【新刊情報】「伝説のエクスカリバー」で世界の危機を救う!自信がないときも勇気がもらえる物語『あたしは勇者になれますか?』発売!
児童書出版社、 株式会社岩崎書店(代表取締役社長 小松崎敬子、本社:東京都文京区)は『あたしは勇者になれますか?』(荒木せいお・作/イシヤマアズサ・絵)を2025年6月13日に刊行しました。

”神様は不公平だ!でもあきらめたくない”
主人公の可乃子には、勉強も運動もピアノも得意な、なんでもできるお姉ちゃんがいます。「お姉ちゃんのおまけではなく、自分も選ばれし者になりたい」と劣等感を抱いたとき、もしも突然ふしぎな力を授かったら…?
自信を持てない主人公たちの悩みに共感し、感情移入しやすい、中学年向けの読書感想文にもぴったりな幼年童話です。
「人の心が読めて、学校の児童全員の名前と誕生日の星座を把握している」という学校伝説がある教頭先生など、ユニークな登場人物たちにもぜひご注目ください!
内容紹介
運動会の後の校庭で、どうしても抜けないペグのことを「伝説のエクスカリバー」に見立てた晴彦たち。そのペグを見事に引き抜いた可乃子のことを、晴彦は「選ばれし勇者」と称えます。可乃子がペグの釘を記念に持ち帰り掌に押し付けていると、いつのまにか掌についた跡が「スイッチ」の役目を果たすという、不思議な力が宿ります。常々、優秀な姉に劣等感を抱いていた可乃子はおまけの妹の汚名を返上するため、勇者として、世界の危機を救うことを心に誓います。
そんな中、晴彦にとある騒動が起こり…。学校のことならすべてお見通しの魔女と噂の教頭先生から助言をもらい、可乃子は、自分なりに考えた世界の危機と晴彦を救おうと決心しますが…。
「身近な世界の危機を救う勇者になるんだ!」と立ち向かう可乃子の勇気を応援したくなる、共感を呼ぶ物語!爽やかな読後感に包まれる1冊です。




書誌情報

書名:あたしは勇者になれますか?
著者名:荒木せいお・作/イシヤマアズサ・絵
出版社:株式会社岩崎書店
定価:1,540円(本体1,400円+税)
判型:A5判
ページ数:160ページ
ISBN:978-4-265-07273-6
◎著者紹介
荒木せいお
1958年生まれ、新潟県出身。埼玉大学教育学部卒業後、東京都の特別支援学校、小学校の教員となる。1985年、評論「主体と状況」で第7回「日本児童文学」創作コンクール入選。2018年、『冒険は月曜の朝』(新日本出版社)出版。「サークル・拓」所属。日本児童文学者協会理事。『日本児童文学』編集委員。
イシヤマアズサ
イラストレーター、漫画家。コミックエッセイや絵本、書籍の装画などで、暮らしを描いている。著書に『真夜中ごはん』『つまみぐい弁当』(ともに宙出版)、『なつかしごはん大阪ワンダーランド商店街』(KADOKAWA)。絵本に『給食室のいちにち』(文・大塚菜生、少年写真新聞社)、『おおきなおさら』(作:あさのますみ、パイインターナショナル)など。『真夜中ごはん』で第4回料理レシピ本大賞コミック賞受賞。
※商品の店着状況により店舗ごとに発売開始日が異なります。
販売場所:全国書店、ネット書店 ほか
紀伊國屋書店:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784265072736
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