[名古屋版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 2ヵ月連続で小幅に低下
募集賃料 前月からほぼ横ばい
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年5月度の名古屋市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年6月号名古屋」を公表します。
※1:主要エリア=名古屋市名駅エリア・栄エリア・伏見エリア
※調査時点:2024年5月末現在および各年12月31日時点
支店長の視点
大規模ビルの供給は今年は第1四半期に集中しており、今後は来年10月の「(仮)錦通桑名町ビル」まで予定が無い。加えて、足元では新築ビルに移転したテナントの二次空室は空室率に影響を及ぼす水準までは発生していない。館内増床の事例も多く、オフィス需要は活発な状況が続いていることから、今後の需給バランスは安定的に推移するとみられる。(名古屋支店長 妹尾哲也)
名古屋市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 2ヵ月連続で小幅に低下 オフィス需要は引き続き活発
空室率は前月比マイナス0.11ポイントの4.62%となり、2ヵ月連続で小幅に低下した。ビルグレード改善目的の移転や新規開設により新築ビルを中心に空室消化が進み、主な低下要因となっている。潜在空室率は前月比マイナス0.05ポイントの6.34%だった。
オフィス需要は引き続き活発な状況にあり、拡張移転や新規開設等の前向きな動きが中心となっている。小口だけでなく大口の面積帯の需要も増えている。
<空室率&潜在空室率>
名古屋市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 前月からほぼ横ばい 12,000円/坪台での小幅な動き
募集賃料は前月比マイナス8円/坪の12,539円/坪となった。前月からほぼ横ばいで、募集賃料は12,000円/坪台での小幅な動きが継続している。
<募集賃料&募集面積>
<名古屋市 規模別 空室率>
<名古屋市 全規模ビル 主要エリア 空室率>
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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