B2福岡|終盤に逆転を許しホーム開幕戦を勝利で飾れず
2025年10月11日(土)に開催した、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 シーズン【ライジングゼファーフクオカ vs.福島ファイヤーボンズ】戦は、“福岡 72-78 福島”で福岡の敗戦となりました。

【試合結果】
【福岡】72-78【福島】
1Q 21-24
2Q 24-19
3Q 17-15
4Q 10-20
【戦評】
<前半>
いよいよ2025-26シーズンのホームゲームが開幕。
第1クォーターは#34アギラールのダンクシュートで先制し、会場を一気に沸かせる。第1節の静岡戦で病気療養から復帰した#28井手も、鋭いドライブからファウルを受けながらタフな一投を沈め、移籍後初得点を記録。
さらに#0會田、#32狩野、#5リードの3Pシュートも決まり、序盤から積極的なオフェンスを展開するが、ファウルが重なりリズムを崩すと、福島の堅実なシュートに押され3点ビハインドで第2クォーターへ。
第2クォーターは#24バーレルのインサイドが冴え、力強いプレーで加点。#5リードもドライブやミドル、3Pシュートと多彩な得点パターンで前半だけで14得点をマークし、攻撃をけん引する。福島も高確率で得点を重ね、互いに譲らない拮抗した展開が続く。
<後半>
第3クォーターは両チームの守備が光り、序盤は前半とは打って変わってロースコアの展開となる。そんな中でも着実にファウルを奪い、点を重ねる。前半から流れに乗るリードがさらに得点を重ね、4点リードで最終クォーターへ。
第4クォーターは、福島に立て続けに3Pシュートを沈められ、逆転を許すも、バーレルのダンクシュートや力強いインサイドで再び流れをよびこみ、再度リードを奪う。しかし、終盤に立て続けにシュートを許し、ホーム開幕戦を勝利で飾ることはできず。
全体を通してセカンドチャンスポイントの獲得に苦慮した。
個人ではリードが24得点をマークし存在感を示した。
【コメント】
福島雅人HC
開幕で本当に良い環境を整えていただき、たくさんのファンの皆さんにもお越しいただきました。
試合内容としては、先週の課題だったペースの部分やオフェンス面が少し改善されたと思います。第4Qではターンオーバーが5つ、3Pシュートも4本決められ、遂行力や試合のクロージングの部分で差が出てしまいました。高さがあってボールプッシュもできるマニゴールト選手への対応として、リバウンドとトランジションをこの1週間徹底してきましたが、そこに差が出てしまったのは修正が必要です。
怪我の影響でメンバーが揃っていない状況ではありますが、我慢強く戦うことが求められています。今年のチームは昨年とはまったく違うチーム。昨季の悔しさを最後に返すつもりで、慌てず、粘り強く戦っていきたいと思います。
また、リバウンドからの3Pを多く許してしまった点も課題です。カウンタードライブやカッティングをどう使って相手ディフェンスを収縮させるか。チーム全体に少し力が入りすぎているので、もう少しリラックスしてプレーできるようにしていきたいです。
青木龍史選手
今日はホーム開幕戦という中で多くのファンの方々に来ていただき、勝ちたかったというのが率直な気持ちです。4Qで10点しかとれなかったことが敗戦の要因だと思います。もっとチームとして僕たちのバスケを、特に1番最後の大事な場面でもっといいプレーができるように修正していきたいです。
特に今日は1番大事な場で停滞してしまい、相手に気持ちよく3Pを決められてしまいました。もっと僕が得点したり、いいオフェンスの流れにもっていきたいです。
今日停滞していたよくない時間帯の時になぜそうなったのかを見直して、いくつか自分でイメージしているものを試合の映像を見直しながら、明日は全力で遂行するのが鍵だと思います。
個人的には、福島のシューターである中野選手やポイントガードのキーパーソンとなる選手がつく場面があるので、個人の1対1でプレッシャーを与えたいと思います。
寒竹隼人選手
ホーム開幕戦ということで、福岡のブースターの皆さんの前で迎える最初の試合だったので、チームとしてもすごく気合いを入れて臨みました。
いい時間帯もあったのですが、勝負どころの第4クォーターで、どうゲームを締めるかという部分でまだ手探りなところが出てしまい、相手に勢いを与えてしまいました。
結果的に点差が開いてしまい、悔しい敗戦になりました。
それでも前半から我慢強く、自分たちのいい流れでプレーできていた時間もあったので、その時間をもっと長く、自分たちのペースで40分間戦えるよう、チームとして成長していきたいと思います。
自分たちがやってきたことを信じて、アグレッシブに、自信を持ってプレーすることが一番大事だと思っています。僕たちのポテンシャルはまだまだこんなものじゃないと思っていますし、応援してくださる皆さんに「今年のライジングは期待できるな」と感じてもらえる試合をしたいです。
勝っても負けても「また観に行きたい」と思ってもらえるようなチームであり続けたいと思います。
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