B2福岡|有終の美飾れずB2プレーオフを4位で終える
2025年5月19日(月)に開催した、りそなグループB2 PLAYOFFS 3位決定戦【ライジングゼファーフクオカ vs.信州ブレイブウォリアーズ】GAME3は、“福岡 94-101 信州”で敗戦となりました。

【試合結果】
【福岡】94-101【信州】
1Q 22-25
2Q 15-15
3Q 26-26
4Q 31-25
【戦評】
【前半】
シーズン最後の一戦となった3位決定戦GAME3。福岡は#24谷口がジャンパーでチーム初得点をあげると、3Pシュートも沈めて好スタートを切る。ベンチから登場した#1中村と#50ブラウンも立て続けに3Pシュートを成功させ、序盤から高確率の外角シュートで得点を重ねる一方、信州も#4小玉選手や#15チェンバース選手が3Pシュートで応戦し、一進一退の攻防が続いた。
第2クォーターに入ると、信州に連続得点を許し一時リードを広げられるが、#5ランダルの3Pシュートや#33加藤のドライブで加点し、粘り強く食らいつく。
【後半】
後半、福岡は信州に再び連続得点を許しリードを11点に広げられるも、ここから反撃開始。ランダルがAND1を成功させると、3Pシュートも沈めて一気に流れを引き寄せる。続く#25バーレルも力強いAND1で続き、福岡に再び勢いが生まれ、試合は再び拮抗状態になる。谷口がこの日4本目となる3Pシュートを沈め信州を捕えるも、勝負所の3Pシュートを信州が立て続けに沈め万事休す。最終スコア94-101で敗れ、B2プレーオフは4位で幕を閉じた。
【コメント】
浜口炎HC
本当に選手たちは、最後まで必死にファイトしてくれたと思います。ただ、信州さんがオフェンスでもディフェンスでも非常にうまく試合を運んでいて、うちのディフェンスではスイッチやや連携のミスが目立ってしまいました。その結果、要所でスリーポイントを50%という高確率で決められてしまい、なかなか追いつけない苦しい展開になってしまいました。バスケット的には、本当に難しいゲームだったと思います。
それでも、平日にもかかわらず、シーズン最後の試合にたくさんのブースターの皆さんが駆けつけてくれて、すごく良い雰囲気の中で試合ができました。選手たちにも、そして支えてくれたブースターの皆さんにも、心から感謝しています。
谷口光貴族選手
■試合を振り返って
今日の試合は、「最後は勝って終わりたい」という強い思いを持って臨みました。信州さんも本当にタフにプレーしてくれて、すごく良い試合になったと思います。正直、シーズンの締めくくりにふさわしいゲームだったんじゃないかなというのが率直な感想です。
ただその中で、やっぱり最後にしっかり勝って、応援してくださったライジングのブースターの皆さん、そして今日会場に足を運んでくれた皆さんに勝利を届けたかったという思いが強くあります。なかなかシーズン通して思うようにいかないことが多かったですし、今日の試合も、そんな“もどかしさ”を象徴しているような内容だったなと、プレーしていて改めて感じました。
■福岡での2年間を振り返って
僕が福岡に来たばかりの頃は、正直「静かな会場だな」と感じ、アウェーチームとして来たときも同じ印象でした。福岡という地域にとってこのチームが必要とされる存在になれるよう、少しずつ文化を作っていけたら、という思いで取り組んできました。今までずっと「昇格」という壁にぶつかってきて、逆にそれを乗り越えて昇格していったチームを見ていると、そこには明確な差があると感じます。選手やコーチなど現場の努力だけでは、やっぱり足りない。地域の方々や街全体が一丸となってチームを応援するような、そういう力があってこそ、本当に強いチーム、昇格できるチームになるんだと、他チームを見ていて強く思いました。
だからこそ、ここ福岡でも、そのチャレンジをこの2年間でやってみたいと思ってやってきました。まだまだ途中かもしれませんが、少しずつ形にはなってきていると感じています。そして、今年も惜しくも昇格できなかった悔しさは、僕たち選手だけでなく、多くの方が共に感じてくれたはずです。それこそが、今後ライジングゼファーフクオカが本当に地域に根付き、発展していくための大きな力になると信じています。
【ハイライト】
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