愛知製油所の名称を「愛知事業所」へ変更、開所式を開催
石油化学製造設備の譲受完了、1事業所2地区体制での一体運営を開始
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下当社)は、愛知製油所の名称を「愛知事業所」(愛知県知多市、所長:太田 義彦)に変更(10月1日)、10月3日に開所式を開催しました。
画像:テープカットの様子(左から、JFEエンジニアリング株式会社・後藤常務執行役員、ENEOS株式会社・井上知多事業所長、ENEOS株式会社・木村常務執行役員、当社澤取締役、当社太田執行役員愛知事業所長、株式会社出光プランテック愛知・南部代表取締役社長、旭タンカー株式会社・坂本代表取締役専務)
当社は、国内石油製品の構造的な需要減退や、アジアの経済成長に伴う石油化学製品市場の成長を見据え、精製/化学のインテグレーションに取り組んでいます。グループ製油所全体の競争力向上と価値最大化のため、これまで以上に揮発油留分を高付加価値の石油化学原料の生産・供給に活用することを目的に、2021年10月にENEOS株式会社(代表取締役社長:齊藤 猛、以下ENEOS)と締結した、ENEOS知多事業所の石油化学製品製造設備の譲渡(譲受)契約に基づく本設備の譲受が、本年10月1日に予定通り完了しました。これに伴い愛知製油所の名称を変更し、1事業所2地区体制での一体運営を開始しました。
所内関係者や協力会社が参加した開所式では、来賓挨拶およびテープカットのほか、記念撮影を行いました。所長挨拶では「石油業界にとって大きな変革期にある中、それを乗り越える第一歩を、石油と石化のインテグレーション深化を体現した本取り組みにより踏み出した。来るべきカーボンニュートラル・循環型社会の形成に、責任を持って取り組んでいくとともに、愛知事業所2地区で想いを一つとし、地域の発展、豊かな暮らしに貢献していきたい」と、愛知事業所の新しい出発を通じ、今後もエネルギー・素材の安定供給や地域の発展に貢献していくことを宣言しました。
■愛知事業所(1事業所2地区体制) 概要
所在地:南浜地区 愛知県知多市南浜町11番地
北浜地区※ 愛知県知多市北浜町25番地(※ENEOSから譲受する設備があるエリア)
操業開始:1975年
敷地面積:315万㎡(南浜地区:207万㎡、北浜地区:108万㎡)
主要設備能力:
常圧蒸留装置:160,000バレル/日
パラキシレン製造装置: 400千トン/年
■関連プレスリリース
2020年10月27日「石油化学製品製造設備の譲受に向けた検討に関する基本覚書締結のお知らせ」
https://www.idemitsu.com/jp/content/100032782.pdf
2021年10月20日「(開示事項の経過) 石油化学製品製造設備の譲渡(譲受)契約締結のお知らせ」
https://www.idemitsu.com/jp/content/100037404.pdf
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