商品パッケージ刷新、ユニバーサルデザインの第三者認証を取得
~「炊き込み御膳」8月1日(火)リニューアル発売~ ~お客様に「伝わるデザイン」を追求~
■ 第三者評価を受けるまでの経緯
Glicoグループは、すべてのお客様にわかりやすく安心して商品をご利用いただけるよう、取り組みを推進しています。その一環として、商品パッケージのユニバーサルデザインの表示に関するガイドラインを作成しているところです。一部の商品では、カラーユニバーサルデザインへの対応や、文字の表記のみではわかりづらい部分を視覚で伝わりやすくするため、ピクトグラムを導入しています。
「炊き込み御膳」は作り方や調理時の注意表示(ケア表示)など、お客様にお知らせしたい情報が多くある一方、パッケージに記載されている文字情報が多く、「見てもわかりづらい」「書いてあるが分かりにくい」という声がお客様センターに多く寄せられていました。
■ ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)より、UCDA認証「伝わるデザイン」を取得
一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)より、商品パッケージについて専門家と生活者から評価を受けました。専門家の評価では、「情報量は適正か」、「ユーザーに要求する指示・行動がわかりやすいか」、「文意のハードルがないか」など、9つの項目を分析されました。
生活者、専門家それぞれの評価をもとに、一部の曖昧な表現を「容量の関係で具材があふれて炊けないことがあります」など、明瞭な表現に変更し、お客様が判断しやすいように改善しました。さらに、文章が長くなりすぎないよう、過剰な尊敬語を使わないようにしました。
この結果、同協会より「炊き込み御膳 とり五目」について、デザインの「見やすさ」のみならず、ユーザーの理解度まで検証して「伝わりやすさ」を認証する、UCDA認証「伝わるデザイン」を取得しました。
<ご参考>
一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA、東京都中央区)
UCDAは、保険・金融商品の説明資料や申込書、食品・医薬品のパッケージ表示など人々の生命・財産・健康に関わる重要な情報が「見やすく、わかりやすく、伝わりやすく」デザインされているかを評価・認証している第三者機関です。https://ucda.jp/ucda.html
■ 「炊き込み御膳」の商品パッケージの主な変更点
8月1日に発売する「炊き込み御膳」について、商品パッケージの主な変更点は以下の通りです。
1.見やすく
カラーユニバーサルデザインに対応し、注意表記の背景色を黄色に、文字の色を赤色からオレンジ色に変更しました。
レイアウトを見直し、関連する情報ごとにエリアを分けました。
<具体例>
商品の説明やホームページの情報を上部にまとめました。
内容物(具とだし)の配置を、作り方と横並びにしました。
2.わかりやすく
作り方を簡潔に説明し、手順を白抜き文字や太字で目立つようにしました。
「名称」「原材料名」など題目を一括表示する欄で、それぞれの区切りを太字にしました。さらに、行間を広めにとりました。
アレルギー物質のコンタミネーションに関する表示(原材料にはないアレルギー物質が、混入してしまう場合の注意喚起表示)を、青色の太字に変更し、より視認性を高めました。
3.伝わりやすく
曖昧な表現を使わず、「容量の関係で、具材があふれて炊けないことがあります」など明瞭な表現に変更し、お客様が判断しやすいようにしました。
■ 8月1日にリニューアル発売する「炊き込み御膳」の商品概要
■ Glicoグループのユニバーサルデザインに対する取り組み
Glicoグループは、年齢、性別、文化、身体の状況などにかかわらず、すべてのお客様にわかりやすく安心してご利用いただける商品をお届けすることを目指しています。「炊き込み御膳」の商品パッケージ刷新も、ユニバーサルデザインへの取り組みのなかから生まれました。
また、ダイバーシティ&インクルージョンの観点から、社内でユニバーサルデザインについて理解を深める活動を推進しています。
<直近の事例>
・専門家を招いた社内での講演会の実施
・プレゼンテーション資料のフォーマットのデザイン追加
Glicoグループ社員がインクルージョンを体験・実践しやすいツールとして、
視覚過敏、色覚多様性などの「見る」機能に関する特別なニーズに配慮した
プレゼンテーション資料のデザインを開発し、フォーマットの選択肢として追加しました。
■ 「炊き込み御膳 とり五目」商品パッケージの裏面
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