「三井不動産」×「NewsPicks Re:gion」がコラボレーション「東京ミッドタウン八重洲」にて、地域経済創発プロジェクト「POTLUCK YAESU」を始動
地域の挑戦者等が集い、つながりを加速する「場」と「機会」を提供
- 本リリースのポイント
●地域の団体・コミュニティが「プロジェクトパートナー」として参加し、地域を良くしたいという思いを持った日本全国のビジネスパーソン等の人々が集い、ネットワークを広げることのできる「場」と「機会」を提供。
●本日よりWebサイトを公開し、地域の産業創造事例や「プロジェクトパートナー」紹介等の情報発信を開始。
2023年3月からは「東京ミッドタウン八重洲」に拠点オープン、初回イベントを開催予定。
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:菰田正信)は、2023年3月にグランドオープンを迎える「東京ミッドタウン八重洲」にて、地域経済創発プロジェクト「POTLUCK YAESU」(以下「本プロジェクト」)を始動することをお知らせいたします。
当社はこれまでも地域と共創する様々な事業を展開してまいりました。日本全国の地域コミュニティに合わせて「三井ショッピングパーク ららぽーと」「三井アウトレットパーク」等の多種多様な商業施設を展開。2019年からは民間委託(コンセッション)方式を活用し、地域と共に成長する空港の運営事業に参入。2020年からは農業事業にも参入し、農業を通じて地域活性化を目指す取り組みを行っています。これらの事業を通じ、行政、企業、大学等のアカデミア、住民の方々と共創し、雇用創出や地域経済の活性化に寄与してきましたが、今般、地域のさらなる持続的発展のため本プロジェクトを始動します。
本プロジェクトは、地域経済メディア「NewsPicks Re:gion」と共創し、「POTLUCK(ポットラック)」=「持ち寄る・集まる・つながる」をキーワードに、日本各地の挑戦者のつながりを加速させることを通じ日本全国におけるさらなるイノベーション創出と日本経済の活性化に寄与することを目指します。
■「POTLUCK YAESU」の概略図
- 1.地域経済創発プロジェクト 「POTLUCK YAESU」について
現在、地方を変えようとする挑戦者が次々と台頭し、地域を超えてつながり始めています。また、都市で働く社会人の中にも地方の可能性に着目し、組織や場所を越えてコミットする個人が増えてきました。本プロジェクトでは、つながり始めたこのような人々のネットワークを広域に拡大させ、活性化することを目指します。
■重視する価値観
本プロジェクトでは、「一人勝ち」でなく「みんなで勝つ」という価値観を重視し、日本の「地域」を舞台に活躍する挑戦者の、組織を超えたつながりを重視します。また、都市と地方の二項対立ではなく、都市も一つの「地域」と捉え、都市と地方それぞれの固有の価値を活かした地域経済創発を目指します。
■「POTLUCK YAESU」が目指すもの
2023年3月にグランドオープンを迎える「東京ミッドタウン八重洲」では、「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド ~日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街~」を施設コンセプトとし、世界中・日本中から人や情報、モノ・コトが集まり、交わり、新しい価値を生み出し、世界に向けて発信していく街づくりを目指しています。そのコンセプトを体現する場として、本プロジェクトでは、「地域」における新産業創造・既存産業の発展の支援をすることで、日本全国における更なるイノベーション創出と日本経済の活性化に寄与することを目指します。
■ロゴに込めた思い
日本中の意思が持ち寄られ、人との対話やワクワクした時間が重なっていく環境。これが地域経済創発には必要です。場(Place)と人(Person)と、そして誇り(Pride)。この要素が集まることで、開かれた未来への対話が生まれていくことを、ロゴに込めました。青は可能性を秘めたあらゆる地域とそれらが集まるPOTLUCK YAESUの場を表現し、赤は場に集まる人の誇り、そして人そのものをイメージしています。
■POTLUCK YAESUステートメント
日本には多くの地域がある。
地域ごとに異なる自然があり、
そこに根ざした独自の歴史と文化がある。
それを誇りとして、人は多様な豊かさを育んできた。
それを意思に変えて、人は多彩な産業を起こしてきた。
新たな多様性の時代に、
距離を超えて地域と地域が交わり、
まだ見ぬ人と人がつながることが、
かつてない価値を育む土壌となる。
あらゆる地域の人が
誇りを持ち寄り、意思と出会い、
新たな関係性が生まれる、その先へ。
地域経済がつながる、新しい場づくり。
POTLUCK YAESU.
- 2.POTLUCK YAESUが提供する「場」と「機会」
■「場」の提供 (東京ミッドタウン八重洲5階)
①交流ラウンジ
イベント参加者、来街者、地域からの来訪者等がくつろぎ、交流できる空間。
面積:約500㎡。
②展示・キッチン
プロジェクトパートナーに関する情報発信を行う展示空間と、カフェキッチンを併設。
③スタジオ
ラウンジに併設されたスタジオ内で、リアル・オンラインのハイブリッドイベント「POTLUCK TALK」を開催。
面積:93㎡。
④イベントスペース
展示利用からプレゼンテーションイベントまで多様なシーンで利用可能なイベントスペース。
面積:200㎡。
※各パースはイメージです。
■「機会」の創出
①POTLUCK TALK (高頻度の交流イベント)
プロジェクトパートナーが毎月集まり、自身の活動の発信や、ゲストを迎え入れた30名規模のトークセッションイベントを開催。地域の未来を創出するノウハウや、リアルな悩みや課題を共有します。イベント後は、交流ラウンジ内で、地域を超えた出会いの場を作ります。
②POTLUCK FESTIVAL (カンファレンスイベント)
地域でイノベーションに挑戦する日本全国のプレーヤーが一同に会する300名規模の大型カンファレンス。初回を、2023年3月に開催予定。
③交流ラウンジにおける展示・情報発信
地域で新産業の創造や、既存産業の活性化に取り組むイノベーターによる展示空間。地域と関わるきっかけや、偶発的な気付きをもたらします。
④特設ウェブサイトでの情報発信
2022年12月2日よりWebサイトを公開し、ニュースレター会員募集も開始いたします。Webサイトでは、地域の産業創造事例の紹介やイベントレポート、人物の紹介を通じ、多様な生き方・働き方のヒントを得るきっかけを創出します。2023年3月からのイベント開催等本格始動に向け本プロジェクトに関する情報発信を行い、本プロジェクトを盛り上げてまいります。
(「POTLUCK YAESU」Webサイト)
https://www.potluck-yaesu.com/ ※2023年3月よりURL変更の予定
⑤コミュニケーションの促進
本プロジェクトの運営メンバーが、ラウンジ内での交流を促進させ、偶発的な出会いの創出を支援する予定です。
- 3.POTLUCK YAESUを共に盛り上げるプロジェクトパートナー
POTLUCK YAESU プロジェクトパートナー(2022年12月時点)
- 4.「東京ミッドタウン八重洲」および「News Picks Re:gion」について
東京ミッドタウン八重洲は、日本の玄関口である東京駅八重洲に2022年8月に竣工したミクストユース型の大規模再開発プロジェクトです。八重洲は、新幹線をはじめ、鉄道、地下鉄、バスなど多彩なモビリティの結節点であり、空港へのダイレクトアクセスが可能な鉄道・バス路線を有するなど、まさに日本の玄関口といえる街です。そのため、全国から企業・ビジネスパーソンが集い、古くから交流と経済成長の中心地として栄えてきました。
「東京ミッドタウン八重洲」はその地の利を生かし、「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド ~日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街~」を施設コンセプトに掲げ、世界中・日本中から人や情報、モノ・コトが集まり、交わり、新しい価値を生み出し世界に向けて発信していく街づくりを目指しています。
・参考リリース 「東京ミッドタウン八重洲」竣工・2023年3月10日開業決定
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2022/0915_01/
■「イノベーションフィールド八重洲」について
東京ミッドタウン八重洲の4・5階にビジネス交流施設として「イノベーションフィールド八重洲」を整備します。日本全国におけるイノベーションの起点として必要な「場」と、地域や産業分野を超えた共創の「機会」を提供します。POTLUCK YAESUは、「イノベーションフィールド八重洲」の5階を拠点に推進してまいります。
※東京大学八重洲アカデミックコモンズ......東京大学の都心サテライト拠点
・参考リリース
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2020/0727/
■「NewsPicks Re:gion」について
「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」をパーパスに掲げるユーザベースグループは、地域や世代の隔てなく、"あらゆる人に経済情報を届ける"ことを目指してまいりました。
しかし、全国の各地域における「情報」と「ヒト」のネットワークはいまだ分断されており、ビジネスの"大都市一極集中"の潮流はますます加速しています。NewsPicks Re:gionでは、日本経済全体の活性化につなげるためコンテンツやカンファレンスの展開を通じて地域経済の可能性を発掘し、地域経済圏の情報格差・機会分断のギャップを越えていくプロジェクトとして展開しています。
<NewsPicks Re:gion編集長 呉氏 コメント>
「地域を変える」意思をもったイノベーターが日本各地に次々と台頭し、組織や世代の枠組みを超えて、新たなコレクティブ・インパクトを形成しつつある現在。NewsPicks Re:gionは、この新しいリージョン・エコノミーを通じて、都市と地域、組織と個人の関係性を問い直していくために誕生しました。
この潮流は、単なる地域創生でも、単なるビジネス開発でもなく、各地に出現した新たなリーダーたちによる、地域をフィールドにした次世代社会を模索する創発の試みといえます。
三井不動産とのコラボレーションで取り組む「POTLUCK YAESU」では、この「意思と才能のつながり」を、閉じられた小さな輪ではなく、より広く開かれたコモン・アセットとして拡大していくことを目指します。
◆三井不動産グループのSDGsへの貢献
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における4つの目標に貢献しています。
目標8 働きがいも経済成長も
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
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