アンジェスと大阪大学が手掛ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向けDNAワクチン共同開発チームに参画
~抗体誘導ペプチド推定AIを用いた次世代ワクチン開発にフューチャーが協力~
フューチャー株式会社(東京都品川区、代表取締役会長兼社長 グループCEO:金丸恭文、以下フューチャー)は、アンジェス株式会社(大阪府茨木市、代表取締役社長 山田 英、以下アンジェス)、国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科(大阪府吹田市、以下大阪大学)が進める新型コロナウイルス感染症向け次世代DNAワクチンの共同開発に参画することを決定しました。
《次世代ワクチン開発への協力》
大阪大学とファンペップ株式会社(大阪府茨木市、代表取締役社長:三好稔美、以下ファンペップ)が取り組む抗体誘導ペプチドの開発およびアンジェスによる臨床治験の推進において、フューチャーが有する深層学習を用いた抗体誘導ペプチド推定AI(人工知能)によって、抗原配列等の最適かつ効率的な設計に貢献し、各者協力体制のもと次世代ワクチンの開発スピードを向上させます。
《抗体誘導ペプチド推定AIとは》
抗体誘導ペプチド推定AIは、2018年8月より大阪大学、ファンペップ、フューチャーが共同で研究開発を進めてきました。同研究内容は2019年12月にバイオ情報学研究会にて発表、優秀プレゼンテーション賞を受賞するなど、研究成果をあげています。
この抗体誘導ペプチドを用いた次世代ワクチンは、従来のDNAワクチン単体に比べ抗体産生力向上が期待されるため、ワクチンの投与量・回数の減少、より強力な感染予防効果や重症化が抑えられるなどの臨床的なメリットが期待されます。
フューチャーは、新型コロナウイルス感染症に対する次世代DNAワクチン開発をはじめ、今後も積極的に創薬分野のAI技術開発に取り組んで参ります。
※参考
大阪大学、ファンペップと抗体誘導ペプチドを効率的に開発するAIについて共同研究
~機械学習・深層学習の技術を活用したワクチン用抗原探索システムの開発を開始~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000297.000004374.html
(2018年8月10日リリース)
フューチャー、大阪大学、ファンペップの共著論文が第60回バイオ情報学研究会にて
「SIGBIO優秀プレゼンテーション賞」を受賞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000385.000004374.html
(2020年3月26日リリース)
■フューチャー株式会社 概要
代表者: 代表取締役会長兼社長 グループCEO 金丸 恭文
設立: 1989年11月28日
URL: https://www.future.co.jp
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