LED TOKYOと岡山理科大学が、次世代通信技術の共同研究を開始
LED TOKYO株式会社と岡山理科大学は、6G時代に向け、LEDおよびLEDビジョンを用いた次世代通信技術の共同研究を開始しました。
LED TOKYO株式会社(代表取締役社長:鈴木直樹)と岡山理科大学(学長:平野博之)は、6G時代に向け、LEDおよびLEDビジョンを用いた次世代通信技術の共同研究を開始しましたのでお知らせします。
LED TOKYO株式会社では、LEDビジョンやその周辺技術を用いて様々な社会課題を解決することを目的として、LED TOKYO研究室を設置しています。
一方、岡山理科大学では近年、可視光通信の研究を進めて来ました。可視光通信とは、通信に電波ではなく目に見える光(可視光)を用いる技術です。現状普及している電波を用いた無線通信システムとは異なる特徴を持っており、従来の通信を代替・補完する技術として世界的にも注目されています。
可視光通信の主な特徴として、次のものがあります。
・電波を使用しないために他の電子機器から出る電波と干渉を起こさない。
・光を遮ることで通信も遮断できるため、高いセキュリティを確保できる。
・LEDを使用する照明やディスプレイなどの機器に通信機能を付加することができる。
この度、両者が連携し、LED及びLEDディスプレイを送信機に用いた可視光通信のデータ送受信手法に関する共同研究を開始しました。特に、スマートフォン等に搭載されているカメラを受信機に用いた可視光通信(イメージセンサ通信・光カメラ通信)のためのデータ送受信システムの開発を目標に可視光通信を含めた光無線通信技術の普及を目指します。この研究により可視光通信の効率化、情報量の増加を計り、電波に代わる通信手段の一つとしての普及を目的としています。
LED TOKYO株式会社と岡山理科大学は今後も連携し、LEDを用いた可視光通信技術の研究を通じて、無線通信の抱える課題の解決と新たな価値の付加をめざし、国民の快適で豊かな生活の実現に貢献していきます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像