Relicホールディングス、大学向けウォーターサーバー事業を展開する「GokuGoku」設立、広告収益モデルで“学生の健康”と“環境配慮”を実現
内定者による学生起業としてスタートアップスタジオ初の支援事例に

株式会社Relicホールディングス(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:北嶋貴朗)は、ゼロから千の大義ある事業と大志ある起業家・事業家を創出することを目指すスタートアップスタジオ「Relic Startup Studio : ZERO1000 Ventures」の第8号案件として「株式会社GokuGoku(ごくごく)」(以下、GokuGoku)を設立しました。GokuGokuは、健康的な大学生活を支援することを目的に、広告収益型ウォーターサーバー事業を展開していきます。なお、GokuGokuではこの度、名古屋市内の大学において、今年度の後期日程より実証実験の実施が決定しました。
代表取締役を務める岩佐舞音は、Relicホールディングスの中核事業会社である株式会社Relicの2026年卒内定者であり、今回の起業はスタジオ初の「学生による起業」となります。
Relicグループでは、「志ある挑戦に、再現性と可逆性を持たせる」ことをテーマに、年齢や肩書にとらわれない柔軟な起業支援を行っています。今回の取り組みは、起案者が抱く想いやアイデアを、支援スキームと組み合わせて具現化した象徴的な事例です。Relicグループは今後も、新卒・内定者を含む若手人材の挑戦を積極的に支援し、事業を共創してまいります。
■GokuGoku 設立背景
近年、大学生の健康管理や生活環境の改善が重要視される中で、十分な水分補給の機会を確保することが課題となっています。特に経済的な事情からペットボトルの飲料購入を控える学生も多く、水道水の利用をためらう傾向も見られます。パナソニックが実施した全国調査(20歳~59歳の男女4,700人対象)によると、約半数が水道水をそのまま飲むことに抵抗を感じていることが分かりました。(※)このことから、大学構内で自由に飲める安全な水の提供が求められている実態が明らかになっています。
また、全国の大学数は810校、大学生の総数は約263万人に上り、この市場は大きな成長の可能性を持っています。GokuGokuが実施した名城大学の学生243人を対象とした調査では、学内で無料で利用できるウォーターサーバーの設置に対する高い関心が示されました。
さらに、環境問題への意識の高まりも、本事業の意義を強める要因の一つです。日本国内では年間約250億本のペットボトルが消費されており、その廃棄やリサイクルが環境負荷の原因となっています。ウォーターサーバーの導入によって、ペットボトル飲料の購入を減らし、持続可能な社会の実現への貢献が期待されます。
これらの背景から、学生の健康促進、大学のイメージ向上、企業の広告効果、さらには環境負荷の軽減という多方面へ価値提供できると考え、GokuGokuを設立しました。
※ パナソニック「水と生活に関する全国調査」(2024年1月実施、全国20〜59歳の男女4700人対象)
■事業内容

GokuGokuは、大学内にウォーターサーバーを設置し、すべての学生が無料で水を飲める環境を提供する事業です。金銭的な理由で水分補給を我慢することがないようにし、健康的な大学生活を支援することを目的としています。本プロジェクトは、ウォーターサーバーの利用データ管理、広告収益モデル、デジタルサイネージの活用を組み合わせた新しいビジネスモデルで運営されます。
<特徴>
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無料で利用できるウォーターサーバーの設置
大学内にウォーターサーバーを設置し、学生が自由に水を飲める環境を提供します。利用に際してはQRコード認証システムを導入し、適正な利用を促進します。
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広告収益モデルの採用
デジタルサイネージ広告やアプリ内広告を活用し、スポンサー企業からの広告費によって運営費を確保します。1時間あたり2分間隔で24回の広告配信が可能なプランなど、多様な広告メニューを用意し学生への認知を形成します。
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リピーター促進の仕組み
30回の給水ごとにおにぎりクーポンを配布し利用促進を図るなど、各大学の環境や利用状況に応じて施策を実施します。また、専用アプリを通じて収集される利用者データをマーケティングへ活用できます。
■今後の展望
2025年度中の大学への初号機導入を目指し、大学関係者やスポンサー企業への提案活動を積極的に進めています。学生の健康促進や環境負荷の軽減に貢献するとともに、企業にとっても魅力的な広告価値を提供できるよう、今後も事業拡大を目指してまいります。
■代表者コメント

株式会社GokuGoku 代表取締役 岩佐 舞音
「挑戦には壁がつきものですが、一つひとつ丁寧に向き合いながら、共感してくれる大学やスポンサー企業を増やしていきたいです。学生の生活にとって本当に価値のあるインフラになると信じて、全力で取り組んでいきます。」
■株式会社GokuGoku会社概要
会社名:株式会社GokuGoku
代表者:代表取締役 岩佐 舞音(名城大学 経済学部 産業社会学科所属)
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿3丁目9-29 シェビア恵比寿2階
設立:2025年2月19日
事業内容:広告収益型ウォーターサーバー事業
■「ZERO1000 Ventures」概要
ゼロから千の大義ある事業と大志ある起業家・事業家を連続的・同時多発的に創出する業界初の全方位型スタートアップ・ベンチャー共創プログラム。国内トップクラスの4,000社・20,000件以上の新規事業開発を行ってきたRelicグループのアセットを活用し、起業家や起業を志す挑戦者が、不要なリスクやコストに悩むことなく存分に事業開発に集中できる環境を提供し、事業の持続的成長を全面的に支援します。2023年1月の開始以降、8つの企業を設立しています。
また、学生の挑戦を支援する「ZERO1000 Ventures for student」も展開しており、学業と両立しながら起業に挑む学生を対象に、資金・機能支援・事業開発支援を一貫して提供しています。
▼ZERO1000 Ventures公式サイト
https://relic.co.jp/services/zero1000_ventures/
▼ZERO1000 Ventures for student公式サイト
https://relic.co.jp/services/zero1000_ventures_student/

株式会社Relicホールディングス
■Relicホールディングス 会社概要
会社名:株式会社Relicホールディングス
代表者:代表取締役CEO 北嶋 貴朗
旧本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
事業内容:グループ会社の経営企画/管理・経営支援及びそれに付帯する業務、スタートアップスタジオ「ZERO1000 Ventures」の企画・運営
コーポレートサイト:https://relic-holdings.co.jp/
【採用情報】
Relicグループ各社において、現在ビジネス職・開発職ともに積極的に採用募集しています。詳しくは採用サイトをご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社GokuGoku 担当:岩佐
TEL: 03-6455-0735
E-MAIL:kitayama.mao.21@gmail.com
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