https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
川西市中央町12-1
電話番号
072-740-1111
代表者名
越田 謙治郎
上場
未上場
資本金
-
設立
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