新穂高ロープウェイ中間エリアのリニューアルを実施します
名古屋鉄道と奥飛観光開発(本社:岐阜県高山市、代表取締役社長:川瀬 裕之)は、新穂高ロープウェイのさらなる魅力向上に向けたリニューアルの第二弾として、鍋平高原が広がる中間エリアをリニューアルします。中間エリアでしか味わえない北アルプスの迫力や大自然がもたらすさまざまな魅力をカラダ全体で感じ、ココロを動かす体験を提供します。
本リニューアルは、名鉄グループ中期経営計画で掲げる「魅力ある地域づくり・まちづくり」の一環として両社が連携して取り組むものであり、環境省が中心となって進めている「中部山岳国立公園南部地域利用推進協議会」など、関係諸団体や地域の皆さまと共に世界水準の山岳リゾートを目指します。
詳細は下記の通りです。
1.リニューアル開発の全体コンセプト

世界水準の豊富な資源をもつ中部山岳国立公園内にある新穂高ロープウェイ。最大の魅力は「雄大な自然そのもの」と捉え、ここを訪れるお客さまに槍・穂高連峰をはじめとする3,000m級の山々の眺めとともに上質で特別な体験を味わっていただきたいという想いを込め、3つのエリア(山麓・中間・山頂)共通のコンセプトとしました。
2.開発計画エリア

3.中間エリアの開発計画概要
(1)リニューアルコンセプト
全体コンセプトに基づき、中間エリアのリニューアルコンセプトを「自然と共鳴できる体験時間を味わい尽くす」と掲げました。雄大な北アルプスに囲まれた標高約1,300mの高原で、手が届くほど近くに自然を感じられるこのエリアの特性を生かし、奥飛騨の豊かな自然や文化をより深く感じられる機会を提供します。
(2)計画概要
①しらかば平駅
○1階 お土産ショップ
しらかば平駅1階で軽食やお土産を販売していたテイクアウト「パノラマ」は、売り場面積を大幅に拡張し、落ち着いた雰囲気の中で、お客さまにゆったりとお買い物をお楽しみいただけるお土産ショップへリニューアルします。
店名は『TSUMUGI STORE』と新たに名付け、飛騨の名産品をはじめとした幅広い商品ラインナップを揃えるほか、見ているだけで楽しくなるような商品解説も用意し、当地の奥深い魅力が感じられるお買い物体験を提供します。
さらに、アウトドアブランド「mont-bell」の専門グッズコーナーを新たに設け、新穂高ロープウェイ周辺のアクティビティに最適な高機能アイテムも豊富に取り揃え、お客さまの多様なニーズにお応えします。
・オープン日:2025年10月1日(水)
・店舗面積:202㎡

~店舗名称『TSUMUGI STORE』に込めた想い~
『TSUMUGI STORE』…飛騨地方を訪れるお客さまと地元の特産品、生産者の想いを
“つないで” “つむいで”いく賑わいのあるショップになるようにとの想いを込めました。

②鍋平高原 屋外空間
○自然散策路
植物をはじめとする自然観察のサインを拡張するなど、学びながら森の中を散策できるようリニューアルし、全長1.5kmの自然散策路の魅力向上を図ります。
また、自然散策路の入り口にある空間を広場としてリニューアルします。
ここでは丸太渡りや伐採木を使ったオブジェ等を新たに設置し、風の通り抜ける空間での休息や、森林浴をお楽しみいただけます。
・オープン日:2025年度内を予定
○ロープウェイ駅周辺
鍋平高原駅としらかば平駅間の歩道を整備するほか、レストスペースを新設し、これまで以上にくつろげる環境を提供します。
・オープン日:2025年度内を予定
・対象面積:約1,500㎡

(3)今後の開発計画
リニューアルの第一弾として進めていた山頂エリアは2025 年冬頃に完成します。
2026年度以降も中間エリアの魅力向上につながるリニューアルを計画しているほか、 山麓(新穂高温泉)エリアについても、同エリアの特長を生かしたリニューアルを順次検討していきます。
詳細が決まり次第、別途お知らせします。
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