[名古屋版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 3ヵ月連続で小幅に低下
募集賃料 前月から小幅に下落
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年6月度の名古屋市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年7月号名古屋」を公表します。
※1:主要エリア=名古屋市名駅エリア・栄エリア・伏見エリア
※調査時点:2024年6月末現在および各年12月31日時点
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
2026年3月竣工予定の「N325計画」の建築が進んでいる。栄エリアの中心部に位置し、ホテル・オフィス・シネコン・商業からなる複合施設となる。高さは200m超とテレビ塔(中部電力MIRAI TOWER)を超え、既に複数社が内定している模様だ。2025年の供給量は低水準に止まるものの、2026年は栄エリアを中心に3万坪超の大量供給が予定され、移転を検討するテナントの注目を集めている。(名古屋支店長 妹尾哲也)
名古屋市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 3ヵ月連続で小幅に低下 「名駅」は0.5ポイントの大幅な低下
空室率は前月比マイナス0.07ポイントの4.55%となり、3ヵ月連続で小幅に低下した。ビルグレード改善が目的の移転等で空室消化が進んでいる。エリア別では「名駅」が前月比マイナス0.5ポイントの大幅な低下となった。潜在空室率は前月比マイナス0.16ポイントの6.18%だった。
拡張や立地改善を図る移転等、オフィス需要は前向きな動きが中心となっており、比較的大口の需要も増加傾向が継続している。
<空室率&潜在空室率>
名古屋市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 前月から小幅に下落 12,000円/坪台半ばで推移
募集賃料は前月比マイナス91円/坪の12,448円/坪となった。前月から小幅に下落したものの、募集賃料は引き続き12,000円/坪台半ばで推移している。
<募集賃料&募集面積>
<名古屋市 規模別 空室率>
<名古屋市 全規模ビル 主要エリア 空室率>
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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