有望な人工核酸を活用した核酸医薬創薬を目指すルクサナバイオテク株式会社に出資

三菱UFJキャピタル株式会社

三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 小島 拓朗)は、当社が運営するファンド(三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合)より、人工核酸を活用した核酸創薬を目指すルクサナバイオテク株式会社(以下、「ルクサナ社」)に対し、2025年7月31日に出資したことをお知らせいたします。

ルクサナ社の人工核酸について

ルクサナ社は、2017年12月の設立(事業開始:2018年2月)以来、大阪大学薬学研究科小比賀聡教授のグループによって発明された高活性と低毒性の両立が期待される人工核酸技術群(以下、「ルクサナ XNAs 技術」)を基礎として、核酸医薬品、特にアンチセンス核酸創薬(以下、「アンチセンス」)について創薬プラットフォームを(以下、「LuxiAP®」)構築し、製薬会社、化学会社、バイオテック、大学等の密な協働による難治性疾患に対する創薬を実施しております。これまでのLuxiAP® 構築研究において、中枢神経領域における安全性と有用性に複数の知見を見出し、これをアンチセンスに応用して参りました。本成果は、2022年に実現した武田薬品工業株式会社へのXNAs技術ライセンス契約や2023年より創薬協働を開始した仏セルヴィエ社との複数の共同開発案件に活用されています。

出資背景

シリーズCのセカンドクローズにおいて、ルクサナバイオテク社へ投資を実行させていただきました。 ルクサナバイオテク社の人工核酸プラットフォームは、従来の核酸医薬のシーズでは成し得なかった、優れた安全性と有効性が期待されます。すでに複数の国内外の大手製薬企業との協業が進行しており、さらなるグローバル展開の加速と、革新的な治療薬を患者様にいち早く提供できるよう、MUFGのリソースを活用し、今後の成長を支援してまいります。

担当者:ライフサイエンス部 次長 三横 伸弘

【ルクサナバイオテク株式会社 概要】

会社名 :ルクサナバイオテク株式会社

所在地 :大阪府吹田市山田丘2番8号

代表者 : 佐藤 秀昭

設 立 : 2017年12月

事業内容 :人工核酸を活用した核酸医薬創薬

U R L :https://luxnabiotech.co.jp/

【三菱UFJキャピタル株式会社について】

三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約930社と、業界トップクラスの実績を有しています。

ライフサイエンス分野においては、2017年2月の1号ファンド以降、「三菱UFJライフサイエンス4号ファンド」(200億円)を含め計500億円と継続的にファンドを設立しています。ライフサイエンスに特化した民間ファンドの運営としては国内最大級であり、創薬、再生医療、医療機器(デジタルヘルスを含む)などのベンチャー企業を対象に最長約12年間の期間で投資を行っています。バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。

◆会社概要

会社名:三菱UFJキャピタル株式会社

所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F

代表者:代表取締役社長 小島 拓朗

設 立:1974年8月1日

事業内容:ベンチャーキャピタル事業

U R L :https://www.mucap.co.jp/

◆三菱UFJライフサイエンス4号投資事業有限責任組合について

投資対象:創薬、創薬基盤、再生医療、医療機器などを中心としたライフサイエンス分野

無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社

出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社

設 立:2023年3月28日

ファンド総額:200億円

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三菱UFJキャピタル株式会社

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URL
https://www.mucap.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
電話番号
-
代表者名
小島 拓朗
上場
未上場
資本金
-
設立
1974年08月