産福連携「新宿アール・ブリュット企業展」開催~障がい者や高齢者のアート作品を通じ相互理解を深める~
12月20日(水)~22日(金)10:00~18:00 @新宿モノリスビル18階
前回の展示会の様子(左)と前回の大賞、特別賞作品(左から)
■開催の背景
2017年に障害者職業総合センターが公表した調査によると、民間企業に就職した身体障がい者1328人のうち1年後も働いていたのは60.8%で、知的障がい者(497人、68.0%)、精神障がい者(1206人、49.3%)を含めても、3割~5割の障がい者が1年以内に職場を離職しています。
高い離職率は、企業が「障がい者が身近におらず、どう接したらよいのか分からない」などの障がい者への理解が不足したまま雇用し、その結果、障がい者が「人間関係がうまくいかない」などと悩んで離職するという構図が考えられます。
また、「接点を持つ機会が少ない」というのは、障がい者だけでなく、高齢者に対しても同じ課題が考えられます。そこでネオキャリアは、新宿区内で地域社会貢献活動を推進する企業連合「新宿区CSRネットワーク」と、区内44の社会福祉法人から構成される「新宿区内社会法人連絡会」と協働で、障がい者・高齢者が作成した「アート作品」を通じて相互理解を深めてもらおうと、「新宿アール・ブリュット企業展」を企画しました。
今後、障がい者の法定雇用率が段階的に引き上げられ、新たに障がい者を雇用する企業の増加が予想されます。同時に、障がい者への理解が不足した企業側の環境で、「雇用のミスマッチ」が高まることも懸念されます。人材総合サービス会社として、こうしたミスマッチを可能な限り防ぎたいとともに、今回の展示会に出品される作品を通じて、障がい者・高齢者アーティストの活躍の場を提供してまいります。
※「アール・ブリュット」とは、フランス語で“生の芸術”という意味。「正規の美術教育を受けていない人による芸術」や「既存の美術潮流に影響されない表現」等と説明されることが多いです。現代では、さまざまな解釈がありますが、「“福祉”と“芸術”という2つの視点が存在し、多様性や一人ひとりの個性の重要性を受け止める芸術」という解釈もあります。
■展示会概要
日時 :2023年12月20日(水)~22日(金)10:00~18:00
会場 :ネオキャリア 新宿サテライトオフィス エントランスホール
(東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリスビル18階)
出展内容 :新宿区の福祉施設を利用する障がい者や高齢者が制作した絵画、書道等
展示作品数:約60作品を予定
選考方法 :新宿CSRネットワーク加盟企業の社員などによる投票によって決定
各賞と表彰:最高賞の「企業特別賞」3名、「優秀賞」5名、「佳作」2名
※各賞、賞状および副賞を贈呈いたします。
2024年2月に表彰式の開催を予定。
2024年3月以降にはネオキャリアオフィス内に受賞作品のレプリカを飾ります。
■展示会考案者のコメント
ネオキャリア 社長室
サステナブル推進担当 高山 功平
職場の環境改善を目指す社内プロジェクトに参加したことが「新宿アール・ブリュット企業展」開催のきっかけです。職場を明るくするために「絵」を飾りたいというプロジェクトメンバーの声からサステナブル推進担当の視点で福祉アートを飾りたいと考え、普段からお世話になっている福祉施設に相談し、実現することができました。アートという「接点」を通じて福祉施設の方々の可能性が拡大し、アートの力でオフィスの環境を華やかにするという、今回のような活動を地域の方々と連携しながら増やしていきたいと思います。
■取材について
下記いずれかの方法で必要事項を記載いただき、エントリーをお願いします。
(1)Googleフォームからのエントリー 下記リンクからエントリーください。
https://forms.gle/68m1XwdiQHSeE2cu6
(2)メールでのエントリー 下記アドレスへご連絡ください。
koho@neo-career.co.jp
必要事項:お名前、貴社媒体名、貴社名、部署名、連絡先(電話番号)、希望取材日時
■会社概要
会社名 :株式会社ネオキャリア
所在地 :東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル
代表者 :代表取締役 西澤 亮一
事業概要:人材事業、ヘルスケア事業、グローバル事業他
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