FX投資、個人投資家の多くが安値圏で逆張りの模様 USD/JPY(米ドル/円)の取引が活性【外為どっとコム総研FX投資家調査2023年1月】
株式会社外為どっとコムの完全子会社である株式会社外為どっとコム総合研究所(以下、「外為どっとコム総研」、本社:東京都港区、代表取締役社長:竹内 淳)は、個人投資家の外為投資に役立つ外国為替情報の調査・研究を行なっております。今回、FX投資家の実態を調査しましたので、お知らせします。
目次
1.一般社団法人金融先物取引業協会FX投資家動向まとめ
2.株式会社外為どっとコムFX投資家動向まとめ
2-1. FX取引における実現損益
2-2.通貨ペア別取引者数
2-3.平均取引数量
2-4.口座の開設期間
2-5 .FX投資の年齢分布
2-6 .FX口座開設者動向
3.まとめ
1. 一般社団法人金融先物取引業協会FX投資家動向まとめ
また、取引金額上位の5通貨ペアは、USD/JPY(米ドル/円)・GBP/JPY(ポンド/円)・AUD/JPY(豪ドル/円)・EUR/JPY(ユーロ/円)・EUR/USD(ユーロ/米ドル)の順で、上位に対円通貨ペアが並んだ。
左軸-取引金額、右軸-ポジション計
グラフ中のデータ単位は百万円。
2. 株式会社外為どっとコムFX投資家動向2023年1月
【調査概要】
調査対象:株式会社外為どっとコムのFXサービス「外貨ネクストネオ」利用者(約58万口座)
調査機関:株式会社外為どっとコム総合研究所
調査対象:調査期間中にFXサービス「外貨ネクストネオ」の新規口座開設およびFX取引をした顧客
調査期間:2023年1月2日7:00 ~ 2023年2月1日7:00
調査方法:対象期間中の取引データより抽出(特定の個人を識別できないよう個人情報を匿名化した上で行っております。)
2-1.FX取引における実現損益
FX取引における実現損益でプラスは52.8%、マイナスは47.2%となった。収益は前月比11.1%ポイント改善し、2カ月連続で50.0%を下回ったところから持ち直した。日銀の政策修正期待や、米引き締め減速観測に一喜一憂したものの、全体的に限られたレンジで振幅したため、個人投資家が収益を伸ばす機会に恵まれたと推察する。
通貨ペア別取引者数のトップ10は、USD/JPY(米ドル/円)・AUD/JPY(豪ドル/円)・GBP/JPY(ポンド/円)・EUR/JPY(ユーロ/円)・EUR/USD(ユーロ/米ドル)・MXN/JPY(メキシコペソ/円)・GBP/USD(ポンド/米ドル)・NZD/JPY(NZドル/円)・AUD/USD(豪ドル/米ドル)・ZAR/JPY (南アフリカランド/円)の順。
全取引者のうち、4割近くがUSD/JPY(米ドル/円)取引を選好する様子は変わっていないものの、中国の経済活動の再開期待から、同国と交易関係の結びつきが強いとされるオーストラリアの通貨であるAUD(豪ドル)がシェアを伸ばした。
FX投資家の1注文あたりの平均取引数量は3.8万通貨(38Lot)と前月から増加。昨年秋まで小口化傾向が続いていたが、そこから回復傾向にある。円安が一服し保証金が低下したことで、個人投資家のリスク許容度が改善したと思料。USD/JPY(米ドル/円)は、1Lotあたり5,400円の必要保証金(2/13時点、法人口座除く)がかかるため、1注文あたりの必要保証金額は約20万5,200円となる。MXN/JPY(メキシコペソ/円)は、1Lotあたり300円の必要保証金(2/13時点、法人口座除く)がかかるため、1注文あたりの必要保証金額は1万1,400円となる。
取引をしたFX投資家の口座開設後の期間は、平均104カ月(8年7カ月)と前月からわずかに縮小した。
FX投資家の年代別では40代が33%と最多で、次に50代、30代と続く。性別は、男性が8割近くを占めた。
新規にFX口座を開設した投資家は、30代が最多となり、続いて40代、20代、50代の順となった。30代と40代、20代と50代が各々拮抗しており、口座開設における世代間の差は縮小した。
2023年1月のUSD/JPY(米ドル/円)は127.225円から134.771円で振幅。短期的なポジショニングの偏りなどから個人投資家の視線が定まりづらい局面はあったが、日銀の金融政策を巡る修正期待や米国のリセッション観測を手掛かりとして、USD(米ドル)安・JPY(円)高が進んだ局面で、JPY(円)買いポジションを手仕舞い、JPY(円)売りポジションを構築するなど、個人投資家が機敏に行動した様子が窺えた。
過去の調査結果は、マネ育ch(https://www.gaitame.com/media/ )よりご参照ください。
カテゴリー:「投資家調査」
当社の最大の役割は、お客様にとって信頼に足るパートナーとして貢献すべく、価値ある情報を提供することです。外国為替のプロフェショナルという自負のもと、個人投資家の皆様が外国為替取引を行う際の一助となれるよう、さまざまな活動に取り組んでまいります。
■会社概要
株式会社外為どっとコム総合研究所(https://gaitamesk.com/ )
所在地:東京都港区東新橋2-8-1
代表取締役:竹内 淳
事業内容:(1) 国際金融市場・経済に関する調査、研究、及びその情報の提供、販売 (2) 外国為替取引等に関する調査、研究 (3) 投資に関する各種セミナー、講演会、イベント等の企画、運営及び実施 (4) その他
資本金:50,000,000円
主要株主:株式会社外為どっとコム
1.一般社団法人金融先物取引業協会FX投資家動向まとめ
2.株式会社外為どっとコムFX投資家動向まとめ
2-1. FX取引における実現損益
2-2.通貨ペア別取引者数
2-3.平均取引数量
2-4.口座の開設期間
2-5 .FX投資の年齢分布
2-6 .FX口座開設者動向
3.まとめ
1. 一般社団法人金融先物取引業協会FX投資家動向まとめ
- 店頭FX取引、出来高は1000兆円台を回復
また、取引金額上位の5通貨ペアは、USD/JPY(米ドル/円)・GBP/JPY(ポンド/円)・AUD/JPY(豪ドル/円)・EUR/JPY(ユーロ/円)・EUR/USD(ユーロ/米ドル)の順で、上位に対円通貨ペアが並んだ。
取引金額とポジション
左軸-取引金額、右軸-ポジション計
グラフ中のデータ単位は百万円。
2. 株式会社外為どっとコムFX投資家動向2023年1月
- 個人投資家の収益改善-AUD(豪ドル)のシェア拡大
【調査概要】
調査対象:株式会社外為どっとコムのFXサービス「外貨ネクストネオ」利用者(約58万口座)
調査機関:株式会社外為どっとコム総合研究所
調査対象:調査期間中にFXサービス「外貨ネクストネオ」の新規口座開設およびFX取引をした顧客
調査期間:2023年1月2日7:00 ~ 2023年2月1日7:00
調査方法:対象期間中の取引データより抽出(特定の個人を識別できないよう個人情報を匿名化した上で行っております。)
2-1.FX取引における実現損益
FX取引における実現損益でプラスは52.8%、マイナスは47.2%となった。収益は前月比11.1%ポイント改善し、2カ月連続で50.0%を下回ったところから持ち直した。日銀の政策修正期待や、米引き締め減速観測に一喜一憂したものの、全体的に限られたレンジで振幅したため、個人投資家が収益を伸ばす機会に恵まれたと推察する。
取引参加者の損益
2-2.通貨ペア別取引者数
通貨ペア別取引者数のトップ10は、USD/JPY(米ドル/円)・AUD/JPY(豪ドル/円)・GBP/JPY(ポンド/円)・EUR/JPY(ユーロ/円)・EUR/USD(ユーロ/米ドル)・MXN/JPY(メキシコペソ/円)・GBP/USD(ポンド/米ドル)・NZD/JPY(NZドル/円)・AUD/USD(豪ドル/米ドル)・ZAR/JPY (南アフリカランド/円)の順。
全取引者のうち、4割近くがUSD/JPY(米ドル/円)取引を選好する様子は変わっていないものの、中国の経済活動の再開期待から、同国と交易関係の結びつきが強いとされるオーストラリアの通貨であるAUD(豪ドル)がシェアを伸ばした。
通貨ペア別取引者数
2-3.平均取引数量
FX投資家の1注文あたりの平均取引数量は3.8万通貨(38Lot)と前月から増加。昨年秋まで小口化傾向が続いていたが、そこから回復傾向にある。円安が一服し保証金が低下したことで、個人投資家のリスク許容度が改善したと思料。USD/JPY(米ドル/円)は、1Lotあたり5,400円の必要保証金(2/13時点、法人口座除く)がかかるため、1注文あたりの必要保証金額は約20万5,200円となる。MXN/JPY(メキシコペソ/円)は、1Lotあたり300円の必要保証金(2/13時点、法人口座除く)がかかるため、1注文あたりの必要保証金額は1万1,400円となる。
平均取引数量(単位:Lot)
2-4.口座の開設期間
取引をしたFX投資家の口座開設後の期間は、平均104カ月(8年7カ月)と前月からわずかに縮小した。
口座開設期間(単位:カ月)
FX投資家の年代別では40代が33%と最多で、次に50代、30代と続く。性別は、男性が8割近くを占めた。
取引参加者の年齢構成
2-6.FX口座開設者動向
新規にFX口座を開設した投資家は、30代が最多となり、続いて40代、20代、50代の順となった。30代と40代、20代と50代が各々拮抗しており、口座開設における世代間の差は縮小した。
口座開設者の年齢構成
2023年1月のUSD/JPY(米ドル/円)は127.225円から134.771円で振幅。短期的なポジショニングの偏りなどから個人投資家の視線が定まりづらい局面はあったが、日銀の金融政策を巡る修正期待や米国のリセッション観測を手掛かりとして、USD(米ドル)安・JPY(円)高が進んだ局面で、JPY(円)買いポジションを手仕舞い、JPY(円)売りポジションを構築するなど、個人投資家が機敏に行動した様子が窺えた。
過去の調査結果は、マネ育ch(https://www.gaitame.com/media/ )よりご参照ください。
カテゴリー:「投資家調査」
当社の最大の役割は、お客様にとって信頼に足るパートナーとして貢献すべく、価値ある情報を提供することです。外国為替のプロフェショナルという自負のもと、個人投資家の皆様が外国為替取引を行う際の一助となれるよう、さまざまな活動に取り組んでまいります。
■会社概要
株式会社外為どっとコム総合研究所(https://gaitamesk.com/ )
所在地:東京都港区東新橋2-8-1
代表取締役:竹内 淳
事業内容:(1) 国際金融市場・経済に関する調査、研究、及びその情報の提供、販売 (2) 外国為替取引等に関する調査、研究 (3) 投資に関する各種セミナー、講演会、イベント等の企画、運営及び実施 (4) その他
資本金:50,000,000円
主要株主:株式会社外為どっとコム

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