[札幌版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 2021年12月以来の3%台
募集賃料 再び上昇
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年5月度の札幌市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年6月号札幌」を公表します。
※1:主要エリア=札幌市南口エリア・北口エリア・大通エリア
※調査時点:2024年5月末現在および各年12月31日時点
支店長の視点
創成川東エリアの大規模ビル「創成クロス」が竣工した。1フロア面積400坪超のスケールメリットを有し、拡張・集約移転や周辺エリアからの立地改善を目的とした移転等の大口需要を集め、高い稼働率となっている。札幌駅の東側では新幹線改札口の建設や「(仮)北5西1・西2地区再開発」も計画されていることから、より一層のエリアの魅力向上が期待されている。(札幌支店長 滝口恵貴)
札幌市 大規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 2021年12月以来の3%台 「北口」が2ヵ月連続で大幅な上昇
空室率は前月比プラス0.29ポイントの3.16%となり、2021年12月以来の3%台に上昇した。複数の新築ビルが空室を抱えて竣工したことが主な上昇要因となっている。エリア別では「北口」が前月比プラス0.5ポイントと、2ヵ月連続で大幅な上昇となった。潜在空室率は前月比プラス0.33ポイントの4.36%だった。
オフィス需要は小口の面積帯が中心となっており、大口の募集床はリーシング活動に時間を要している。
<空室率&潜在空室率>
札幌市 大規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 再び上昇 統計開始以来の最高値を更新
募集賃料は前月比プラス173円/坪の12,369円/坪となった。募集賃料は再び上昇し、統計開始以来の最高値を更新している。
<募集賃料&募集面積>
<札幌市 規模別 空室率>
<札幌市 全規模ビル 主要エリア 空室率>
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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