シニア向けWell-being事業を運営する「株式会社AgeWellJapan」に出資

ユナイテッド株式会社

2025年3月4日 11時00分

ユナイテッド株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長兼執行役員：早川与規、証券コード：2497、以下「ユナイテッド」）は、株式会社AgeWellJapan（本社：東京都渋谷区、代表取締役：赤木円香、以下「AgeWellJapan」、読み：エイジウェルジャパン）へ出資いたしました。

ユナイテッド株式会社、シニア向けWell-being事業を運営する「株式会社AgeWellJapan」に出資

■AgeWellJapanの事業について

AgeWellJapanは、『Age-Wellな人生の相棒になる。』というビジョンを掲げ、シニア向けWell-being事業を運営しています。

創業期から営む、BtoC（対消費者）事業の『もっとメイト』に加え、場を創る『モットバ！事業』、人を創る『AWD（Age-Well Designer）人材育成事業』、事を創る『Age-Well事業共創』の３つの領域で事業成長を図っています。

■ユナイテッドによるAgeWellJapanへの出資の背景

高齢化の進行により、2040年には65歳以上の割合が35%、75歳以上が20%を占めるようになり*¹、長期的に後期高齢者の全人口に占める割合は高まっていくことが予測されています。高齢化が進行する中で、介護保険財源及び介護人材の不足に伴い、保険外のサービスの利用が推奨されてきています*²*³。保険外の介護予防・生活支援サービスの市場規模は、2014年に6,841億円であったのに対し、2025年には約1.3兆円に及ぶと推測されています*³。

AgeWellJapanは、高齢化に伴う高齢者サポート事業を起点に、シニアへの理解を深めたい団体や、シニアをターゲットとしたサービス・小売事業者に対して、BtoB（対企業）、BtoG（対国や自治体）事業を展開します。

AgeWellJapan代表の赤木氏は、自身の祖母の「生きがい」や自己肯定感の低さに課題を持ち、同社を創業しました。現在に至るまでに「Well-being」よりさらに肯定的な状態である「Age-Well」という概念を確立し、多くのステークホルダーを巻き込んでいます。

ユナイテッドは、AgeWellJapanであれば、高齢者が生き生きと生活できる世の中を実現できると期待し、この度出資の意思決意をいたしました。

*¹ 厚生労働省「我が国の人口について」

*² 厚生労働省「介護給付費実態調査結果の概要」

*³ 経済産業省「将来の介護需給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会報告書」

*⁴ 株式会社シード・プランニング「介護予防・生活支援サービスの市場規模予測」

■今後の展望

AgeWellJapanは、今回調達した資金で、積極的に人材採用を行っていく予定です。ユナイテッドとしても、AgeWellJapanの事業拡大とさらなる成長に向け支援してまいります。

■ユナイテッド株式会社投資事業について

ユナイテッドは「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」をパーパスに掲げ、投資事業、教育事業、人材マッチング事業の3つをコア事業としています。
投資事業においては、インターネットビジネスの黎明期から20年以上に渡って数々のベンチャー・スタートアップ企業に投資を行い、投資先企業の成長・EXITに寄り添ってまいりました。
現在は国内のシード～アーリーステージのベンチャー・スタートアップ企業を主な投資対象としております。投資はすべて自己資金で行っているため、柔軟かつスピーディーな意思決定が可能です。
投資後には、長年の事業運営・投資経験により培った事業・組織運営ノウハウの提供、及び資金調達・EXIT支援等を行っております。加えて、事業戦略立案から実行に至るまで、事業成長のための一気通貫の支援を行うバリューアップ専門部隊を有します。

ユナイテッドは今後も、有望なビジネスモデルを持つベンチャー・スタートアップ企業への投資を積極的に行ってまいります。