FRONTEO、特許調査を高度化したPatent Explorer Xを発表
解析精度と操作性を改善
株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏)は、特許調査ソリューション「Patent Explorer X」の開発を完了し、販売を開始します。
FRONTEOは、トヨタテクニカルディベロップメント株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役:香川 佳之、以下トヨタテクニカルディベロップメント)と共同開発した特許調査AIシステム「Patent Explorer」を2015年より提供しております。これは、発明の新規性・進歩性を否定する根拠となる可能性がある特許文献を迅速に発見・抽出することによって、特許調査の効率化を図る特許調査・分析システムで、提供開始より多くの企業における特許調査・分析業務の効率化を実現してきました。
Patent Explorer XはPatent Explorerで培った知見をもとに、精度や操作性を向上させたシステムで、Patent Explorerと同じく、トヨタテクニカルディベロップメントの協力のもと開発しました。本システムでは、従来使用してきた「KIBIT(読み:キビット)」から「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」にAIエンジンを切り替え、AIの学習のためのデータ整備を施すことにより、Concept Encoderが得意とするテキスト情報のベクトル化を活用して、性能と操作性の向上に成功しました。検証段階では、より大きな特許母集団に対する特許探索が可能となり、操作性に加え、解析精度も向上するという結果も得られています。Patent Explorer Xは、知的財産部での特許調査のみならず、研究開発領域でも活用可能で、無効資料調査、先行技術調査、技術動向調査、クリアランス調査といった特許調査の効率化・高度化を実現します。FRONTEOは、まず日本特許の解析について、2021年9月1日(予定)から本製品のサービス提供を開始し、その他の国の特許解析についても、順次サービスを提供していく予定です。
先端技術の発明やその戦略策定には、迅速かつ的確な特許調査が欠かせません。FRONTEOは独自の自然言語処理AIエンジンを活用することで、ユーザー企業のニーズにかなった高度な特許調査を実現し、企業の知財戦略を支援していきます。
■FRONTEOについて URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT」と「conceptencoder」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子証拠開示)」や、「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培ったAI技術をもとに、2014年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、経済安全保障へと事業のフィールドを拡大し、AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。2021年1月13日第一種医療機器製造販売業許可(許可番号:13B1X10350)を取得。資本金2,973,975千円(2021年3月31日現在)。
※FRONTEO、KIBIT、conceptencoderはFRONTEOの日本における登録商標です。
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