[福岡版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 2ヵ月連続で小幅に低下

募集賃料 小幅な上昇が5ヵ月連続

三幸エステート株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：武井重夫）は、2024年5月度の福岡市オフィス賃貸状況（空室率＆現空面積：全規模、募集賃料＆募集面積：全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率：全規模）および全国6大都市（東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡）の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年6月号福岡」を公表します。
※1：主要エリア＝福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
※調査時点：2024年5月末現在および各年12月31日時点

※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/

支店長の視点
博多駅前エリアでは品薄感が漂っている。特に好立地のビルは募集床が限定的で、複数の引き合いを集める事例も見られ、建築中ビルでも順調にテナント誘致が進んでいる。福岡空港および新幹線へのアクセス性に優れる点が訴求力となっており、福岡市の再開発促進策「博多コネクティッド」による新規供給もオフィス需要を刺激している。(福岡支店長　中村竜治)

福岡市 全規模ビル 空室率＆潜在空室率
空室率 2ヵ月連続で小幅に低下 「博多駅前」は2％台まで低下
空室率は前月比マイナス0.14ポイントの4.61％と、2ヵ月連続で小幅に低下した。建替えに伴う移転や一時需要により博多駅周辺で空室消化が進み、主な低下要因となっている。エリア別では「博多駅前」で低下傾向が続き、2021年2月以来となる2％台まで低下した。潜在空室率は前月比マイナス0.01ポイントの6.54％だった。
オフィス需要は引き続き活発で、建築中ビルでも内定が増えているが、交通利便性に課題があるビルはテナント誘致に時間を要する傾向にある。

＜空室率＆潜在空室率＞

福岡市 全規模ビル 募集賃料＆募集面積
募集賃料 小幅な上昇が5ヵ月連続 横ばい傾向が続く
募集賃料は前月比プラス16円／坪の15,075円／坪となった。5ヵ月連続の上昇となったが小幅な動きに止まっており、15,000円／坪前後での横ばい傾向が続いている。

＜募集賃料＆募集面積＞

＜福岡市 規模別 空室率＞

＜福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率＞

＜空室率の推移（6大都市 大規模ビル）＞

＜募集賃料の推移（6大都市 大規模ビル・主要駅前地区）＞

三幸エステートHP：https://www.sanko-e.co.jp/

三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社（1977年5月17日設立）は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。