クレディセゾン、“レジェンド社員”10名の経験を可視化し、AIで知見を資産に変える新プロジェクトを2026年5月より開始
―業務の属人化解消と次世代への知見継承を推進―
株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員COO:水野 克己、以下:当社)は、重要な業務を長年牽引し“レジェンド”とも呼ばれるベテラン社員が持つ豊富な経験と判断力を可視化および標準化し、 AIツールなどを用いて若年層ひいては部門への知見として昇華させる新たな人材活用施策を2026年5月より本格化します。 本取り組みは、AIを前提とした業務変革を進めるCSAX戦略(※)の一環として、個人の暗黙知として蓄積されていたノウハウを組織全体で共有可能な資産へ転換することを目的としています。
※CSAX戦略:2025年9月より始動。「Credit Saison AI Transformation」の略で全社員3,700人を対象にAI活用を当たり前とする文化を築き上げ、2027年度末までに累計300万時間(2019年対比)の業務削減を目指す


【背景】
生成AIの急速な普及により、業務効率化が進む一方、判断根拠の不透明化や若年層のAI依存といった新たなリスクも顕在化しています。特に日本においては高齢化が進む中、経験豊富な人材の知見をいかに共有できるかが企業競争力の鍵となっています。また、2026年の在職老齢年金制度改定により、国内で働くベテラン層の就業機会が拡大すると見込まれる中、こうした経験をいかに組織の資産として活用するかが求められています。当社は、ベテラン層の経験値こそがAI活用の質を高める重要な要素であると考えています。豊富な業務知見は、AIの出力を適切に評価・活用するだけでなく、組織として資産化すべき判断材料の基盤となります。さらに、それらの知見を周囲へ展開することで、個人の経験に依存しない形での人材育成にもつながります。AIとベテラン層それぞれの強みを生かし合うことで、知見の価値を個人から組織へと拡張し、持続的な価値創出も可能となると考えております。
【概要】
■取組み内容
本施策では、CSAX推進担当者が伴走しながら、各部門のベテラン社員が担ってきた属人業務について、業務の整理と可視化を行います。あわせて、これまで個人の経験や勘に依存していた判断プロセスを言語化し、AIの活用を前提とした形で再設計することで、誰もが再現可能な業務プロセスへと転換してまいります。これにより、これまで暗黙知として個人に蓄積されていた知見が組織全体で共有され、判断の標準化と意思決定の高度化を実現します。結果として、属人化の解消とともに、組織全体の生産性向上につなげてまいります。また、可視化の過程においてAI以外の手法が適切と判断される場合には、他ツールも含めた最適な業務設計を検討し、実装してまいります。
■対象社員(各部門のベテラン層人材)
希望した部門から参加者を募り計10名(50代中心)を選出して本施策を展開し、結果によっては全社展開に向けた第一歩となります。
・【50代/総務部門】
「属人化の塊のような存在」と自負、総務業務におけるベテラン社員。
・【50代後半/ファイナンス部門】
チームの業務におけるキーパーソン、「業務でわからないことがあったら何でも聞いて」とチームに頼りにされるベテラン社員。 など
■日程(予定)
2026年4月 キックオフ
2026年5月 知見の抽出作業(月3回を予定)
2026年6月 中間報告会
2026年7~9月 知見の抽出作業
2026年10月 全体報告会(成果の共有、全社展開に向けた提言を行う)


【 取締役(兼)専務執行役員CDO(兼)CTO 小野のコメント】

当社は2025年9月に「CSAX」を発表し、全社的なAX(AI Transformation)を推進しています。AIの活用は業務効率化にとどまらず、人と組織の知的生産性を大きく変革するものです。
生成AIは若手社員にとって親和性が高い一方で、ハルシネーションといった課題も抱えています。そうした中で、実務経験に裏打ちされたベテラン社員の洞察は、AIを正しく活用する上で不可欠です。
本取り組みは、CSAX事務局の伴走により、ベテラン社員の知見と生成AIを結びつける挑戦です。当社は今後も、世代を越えた協働を通じてAXを加速してまいります。
【今後の展開】
当社は、全社的なAI活用を推進する「CSAX戦略」のもと、本取り組みを各部門へ展開し、AIを前提とした業務再設計を進めてまいります。
そして、これまで経験を重ねてきた社員が持つ高度な暗黙知を可視化し、全社の知見へと昇華させていくことで、業務効率化にとどまらない意思決定の高度化による新たなイノベーションの推進と価値創出の実現を目指してまいります。
本取り組みを通じて、経験豊富な社員が、自らの知見を組織へ展開する役割と次世代人材育成の担い手となり、新たな領域での価値発揮へとつながる仕組みの構築を推進してまいります。
【会社概要】
株式会社クレディセゾン
所在地:東京都豊島区東池袋 3-1-1 サンシャイン 60·52F
代表者:代表取締役(兼)社長執行役員COO 水野 克己
URL:https://corporate.saisoncard.co.jp/
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