齋藤 孝の「インプット力」と「アウトプット力」を自らが徹底分析! 期待の新刊『知的生産力』発売。
膨大な情報から、
どのように「知的な情報」をインプットし、
どのように知的なアウトプットに変えていくか。
著者が実践している、知的生産のすべて。
<はじめに>
人間の脳は、「単調なことの繰り返し」や「新しさを感じないもの」に対して、退屈感を覚えます。校長先生の朝会の講話が「退屈」だと言われるのは、子どもたちの知的好奇心を満たしていないからです。
私の中学時代の校長先生は、知的生産の高い先生でした。
校長先生は、大学で教鞭をとったこともあるルネサンスの専門家です。朝会ではルネサンスを題材にしながら、新しい文化を生み出す楽しさや、思想、文学、美術、建築などの素晴らしさを話してくれました。
私が校長先生の講話に飽きることがなかったのは、知的な満足感があったからです。
文化人類学者の故・梅棹忠夫氏は、著書『知的生産の技術』(岩波新書)において、「知的生産とは、『頭をはたらかせて、なにかあたらしいことがら――情報――を、ひとにわかるかたちで提出すること』」と定義しています。
知的生産とは、「知的情報を生産すること」であり、新しさ、意外性、気づきをわかりやすく伝えることなのです。
http://books.cccmh.co.jp/list/detail/2413/
<もくじ>
第1章 今日から始める知的生産──アウトプットを始める前に
アウトプットを想定して、インプットする
先にアウトプットの形を決めると、インプットの質と量が決まる
扱うテーマが知的であれば、アウトプットも知的になる など
第2章 アウトプットの基本形──知的な素材をどのようにアレンジするか
「引用+コメント」が、アウトプットの基本形
すでにある素材をアレンジして、誰も見たことがない表現を作る
視覚に訴えて、受け手に強いインパクトを与える など
第3章 ビジネスで使うアウトプット──質の高い仕事をするために
3色ボールペンは最強のアウトプットツール
キーワードを早く正しく取り出す技術
メモを習慣にして、アウトプットの精度を高める など
第4章 働き方のマインドセット──結果を出すために、どう考えるか
考え方を変えなければ、知的生産性は変わらない
働き方の3タイプ「労働者」「職人」「芸術家」
準備が整っていなくても、チャレンジする など
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