B2福岡｜延長戦でも福島の追い上げを止められず敗戦
2025年10月12日（日）に開催した、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 シーズン【ライジングゼファーフクオカ vs.福島ファイヤーボンズ】戦は、“福岡 80-88 福島”で福岡の敗戦となりました。
【試合結果】
【福岡】80-88【福島】
1Q 22-12
2Q 28-17
3Q 13-19
4Q 10-25
OT 7-15
【戦評】
＜前半＞
第1クォーターは#24バーレルがブロックやリバウンドで存在感を示し、多彩なシュートで得点を重ねる。#5リードはGAME1の勢いそのままに、出場直後からミドルシュートや3Pシュートを沈めてオフェンスをけん引。さらに#34アギラールの3Pシュートも決まり、ディフェンスとオフェンスがかみ合う好スタートを切った。
第2クォーターは#8青木のスティールをきっかけに流れを引き寄せる。勢いに乗った福岡はリードとアギラールが引き続きオフェンスの中心として躍動し、2人で28点を記録する。ディフェンスでも集中を切らさず、攻守がかみ合う中で主導権を握り、前半を21点リードで折り返した。
＜後半＞
第3クォーターは前半とは一転し、福島のリズムあるオフェンスに押される時間が続く。青木が積極的に得点を重ね2桁得点に到達し、#32狩野の3Pシュートも決まるが、相手の高確率なシュートに苦しみ、リードを縮められる展開となる。
第4クォーターも福島に得点を許す苦しい立ち上がりに。タイムアウトで修正を図るも福島の勢いは止まらず、ターンオーバーが重なり苦しい時間帯が続く。狩野の3Pシュートで追い上げムードを一時断ち切るが、その後も福島の得点が続き、終盤で同点に追いつかれ試合は延長戦へ。
＜OT＞
リバウンドに苦しみ、我慢を強いられる展開が続く。延長戦に入っても福島の勢いを止めることができず、最終的に80-88で敗れホームゲーム初勝利を挙げることはできなかった。
【コメント】
福島雅人HC
コメントが見つからないくらい、してはいけないゲームをしてしまいました。前半と後半で内容がまったく異なり、前半はGAME1の反省を活かしてポゼッションを大切にする意識が見られましたが、後半は逆戻りに。ボールが止まり、孤立する場面が多く、改善が必要です。タイムアウトやメンバーチェンジでも流れを立て直せず、最終的には私の責任です。
遂行力が欠けた時間帯がありました。相手に簡単にボールを渡したり、組み立てのないオフェンスをしてしまったり、リバウンドを取られたりと、相手のペースに飲まれてしまう。どこかで歯止めをかけて、落ち着いてクロージングする力が足りていません。本来は勝って反省したかった試合ですが、今一度、目指すべきバスケットを見失わないようにしたい。重たい2連敗になりましたが、この経験が次への糧になってくれたらと思います。
全員に言えるのは、もっとリバウンドを頑張らなければならないということ。次節の愛媛戦もサイズのある相手でタフなゲームになりますが、がっかりさせてしまったブースターの皆さんに、良い試合をお見せしたいと思います。
パブロ・アギラール選手
前半と後半を比べると、まるで別のチームのような内容になってしまいました。後半だけを見ると、ディフェンスが緩んでしまったり、オフェンスの流れも全く作れず、プロとして、してはいけない試合展開だったと思います。
まだシーズン序盤ではありますが、今日の敗戦を通して、個人としてもチームとしても、今後どこを改善しなければならないのかを改めてしっかり見つめ直すきっかけにしたいと思います。
自分は負けるのが本当に嫌いです。シーズンは長いですが、始まり方よりも“終わり方”が大事だと思っています。オフェンスでもディフェンスでも、練習で積み上げてきたことを試合につなげていかないと、シーズンの最後にいい結果は得られません。練習から、そして試合の中でも、チームとしてもっとひとつにまとまっていけるように取り組んでいきたいと思います。
【ハイライト】
【バスケットLIVEで見逃し配信を見る】
すべての画像
