ウェルビーイング・環境双方に配慮した住まいの提案　プラウドシティ大津京が国内分譲マンション初の「Fitwel 認証」を取得

―低炭素認定を取得し、共用部はCO₂排出量実質ゼロを実現―

野村不動産ホールディングス株式会社

2022年3月18日 13時00分

　野村不動産株式会社（本社：東京都新宿区/代表取締役社長：松尾大作）は、滋賀県大津市に開発中の新築分譲マンション「プラウドシティ大津京（以下、本物件）」において、建物を利用する人々の心身の健康（ウェルビーイング）・快適性等に配慮した建築物として認定される「Fitwel（フィットウェル）認証」を取得したことを、お知らせいたします。なお、Fitwel認証の取得は、国内で2例目であり、分譲マンションを含めた住宅での取得は国内初となります。

プラウドシティ大津京完成予想図

「Fitwel 認証」証明書

「Fitwel認証」概要と評価ポイント

　Fitwel認証とは、建物を利用する人の健康性を評価認証するシステムです。⽶国疾病予防管理センター(CDC)と⽶連邦政府⼀般調達局(GSA)が主導して2017年に開発したもので、人々がより健康で豊かな活き活きとした⼈⽣を送れる要素を備えている建物であるかが12の大項目により評価されます。
　評価項目のうち、本物件が特に評価の高かった項目は以下の通りです。

＜プラウドシティ大津京の主な評価ポイント>

プラウドシティ大津京のウェルネス・健康配慮の取組み

　プラウドシティ大津京は、Fitwel認証で評価されたポイントに加えて、入居者の心身の健康・ウェルビーイングを実現する複数の取組み・空間づくりを予定しています。琵琶湖を望む自然の豊かさと、地域密着型の商業施設を近隣に有する本物件ならではのロケーションを活かし、マンション入居者と地域がつながる新たなライフスタイルの創造を目指しました。

➢近隣施設「ブランチ大津京」との連携によるコミュニティ醸成
　本物件から徒歩3分の立地で、多様な生活用品が揃う地域密着型の商業施設「ブランチ大津京」と連携し、入居者が参加できる健康促進プログラムをはじめとしたイベントを新築分譲引き渡し後の入居2年目まで開催します。具体的には、芝スペース「ブランチパーク」でのヨガ、琵琶湖畔でのSUP等のマリンアクティビティ等、地域の特性を生かしたプログラム等を予定しています。
　また、ブランチ大津京の入居テナントにも協力いただき、子育てサロン、コーヒーセミナー、フラワーアレンジメントレッスン等、地域コミュニティを醸成するイベントも複数回開催予定です。

ブランチ大津京

➢ウェルビーイングに配慮した空間設計
　本物件は、入居者が心身ともに健康で快適に暮らすことができる空間設計を目指し、共用部内に、住民同士のコミュニティ醸成する仕掛けや、アクティビティも可能なスペース等を設けています。
　さらに特徴的な仕組みとして、日中は物件の共有スペース内にセキュリティフリーで入室できる「コミュニティラウンジ」を設け、入居者との待ち合わせスペース等として地域住民の方も利用いただけるようにする予定です。

　＜共用部の設備一例＞
・パーティルーム、キッチンスペース、ライブラリ等の共用スペース
・住民同士のコミュニケーションを促す敷地内のテラスにはポール型ドライミストを設置
・エントランスとテラスを結ぶコリドールは緑化しベンチを複数設置
・日中はセキュリティフリーとなる地域にひらいた「コミュニティラウンジ」
・ヨガ等のアクティビティも可能なフィットネススペース
・コロナ禍への対応として、スマートフォンから閲覧可能な館内のCO₂モニタリングシステム
（スタディルーム、ライブラリ、サロン内に設置）

コーチエントランス（コミュニティラウンジ）完成予想図

➢入居者の健康増進に寄与する国産木材の活用
　メインエントランスホール、コーチエントランス（コミュニティラウンジ）、スタディルームには、地元　滋賀県産木材（スギ）を活用しています。
　当社では、これまでも日本初の木造高層ハイブリッド分譲マンションや、マンションの独立共用棟・共用スペースには原則国産木材を活用する方針を掲げており、積極的に国産木材の活用を行ってきました。
　本物件でも、内装材に国産木材を使用することで、森林資源の循環による環境維持、居住者の健康増進に寄与する居住空間の提供、双方を目指しています。

エントランスホール完成予想図

「プラウドシティ大津京」の環境への取組み

　本物件では、断熱性を高めた設備設計と全住戸へエネファーム採用により、低炭素認定を取得しています。カーボンニュートラル社会の実現に向けてCO₂の削減にも積極的に取組んでおり、本物件の共用部および本物件を販売するマンションギャラリーは、CO₂排出量実質ゼロの電気を導入しています。また、専有部においても入居者がCO₂排出量ゼロを選べるプランを用意しています。詳細は以下の通りです。

※１：再エネ指定の非化石証書を使用することにより、実質的に再生可能エネルギー電気100％の
調達を実現しています。
※２：非FIT電源（太陽光）やFIT電源*（太陽光・風力・バイオマス）で作られた電気と
非化石証書により、CO₂排出量がゼロとなる料金メニュー。
*大阪ガス株式会社がこの電気を調達する費用の一部は、大阪ガスのお客さま以外の方も含め、電気をご利用のすべての皆さまから集めた賦課金により賄われております。

スタイルプランE-ZEROB 認定証明書

「プラウドシティ大津京」供給・販売状況について

　本物件は、エントリー開始後1,000件超のお問合せをいただき、今年1月のモデルルームオープン後、360組のお客様に来場いただいています。2月下旬より開始した、第1期販売では、2LDK～4LDKまで合計100戸を供給し、約7割にお申込み、最高倍率は3倍となりました。購入者様は、地元大津市在住者が4割を占める一方、近隣の京都府、大阪府在住の方からの評価も得られ、20代～70代の方に幅広い世代の方に購入いただいています。

<来場者アンケートより、お客様の評価が特に高かった点>
・｢ブランチ大津京｣などの生活利便施設が徒歩圏に充実
・山と湖に囲まれた大自然を身近に感じる住環境/目前に大きな琵琶湖畔の風景が広がる日常
・発電効率の高いエネファームを全戸に設置
　