【千葉県佐倉市】『漫画家生活30周年 こうの史代展 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり』佐倉市立美術館で開催中!

『夕凪の街 桜の国』(手塚治虫文化賞新生賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞)『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)で知られる、こうの史代の全貌に迫る原画展、開催!

佐倉市

■会場 佐倉市立美術館(千葉県佐倉市新町210番地) 

■会期・開館時間 

開催中~10月2日(木)まで 10時~18時(最終入館は17時30分)

※月曜休館、但し、9月15日(月)は開館、9月16日(火)は休館

■料金

一般1,000円/大学生800円/高校生以下無料

20名以上の団体は2割引となります。

※学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。

※障碍者手帳のご提示で、ご本人様とお付き添いの方1名は無料となります。

1《この世界の片隅に》2007年 ©︎こうの史代/コアミックス.

 「漫画家生活30周年 こうの史代展」は、佐倉市立美術館にて好評開催中。

 今年で漫画家生活30周年を迎える漫画家・こうの史代のデビュー前から最新作にいたるまでの活動を 500枚以上の漫画原画や挿絵原画、絵本原画、コンテやメモ、初公開の制作風景動画などで紹介しています。

 展覧会は10/2(木)まで。

「圧倒的な原画の量で、30年の画業を楽しませて頂きました」。

「間口が広い、奥が深い、笑いがたのしい」。

「ボリュームがすごい。出し惜しみが全くない。ぜいたくでした」。

などなど、来場者のみなさまからたくさんの感想が届いています。

こうの史代のえがく線を、色を、物語を、浴びるように楽しめる展覧会です。

本展は現時点で関東地方の他会場へ巡回予定無し。

会期終了間際や休日は混雑が予想されますので、平日のご来場がおすすめです。

どうぞお⾒逃しなく!

■見どころ

漫画家こうの史代の過去最大の展覧会

 大ヒット作「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」の原画展はこれまで数多く開催されてきましたが、デビューから現在までを網羅した大規模な回顧展は、本展が初めてです。500枚以上の漫画原画を展示、膨大な挿絵原画、絵本原画、作品のコンテやメモ、ブログ「こうのの日々」に登場するスケッチブック、制作風景を記録した初公開の映像など、こうの史代の画業のすべてがわかる展覧会です。

2《夕凪の街 桜の国》カバーイラスト2004年 ©︎こうの史代/コアミックス

関連イベント情報公開!

図書館の中のこうのさん 

 こうの史代さんミニトーク。

 図書館好きのこうのさんが、図書館と本について、図書館でおしゃべりします!

【出演】こうの史代(漫画家)、福永信(「こうの史代展」監修者/小説家)

【日時】9月20日(土)11時から(40分程度)

【場所】夢咲くら館(千葉県佐倉市新町40-1)1階 ゆめさくひろば

【定員】50名(事前申込不要)

【協力】青幻舎プロモーション

「こうのさんといっしょに漫画を朗読してみよう!

こうのさんと一緒に、みんなでこうのさんの漫画を「朗読」してみます。

ん? そもそも、漫画を朗読ってどうやるの?!

わからないけど、おもしろそうだし、やってみるか…

というわけで、来てくれた人みんなで、ひとコマずつ、朗読してみます。

何を朗読するか、お楽しみに!

【出演】こうの史代(漫画家)、福永信(本展監修者/小説家)

【日時】9月20日(土)14時から読み終わるまで(!)

【場所】美術館4階ホール

【定員】99名

事前申込不要、参加無料(ただし、本展チケットが必要です)、入退場自由

3《ぴっぴラ帳(ノート)》1巻カバーイラスト2000年 ©︎こうの史代/コアミックス

こうの史代さんブックフェア

 こうの史代さんは図書館に行くのが好きでした。「趣味は図書館通い」とプロフィールに書いていたほどです。

 そこで、佐倉市立美術館では、道路を挟んだ向かい側にある、佐倉図書館と協力して、こうのさんが読んできた本やこうのさんの著作を紹介するブックフェア「図書館の中のこうのさん」を開催することにしました。

 選書は、本展・監修者福永信さんで、彼による解説集も配布しています。展覧会にお越しの際は、ぜひ、お立ち寄りください。

こうのさんにお手紙が書けるよ! 

 本展会場内に、ファンレターを書くコーナーを設けます。展覧会を見てくださったかたなら、どなたでもご参加いただけます。会場内にある特製ポストに投函してください。こうのさんに直接お渡しします。ふるってご参加くださいね。

9月20日(土)までの限定公開作品も!

  本展初日と2日目に、こうの史代さんが当館で描いた幅10mのライブペインテイング作品を期間限定で全幅広げて展示しています。佐倉市にちなんだ桜の花も、是非探してみてください。

4《百一 hyakuichi》2018年 ©︎こうの史代/日本文芸社

 

5《星月夜》(「太田川」表紙、広島太田川ライオンズクラブ、1996年) ©こうの史代
6 WEEKLY漫画アクション新人賞募集イラスト、1992年 ©こうの史代

7《ありがた屋のよいちべえ》(投稿作、1995年) ©こうの史代

 

8《ぴっぴら帳(ノート)》口絵、2004年 ©︎こうの史代/コアミックス

 

((描く人)) ©️こうの史代

プロフィール

こうの史代

1968年広島市生まれ。広島大学理学部中退。放送大学教養学部卒。1995年、「街角花だより」の連載で漫画家デビュー。インコとの日常を描く4コマ漫画「ぴっぴら帳(ノート)」で人気を博す。ニワトリと少女のユニークな日々を綴ったショートストーリー漫画「こっこさん」、子供の心を見開きページに釘付けにしたカラー漫画「かっぱのねね子」も同時期に連載。夫婦の気ままでコミカルな永遠の一日を捉えた「長い道」、こうの自身より年齢が上の主人公を初めて描いたドタバタ二世帯喜劇「さんさん録」でさらなる新境地を開く。原爆の被害とその後に続く“終わっていない”日々を真摯に紡いだ「夕凪の街 桜の国」を発表し、話題に。同作で第9回手塚治虫文化賞新生賞、第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞、映画化やドラマ化もされた。広島の軍都・呉の戦災を描く「この世界の片隅に」は、戦前から戦後まで、個人の時間を奪う戦争の惨禍のすべてを、日常の低い視点から力強く描いた。本作は第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、またアニメーション映画(片渕須直監督)がロングラン大ヒットを記録。こうのにとっても集大成的な作品となった。その後も漫画という表現に対する好奇心は尽きず、非凡な才能炸裂のエッセイ漫画「平凡倶楽部」、ボールペンだけで古事記を忠実に漫画化した「ぼおるぺん古事記」(古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞)、東日本大震災の翌年から描き継がれている「日の鳥」、漫符を素材にした画期的な漫画図鑑「ギガタウン 漫符図譜」、百人一首と遊んだ華麗なるカラー1コマ漫画「百一 hyakuichi」など、ひとつとして似ていない作品を続々と発表。最新作「空色心経」では般若心経とコロナ禍の日々を2色の糸で撚り合わせるように重ね、時空を超えた世界と日常を結んでみせた。ブログ「こうのの日々」では「空色心経」の制作過程やインコTさんとの日常、日々のスケッチなどを公開している。

監修者

福永信(ふくながしん)

1972年東京都生まれ。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)芸術学部中退。1998年、短編「読み終えて」でリトルモア・第1回ストリートノベル大賞を受賞し小説家デビュー。主な小説集に「アクロバット前夜」、「コップとコッペパンとペン」(表題作でユリイカZ文学賞受賞)、「星座から見た地球」、「一一一一一」、「実在の娘達」などがある。アンソロジー編集に「こんにちは美術」、「小説の家」(第4回鮭児文学賞受賞)、企画編集に「フジモトマサル傑作集」、展覧会企画協力に「カワイオカムラ ムード・ホール」展、「絵本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界」展、「芦屋の時間 大コレクション」展など。「遠距離現在 Universal/Remote」展図録に短編小説を寄稿。2015年、第5回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。

アクセス

【車】東関東自動車道佐倉インターより約15分、「夢咲くら館」駐車場等をご

利用ください。(台数に限りがあるため、なるべく公共交通機関をご利用ください。)

【公共交通機関】

◇京成佐倉駅南口より徒歩8分、または、京成バス千葉イースト「JR佐倉駅」方面行きで「佐倉市立美術館」下車すぐ。

◇JR佐倉駅北口より徒歩20分、または、京成バス千葉イースト「京成佐倉駅」方面行きで「二番町」下車すぐ。

【お問い合わせ】

佐倉市立美術館

住所:千葉県佐倉市新町210番地

TEL:043-485-7851

URL:https://www.city.sakura.lg.jp/section/museum/

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会社概要

佐倉市

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URL
http://www.city.sakura.lg.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
千葉県佐倉市海隣寺町97番地
電話番号
043-484-1111
代表者名
西田 三十五
上場
-
資本金
-
設立
1954年03月